第一戦略:美徳の言語を話す②


この間から、ヴァーチューズ・プロジェクト5つの戦略についてお話しています。今回も第一戦略の「美徳の言語を話す」についてです。
美徳を承認することから始めるのが一番簡単なのですが、意識してもらいたいのが「レッテルを貼らない」ということです。
美徳は行動の中にあります。行動と美徳はセットなのです。「この行動」の中に「この美徳」を見つけた、というのが美徳の承認です。
ですから「あなたは優しい人ね」ではないのです。これだけを伝えていると「優しい人でないと認められない」と苦しんでしまうこともあるのです。これがレッテルですね。
美徳の承認はや行動と美徳をセットで伝える」のがポイントです。
承認だけしていれば、美徳の言語を話すということにはなりません。人は間違うものです。
そういう時にも美徳は使えます。それが「美徳の修正」です。
美徳の考え方で大切なことは、「どんな行動にも、そうせざるを得ない理由がある」というもの。つまり、どれだけ間違っている行動であっても、その人にはそれをする理由があるのです。
人は否定されると頑なになります。
いきなり「この美徳を意識して!」では伝わるものも伝わらなくなるということです。
ですから、美徳の修正をしたい時におすすめなのが「ポジティブなサンドウィッチ」という方法です。
まず、その行動をしてしまった理由を聞き、美徳を承認します。行動する理由の中に必ず美徳があります。でも、それが間違っていたのですから、承認した後に、「こっちの美徳を採用してほしい」ことを伝えます。これが修正です。ここで、「どうすれば良かった?」と具体的な行動を尋ねてみるのもいいですね。次に繋がります。そして、最後に話を聞いてくれたこと、理解してくれたことに感謝して終わります。
大切なことは人格を否定しないこと。失敗や間違いは人格否定ではないことを知ってほしいのです。
美徳の言語を話せるとそれができるようになりますよ。
※LINEブログがサ終するとのことです。終わるまではこちらで更新していきます。これまでの記事やサ終後はアメブロへと移管いたしますので、それまではこちらでお楽しみくださいね。
感謝を込めて

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