思い出の馬券のお話その7 絞り絞って3連単

3連単的中。競馬の醍醐味の一つだと思う。あと個人的には3連複2頭流しの的中。払い戻しが万馬券になることも多く、10万、100万、果ては1千万単位の払い戻しもあって大変夢がある馬券である(納税はちゃんとしようね!)。そんな3連単馬券を少ない口数(?)で当てられたら脳汁すごいよねっていう話。


1.2通りで当てた3連単

さてそもそも中央競馬だと、最大18頭のレースになる。そこから1着2着3着を当てるなんて至難の業である。当てられる人ってどういう思考してるのか知りたいですね・・・
そこで目を付けるのは、6,7頭、多くても8頭立てのレースである。これくらいなら何となく順番も当てられそうな気がしてくるでしょ?しない?そっかぁ・・・

さて手を出したのは23年10月15日の京都3R 2歳未勝利戦。同日の京都メインレースが秋華賞GIで、リバティアイランドが牝馬クラシック3冠を達成するその日であった。

さて3Rは6頭立て。頭数が少ないので仮に3連単を的中させても払い戻し数百円となること必至なので、手広く買いすぎるとトリガミになりやすい。今回のレースは2歳未勝利戦でどの馬も戦歴浅いので参考になる情報は少ない。記憶はあいまいだが、この時は上がりのタイムと鞍上で比較したような気がする。
買い方としては、1着2番サトノシュトラーセ、2着3番ワーキングアセット、3着に4番、5番という、3連単フォーメーション2通りとしてそれぞれ500円ずつ計1,000円とした。あとは保険として1番の単勝300円。
結果はリンク先の通りで3連単が見事的中し、1,590円×5.0倍の7,950円を得た。小躍りである(なおこの土日は秋華賞も3連単を当てているが、他のレースで惨敗してマイナスに終わっている)。

2.自分至上最高額の払い戻し

その翌週、10月21日の京都7R 3歳以上1勝クラスでは自分至上最高額の払い戻しを得た。勿論3連単である。

今回は7頭立て。早々にタイトルの「絞る」から逸れてしまうのだが、7番ハギノアルデバランを1着固定とし枝4頭着けて流したところ、これがまた的中してしまった。5番、7番人気が続いたため、払い戻し額は実に46,270円。流石に自分でも上手くいきすぎて震えていた気がする。この土日は新潟牝馬Sなども的中させて、しっかりプラスで終えられたので大変気分が良かった。
ただこれも結果論ではあるが、がっちり絞って例えば3通り500円ずつ・・・なんて買い方が出来ていれば、凄いことになっていたとも思う。

3.調子に乗って当てた地方競馬

さて2日後の10月23日の笠松7Rのことであるが、ここにあの有名な牝馬が出走していた。ジャングルポケット斉藤さん所有のオマタセシマシタちゃんである。

先述した3連単でかなりの払い戻しを得て調子ぶっこいていたこと、そして元手があったことから馬券購入を決定。出走馬は9頭であったが、それぞれ戦績を確認して、2,4,5番の3頭で決まると予想。ボックス6通りで300円ずつ買ったところ的中し、19,080円払い戻し。いつものように100円ずつであれば6,360円で終わっていたが、元手もあって2万弱の払い戻しである。「元手がある」、いい日本語だ。

4.もちろん常に当たるわけではない

当たり前の話で、外すこともある、というか当たることの方が少ない。24年2月4日東京7R 4歳以上2勝クラスのことである。

7頭立てで絞って当てようと思い、1着をまず決めようとした。戦績と鞍上との相性から6番のアスコルティアーモとするが、1番のエープラスがC・ルメールへの乗り替わりで鞍上強化だろうなとウインズ汐留で頭を悩ませた。結局、アスコルティアーモが馬体重を絞ってきたので1着として、1着6番、2着1番、3着に2,3,5番として3連単フォーメーションの3通りとした。500円ずつ計1,500円。果たして結果は、1着がアスコルティアーモと予想通りだったが、エープラスは2着に届かず3着となる。なお2着が5番であったため、フォーメーションではなく流し(12通り)にしておけば馬券は的中していたことになる。

フォーメーションか流しか、はたまたボックスか。3連単は奥が深い。

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