第一戦略:美徳の言語を話す


ヴァーチューズ・プロジェクトの5つの戦略。まずはじめは「美徳の言語を話す」というものです。
言葉には2種類あります。人を勇気づける言葉。人を挫く言葉。この二つです。
ヴァーチューズ・プロジェクトが目指すのは「人を勇気づける言葉」を当たり前に使う人になること。
「自己肯定感を上げる」とか「承認欲求を満たす」ということが取り立たされていますが、そもそも、自己肯定感は生まれながらにあり、生まれながらに承認されている存在なんですよね、私たち一人一人は。
ですが、人間社会に出ると目減りしていくものでもあるようです。
それはなぜか。「人を挫く言葉」を使う人が多いから。特に日本人は謙遜を美徳として、自己や家族などを低く扱う癖がありました。
ですから、ヴァーチューズ・プロジェクトの第一戦略である「美徳の言語話す」ということからつまずくことが多く、「承認されても、受け取れない」ということが多いのです。
ここで大切なのは「美徳の言語」を話すこと。「美徳の言葉」を使うのではないのです。
52の美徳の言葉があります。それをただ使うのではなく、言語として話していくことがキモなのですね。
「新しい言語を学ぶように、美徳を話す」ということです。日本語としてではなく、美徳語として新しく身につけていくのですね。
どういうことかというと、「私はあなたのこういうところに〇〇の美徳を承認します」という承認の決まり文句があります。
これが日常でさらっとコミュニケーションの中で出てくるかどうかです。
自然な会話の中で「あなたのこういうところに〇〇の美徳を見つけたわ」とか「今の行動は〇〇の美徳が輝いているね」と変えても大丈夫ですが、さらっと言えるかどうかだと思います。
もちろん最初は勇気がいります。
海外に行って、拙い英語で伝わるか不安なのと同じです。
ですが、慣れてくると自然と話せるようになっていきます。
美徳もそれと同じことです。
まずは「美徳の承認」誰かに話すのに勇気がいるなら、はじめは自分自身を承認してみましょう。1日頑張った自分へ、「今日のあなたのこんなことをしたところに〇〇の美徳を承認します」という感じで。
これまでもこのブログでやってきたので、過去記事を参考にして、美徳の言語を磨いてみてくださいね。
感謝を込めて

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