【FF14】7.0 黄金のレガシー のワクワクとガッカリ

黄金のレガシーのメインストーリーと各種討滅戦を終わらせたので、ネタバレありで感想を残しておこうと思います。
ポジティブな内容だけではなく、ネガティブな内容も含みます。ポジティブな点を先に、その後でネガティブな点を纏めます。


大雑把な評価

メインストーリー:25/100点
ロールクエスト:?/100点(終わってない)
サブクエスト:?/100点(終わってない)
追加されたダンジョン:90/100点
追加された討滅(真・極):90/100点
追加されたマップ:70/100点
追加されたBGM:70/100点
ジョブ調整:40/100点
ギャザクラ:80/100点
グラフィックアップデート:90/100点

現時点での総評(平均ではない):50/100点 ぐらい

【良】 グラフィックアップデート

自分の環境・キャラ的には恩恵を多く受けたので嬉しいアップデートでした。
特に草や木々、山、クリスタルやエレクトロープなど光る物体の表現力が段違いに上がっているのが目に見えてわかり、背景に見入るなど没入感が凄まじかったです。リビングメモリーは特に圧巻でした。

また、キャラクターの表情や髪の表現力も向上しており、自キャラが益々好きになりました。
これは種族によってはマイナスに働いているケースも耳にしているため一概には言えませんが。

黄金前に PC のスペックを大幅アップデートしたため、フルに恩恵を受けられたのも大きかったと思います。

【良】 ID と 討滅戦

吉P が「ストレスを取り除きすぎた部分を少し戻す」的な発言をしていた記憶が新しいが、その宣言通り少し難易度が上がり、ギミックの真新しさが目立っていた。

特にエキスパートID と各種討滅戦では初見では見破り辛いギミックも多く、ノーデスでクリアできないものも存在した。
が、一度ミスると「あーなるほどね」となるものが多いためそこまでストレスではなかった。

よく話題に上がる遊園地の頭被せてくる1ボスはストレスには違いないが、適度な緊張感を持てるため実はそこそこ楽しめている。
捕まった人の上を通過すると結構安全に回避できることに気づいたり、画面を凝視するタイミングに単純な操作のスキルを取っておく、などの工夫の余地が生まれる方が、何も考えずにボタンを連打するだけのボスより楽しい。

なにより、初見時や1ミスしたあとにギミックを見切り、予想通りに解決したときの爽快感がエグい。

【良】 追加されたBGM

Lv95~100ID のBGM、ソリューション9 とリビングメモリーの BGM が抜きん出て良いと感じた。アルカディアの BGM は神がかってた。特に4層。
あとは個人的には平凡だったかも。
トライヨラがジャズ調 BGM なのは好きでも嫌いでもないが、落ち着かないと感じた。

トライヨラ = ジャズ? という印象を受けたが、ラテン・ジャズ というぐらいなのでルーツを考えると、これは自分の理解が浅いだけなのかも。

【悪】 ジョブ調整

これが一番辛い。
自分はヒーラーメインなのでヒーラーに対するアップデートについていくtか。

① スキルローテーションの変化の無さ。
殆ど変わってない。申し訳程度にスキルの名前が変わったり、ダメージアビが1種増えただけ、みたいなのばっかりで飽きる。
昔はジョブ別に「新たにできることが増えました」という感じだったのに、今はPHはBHに、BHはPHに近づきました!というだけ。

② PH と BH の境目がより曖昧に
PH に強力な軽減スキル、BH に強力なHP戻しスキル が追加。
ジョブ別の特徴とは?PH と BH で組むメリットとは??白はまだしも占星万能すぎてもう全員占占もしくは賢学ペアで良くね?バリアが無いと死んじゃう状況なんて零式3~4 の初週と現行の絶ぐらいでしょ。
そりゃ攻略は楽になるだろうけど、軽減が得意なヒーラーが好きで遊んでいた身としては、賢者出すより占星の方が軽減もヒールもできて楽しいんじゃないかとすら思える状態で笑えない。
BH でもっと軽減したかったな。

③ ヒーラー以外にヒールと軽減渡しすぎ
BHに新しい軽減スキルが何も配られなかった割に、DPS にヒールスキルが配られまくり、ヒーラーが何もしなくてもHPが戻る始末。
ヒーラーの楽しみ大分減ったな、という感じ。

【悪】 メインストーリー

メインストーリー進めるの苦痛すぎて。

ウクラマト

ウクラマトを好きになるのに失敗したのが一番大きい要因だったのかも、と思った。

連王を継ぐに相応しい器となるまでの成長過程を描きたかったのは良くわかりますが、あまりにもウクラマトがメインすぎる。何をするにもどこへ行くにもウクラマトウクラマト。
最初から最後までイキリ散らす割にはヒカセンが居ないと何もできない。最後の討滅戦もヒカセンに任せたのかと思いきや、途中で割って入ってくる始末。ヒカセン(自機)がいる必要あります?強い敵倒すだけの役目?それも中途半端にしかやらせていただけない?ゾンザイな扱いが過ぎるな・・・と感じた。

あとキャラ付も、こいつは男らしいキャラというより何もかもに粗雑なキャラなだけ、って感じだった。
途中まで「お前のことが知りたい」と言う割に、永久人に関しては一方的にシャットダウンしてて、おいおい・・・と感じた。アーテリスの民に危害が加えられるのを防ぐ必要があったための判断だというのは理解するが・・・。

あと、急に「手を繋いでいてほしい」「ずっと側に居てほしい」みたいな発言を天然キャラでブッ放してくるのが気色悪かったが、これは既にこの時点でこのキャラが嫌いだったからそう感じたのだと思う。

設定の粗さ

  1. ウクラマトが誘拐されるシーン、暁含め皆油断しすぎ。

  2. ウクラマトが自国の民のことを全然知らない。そんなことある?

  3. 黄金郷のゲートを味方が必死に守っている間に観光する突入組み。

  4. ゾラージャいなくなったのに「家族」は誰も気にしない。探そうともしない。なにゆえ?

深掘りの浅さ

深堀ってほしい点が色々深掘られないままストーリーが進んだように感じられ、とても残念だった。

① ゾラージャ
自分の子を捨て、大量にトライヨラの民を虐殺したあと、ヒカセンに討滅された直後に突然自らのトラウマを暴露し始める。
なんとなく察してはいたものの、急に何言うてんの?感が拭えなかった。
もうちょっと心情の描画とかしてもらえてたら共感できたのかも。

② グルージャ
なんで産んだの?母親誰?なんで捨てたの?想像はできるけど事実が何も分からずイマイチ同情できない。

③ 荒野
ここの西部劇、何のために存在したの?w
そりゃヴァンガード突入への下準備だったのは分かるけど、別にそれするために荒野の西部劇が必須かと言えば全然別の流れでも良かったよね、って思うぐらいには関係ない話がずっと続いていた。
南北アメリカ大陸の話するからには西部劇とネイティブアメリカンの話しないとでしょ!感があって薄ら寒い。
こんなしょうもないこと見せてる時間あったら後続の2点をもっと描いてほしかった。

④ クルルの両親
別れのシーンはとても良かった。けど、もっとやれたよね?なんかあっさりしてない?
願ってもなかった再開でぎこちないという演出がやけに目立ってちょっとアレだった。

⑤ エレネッシパとフカキワ
クルルの両親よりマシだったが、もうちょっとフカキワが別世界に囚われ、「新しいもの」と触れ合えなくなった辛さとか、愛する息子と生き別れになった苦悩とかを描いてくれていたら、最後の「息子は自分の夢を継ぎ、新たな世界を探し求める生き方をしてくれている」というフカキワの喜びに共感できたのにな、と思う。

⑥ アレクサンドリア
FF9 大好きなんですけど、到着したら滅びてるアレクサンドリアとか、申し訳程度にオマージュしたFF9要素とか辞めてほしかった。原作レ◯プも甚だしい。
「君の小鳥になりたい」「空に記憶を預ける」が出てきたとき、あまりの薄っぺらさに悲しくなった。

⑦ ウクラマト
ぶっちゃけこの人ももうちょい過去を深堀りしてくれたり、家族関係深ぼってくれてたら共感できたところ増えたのかな。

自キャラの扱い

誰かの成長を見守るストーリーでもいいけど、自分のキャラが主人公であってほしかったな。NPCが主人公です、とか寒くて仕方ないし純粋に楽しくない。

まとめ

IDの難易度が上がってヒーラーでも結果として楽しく遊べているけど、DPSで遊んでいる方がより楽しいので、最近はピクトマンサーを必死に練習していたりします。
いつか、ヒーラーで遊ぶ楽しみが戻ってきたらいいな、と願っています。

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