思い出の馬券のお話その8 あるジョッキーの最後の騎乗

平均週一ペースで書いていたのに早々にネタが切れてしまった感がある・・・と思ってたらこれは書けるかなというネタが生まれたので記しておく。レースは2024年4月14日の中山7R、4歳以上1勝クラス。

当日は皐月賞開催日で、会場である中山競馬場は大盛況。指定席が取れなかったので行く予定はないか・・・と思っていたが、とある出来事やそれに関連するアレコレに突き動かされて入場券だけ握って船橋法典に降り立った。とある出来事については、気持ちが整理したら改めて書こうかと思う。

そして当該の7Rから馬券を購入。人気馬と穴馬のワイドボックスまたはフォーメーション縛りで、同レースは1,3,12,16のワイドボックスと、1のクィーンアドバンスの単複。横山和生、タイトルホルダーの印象が強いが、彼も結構穴馬を馬券に食い込ませてくるところがある。

4角抜けたところの高台で発走を待っていると馬場入り。実況のアナウンスで勝浦騎手の最終騎乗ということを、私はここで知った。しかも騎乗馬はボックスに組んだ16のニシノピウモッソである。終わった後で気づいたが、最終オッズは1番人気だったらしい。

レースの結果は勝浦騎手のニシノピウモッソが2着。そしてクィーンアドバンスが続いて3着となり、ワイド1点と複勝1点が的中した。会場内からは最終騎乗を終えた勝浦騎手への万雷の拍手が上がっていた。

そういえばニシノ、といえば西山オーナーの馬だな・・・と気づくが、帰りがけにツイッターで・・・

なんとも仲がいいことである。
さてニシノピウモッソという馬、戦歴を見ると序盤と最近はずっと勝浦騎手だったようだ。最後の騎乗で勝てなかったのは残念ではあるが、この馬の騎乗で騎手人生を終えられたのは、それはそれで幸せなことなのかも知れない。


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