今朝、僕の学校が飛び降り自殺した。グランド脇に黒々とした巨大な穴が空いている。遺書はない。第一体育館と第二体育館だけ、まるで靴を揃えたようにして残っている。校舎型にくり抜かれた巨大な穴には基礎工事のあとすら見えない。死の谷には底がないのか。ただ、びゅうびゅうと風だけが泣いている。

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。