1月13日/小倉4R/障害未勝利戦【振り返り付】

基本はBOOKERSでやろうと思いますが、リクエストをいただきましたので、noteも復活して使おうと思います。

◆コース
小倉競馬場　2860ｍ　固定障害　直線芝　最終直線障害あり　障害数9　タスキあり　バンケットあり（1回）　

◆前提
スタート後、すぐに障害が2つ続きコーナーに入るので、ポジション取りは激しくならない。後方からの馬はこの後が平地区間が長くなるので、タスキ、バンケットを使ってポジションを上げられるかどうか。
最後の直線に障害はあるものの、実はここでの落馬は少なく。
昨年は、未勝利戦18鞍で最終障害での落馬は1鞍のみ。（1/14 ユーベルント＠大庭J）
直線向く前にダートコースを少し走るので加速しすぎない？
騎手も仕掛け続けていないので、完歩を合わせやすい？あたりが理由か…な？
馬場問わず、しっかり上がりを使える脚力、スタミナは必要。
最後の直線までに、基本5番手以内が必須。

◆今回の想定レースレベル
D
※過去レース評価について障害先生の主観で、SS→S→A→B→C→Dの6段階があります。このレース評価は、一度決まったら固定というわけではなく、出世馬が複数出た場合などで変動することもあります。

◆予想コメント
何が起きても文句言えず。

◆個別評価
1ビネッサ
この馬に関しては前走時の予想コメントを。
「先週評価のしどころが分からなかったけど4着に頑張ってたピンクダイヤと0.2差。緒戦は8.3秒差の7着だけど、あがりは実は1.2着馬に次ぐ3位(離されてはいるけど)。飛越は上手くはないけど、絶望するほどでもない。前走は代打の難波J。今回は先行意識高い平沢Jに乗り替わりで調教も乗れてる。中京と小倉でハイレベル戦を経験してるのは繋がると思うし、ここからでは？3歳馬は嫌だけど結局勝ち上がれませんでしたの使い込んでから障害にローテじゃなくて叩き3戦目。うん。平沢さん。ゲート出よう。」

こんなコメント書いて、◎打って、バチバチに期待したら
ゲートどころか、レースに出なかった。（ゲート潜って除外）

そして今回、除外時と同様のレースレベル想定。小倉競馬場に関しては経験のアドバンテージあり。田村Ｊも中山よりははるかに乗りなれている競馬場だし、この馬とのコンタクトもしっかりとってきていそう。馬は去勢あけになるので場体重は気にしたいが、3か月半の休み明けだし、大きすぎる変動がなければ。
理想はここで一度使って、この冬コクの2戦目が勝負な気もするけど、オッズとメンバーレベル考えたら今回ねらい目。

2ダノンクロム
障害2戦目。加矢太→中村Ｊに乗り変わり。
初戦はファジュル戦（Dランク）で、ゲート後行き脚はなく、後方を口割りながら追走。
教育回って感じの乗り方で、上りがメンバー最速の40.3。（3.27.5）
上がり使ってるから多少人気するとは思うんだけど、この走破タイム、全く価値がないと思っていて、昨年の京都未勝利戦って3戦しかないから比較しにくいんだけどクリノキララがエコロデュエル戦とファジュル戦両方走っていて、
エコロデュエル戦　3.26.9
ファジュル戦　　　3.27.1
で物差しにするならちょうどいいかなという感じ。勝ち馬の時計が6秒違うし、エコロデュエルは大障害で3着になるような馬だか一概には言えないけど…
その上がり評価する意味ある？という感じ。最低限、レースの走破タイムまとめないと、そりゃ上がり使えるでしょという。

3メイショウコホク
前走はメンバーレベル高く、スワヤンブナート戦（Ｓランク）でテン乗りの西谷Jなので初の大敗もしょうがない。デビューから前走までずっとDorCランクのレースで、そこだと3～5着と頑張れている。今回低レベル戦で小倉で頑張れる小野寺J。調教から乗っているし、時計が早くなってしまうとどうしようもない可能性はあるが、初障害馬であたり馬がいなければ前進は可能。

4メイショウキョウジ
自厩舎の馬でデビューからずっと手綱を取っている。基本的には前に行って、脚も使い切るタイプ。オープンクラスの馬だけど、ダイワメジャーだし、スタミナ勝負は厳しい。9歳馬だしね。昨年2度冬コクで走って負けているけど、超特殊レースだったホッコーハナミチ戦とテイエムナイスラン戦（Bランク 2着モルタル）だし。今回のメンバーだったら逃げ切れても。

5アルファインディ
障害2戦目、モーリス産駒。モーリス産駒はいまのところブルメンダールしか頑張れておらず、障害適性は疑問。初戦もブラックボイス戦（Dランク）でバンケット下りでリズム崩してから、流れに乗れず、上がりも使えず。障害難易度の上がる福島→小倉で買い要素は特に感じず。

6ピーターサイト
障害3戦目。「前走は無事に完走できた。今回はめどが立つ競馬を…」って言われている馬は五十嵐Jに乗り替わろうと評価できない。

7ファルコンビーク
面白いよね。なぜに君が中央で障害に？？？笑
サラオクで酒井オーナーが落札して障害に使うのか。
スマートファルコン産駒は基本的に障害レースの適性なし。
気性的な問題で力を発揮できず、障害にってやつなら考えるけど、陣営のコメントとからはその気配を感じられず。むしろ2歳時から息遣いが悪く、クロス鼻革と舌を縛ってる馬が障害レースねぇ…　滞在＆石神Jは気になるところだけどとても初戦から評価はできない。

8ジューンアマデウス
関西馬だけど、早め入厩でスクーリング済み。高田Jでコースも出てる。3勝クラスの平地力あって、吉川オーナー×高田Jと。ホッコタルマエ産駒はよくはないけど、勝ち馬4頭出せているし、走れなくはない。ダート中距離での先行経験あるし、買える要素は十分。
ただ、高田Ｊなので初戦は教育回も大いにあるので、抑える程度の評価が妥当か。

9ワイドレッジャドロ
鷲頭くん、相棒とともに初小倉。福島でいきなり馬券になられてはいるので、何とも言えないけど、コース初騎乗はわざわざ買いたくはないというのが前提。
馬は前走はハイレベル戦で気にしなくても。あんまり3キロ減がメリットってタイプでもなく。ここ2走はメイショウコホクと一緒に走っており、似たような感じ。過去コメントから直線はダートのほうがいいのは間違いなさそう。あと、陣営としては常に前々の意識はありそうなので、なだれ込める展開であれば圏内も。

10コスモチプリア
障害レースにおいて不必要なスウェプトオーヴァーボードの血を母父に発見。笑
さらには牝馬なので基本的には評価でしにくい。
平地力は前走でケイツークローンの番手から下がっているのを見ると、あぁ、ないんだなという感じ。現在小倉に滞在していて、試験も11月末に合格していながら間を空けて、試験通り草野Jでという前段階はいいと思うけども…
スウェプトの血を持つ小柄な牝馬の障害デビュー戦。うん。

11レイメイ
障害2戦目。初戦のルヴェルディ戦（DよりのCランク）では後方から飛越ももっさりした感じで、上がりも特別使えず。陣営コメントや厩舎、騎手からも2戦目で大きく変わる気配はせず。

12ベレヌス
この馬が1番人気になるのはレースレベルが低い証拠。加矢太はいったん置いといて…
初戦はレイメイと同じくルヴェルディ戦。序盤の飛越はかなり怪しく、口割ってリズムも悪く、落馬してもおかしくない部分もあった。後半はリズムがあってきてたけど、最終障害はやっぱり危なっかしく。とても平地重賞馬とは思えぬギリギリの脚で、名古屋C11組勝ちしかないラッセルリーを何とか交わして3着。前がしんどくなる福島で、好位のインにつけてあの脚では障害適性に不安しかない。前走後、「最後交わせる脚があればもっといったんですけどね」って言ってることからもスタミナ面に不安。タートルボウル×母父デュランダルだししょうがないか。
で、置いておいた加矢太を戻すと、絶対に勝ちたいし、落ちたくないし、というメンタルでしょう。大外で最初から逃げるにはちょっと難しい小倉。どうやって乗るんだろう。
スタミナ不安のある馬で逃げたくないだろうし、メイショウキョウジをマークして最後させればのイメージだとは思うが、飛越のたびにキョウジにおいてかれると思うのでそこまで上手くいくか。まあ、スタミナが持つのなら馬の平地力は抜けているだろうから、そこを活かす乗り方が、今の加矢太にできるかどうか。

◆印とまとめ
◎1ビネッサ
○4メイショウキョウジ
▲3メイショウコホク
△12ベレヌス
☆8ジューンアマデウス
×9ワイドレッジャドロ

すみません。◎攻めてみました。
単というよりかは、さすがに複メインでの本命です。
去勢あけなので、体調整っておらず何もありませんでした。もあるかもしれませんが、ゲート出れれば、ポジション取れるであろう最内枠だし、馬込みで飛越もできてたし、少ない中で経験しいるレースレベルは高いものだし、前走除外のガッカリをぜひ返してほしい。ロックユー戦、何度も見返してるけど今回のメンバーレベルなら頑張れる内容だと思うんだよな。
順当ならキョウジの逃げ切りが濃厚も、何かに差されそうで間違いないのは複ベースか。ただ、コホクが差せるポジションで追走できているかというとそれも疑問。だからベレヌスが単勝売れているんだよね。気持ちはわかる。ただ、その馬の単もめっちゃ怖い。
初障害からは記載の通り、高田Ｊがヤリなら足りてもおかしくないアマデウスで、先行叶えばワイドレッジャドロも…だけど、これも鷲頭くんで勝ち切るイメージ…なくね？
こうなってくると石神Ｊ、五十嵐Ｊ無印で大丈夫ですかってなるよね。
ファルコンビークは走れたらごめんなさい。

◆買い方
複勝　◎
3連複　◎～×　6頭BOX
今回に関しては印的に堅実もくそもなく。みんなでビネッサを応援しましょうw

～振り返り～
【レース結果】　3.10.4　良
1着　△12ベレヌス
2着　〇4メイショウキョウジ
3着　無6ピーターサイト
4着　▲3メイショウコホク
5着　無10コスモチプリア
6着　無11レイメイ
7着　無2ダノンクロム
8着　×9ワイドレッジャドロ
9着　無5アルファインディ
10着　☆8ジューンアマデウス
11着　◎1ビネッサ
12着　無7ファルコンビーク

ベレヌス
前半はやや掛かり気味も、暴走はせず3番手で折り合い重視でソツのない飛越。
強気な立ち回りで完勝。平地力を最大限に活かせたレースだった。早めにキョウジをパスして前で立ち回った、加矢太のファインプレーだと思う。

メイショウキョウジ
逃げなくてもしっかり折り合えて、飛越もほぼスムーズ。平地力の差でやられた。

ピーターサイト
この馬で逃げれるのは、さすが五十嵐Ｊ。後方から想定で差し切れずの予想なので、勝ち馬に嫌な合わされ方をしたが、交わされあともしっかり走って3着確保。これなら未勝利で戦っていける。

メイショウコホク
正攻法の乗り方。前が止まらずの4着。最終障害手前から伸びかけるも五十嵐Jにブロックされ伸びきれず。

コスモチプリア
上がり最速。とはいえ、ゴール後に余力余してたかというと？離してるのレイメイだし、詰めてるのコホクだし。
飛越がめちゃくちゃ大きいので、このままの飛越なら置き障害では厳しそう。小倉で連戦してきたらチャンスあるか。ただ、そもそものレースレベルに疑問はあるので、人気するぐらいなら疑いたい。

レイメイ
ゲートの出は普通。飛越も普通。タスキ後からコホクの後ろを取ってロスのない競馬。向こう正面で、ダノンクロムがおいていかれるタイミングで前を追えていたのはよかった。ただ、最後までは脚が続かず、チプリアに差される。

ダノンクロム
特になし。体力的にも厳しく、大きく成長しない限りは。

ワイドレッジャドロ
鷲頭くん、動いちゃいけないところで動く、ロスの多い競馬。その競馬で馬券圏内に来れるほど、馬は強くなく。やっぱり完璧に乗れて、3着争いの馬。直芝で上りも使えず。

アルファインディ
飛越は低く置き障害の方がよさそうだが、次どうこうの内容は見せられず。

ジューンアマデウス
2つ目の障害で落ちそうなくらい歩幅合わず飛越で減速。飛びも大きくスピード感はなし。最後も流しているので上がりがはっきりとはわからないがすぐ次での変わり身は疑問。

ビネッサ
ゲート後からやる気なし。馬ができてなかったのかもしれないけど、騎手からレースに参加する気も感じられなかった。次走、激的に調教内容が変わっているとか、リーディング上位に乗り変わりとかがない限り厳しそう。ただ、過去にハイレベル戦を経験していたということだけは忘れないようにしたい。

ファルコンビーク
特になし。

◆レースレベルD
レースレベルは想定通り。ベレヌスだけ、平地の脚が違くて、飛越ミスがなかったので勝ちましたという内容。昇級して通用するかは疑問。最後流していたので、まだ上があるか、それとも一杯だったか。馬場状態がよく平地力は最低限問われる内容。
昨年のように時計掛からず。

◆まとめ
ベレヌス、この馬だけ力違ったが、昇級してすぐは疑問。
メイショウキョウジ、未勝利卒業ラインぎりぎりの力量。Bランク戦とかになると馬券圏外も普通にある。
メイショウコホクはまだ卒業ラインに届かず。もう少し時計がかかって。
コスモチプリアだけ、この小倉開催でてきたらオッズと相談。