帰るべき場所ってのは……本当は、場所じゃない。人だ。いや――君だ。君がいるところだ。そこに、僕は帰る。帰らなきゃいけない。そう、君をこの手で殺せたとき、僕らはきっと、初めてわかりあえる。二人で暮らそうと思ったとき、僕らは死んじゃう系。二人でお互いを孵してあげよ。まっさらな宇宙に。

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。