「この戦いが終わったら、俺、結婚するんだ……」

「ここは任せて先に行け。なぁにすぐに追いつく」

「このお守り……故郷の息子からもらったんです」

――彼らが生き残れますように。

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。