お絵描きを始めて1年。ビフォーアフターを見てほしい
2020年4月にお絵かきを始めて、めでたく1周年となった。
三日坊主で、とりわけ自主練が苦手なわたしが1年続けられた。すごくない!?これってすごくない!?すごいよね??(圧)
これはもうひとえにイラストのオンラインコミュニティ、「イラスト大教室」に参加しているおかげである。
☆イラスト大教室のサイトはこちら☆
https://illust-bigroom.net/
運営のかざりさんが、楽しく、しんどくなく、とにかく続けられるように、いろんな工夫や仕掛けをしてくれていて、そのおかげで楽しくお絵描きに取り組むことができ、気づいたら1年経っていた、そんな感じである。
そんな節目の時期の今回、1年間の画力ビフォーアフターについて書いてみようと思う。
Before
イラスト大教室の応募の項目に「今の画力がまぁまぁわかる画像を送ってください。何を描くか迷ったら、『全力で球を投げる野球選手』を何も見ずに描いてみましょう」というのがあった。
送ったのがこれ(2020年4月)
画材:裏紙にボールペン。
まぁ人体の形はしてるし、野球選手なのだろう。ボールとグローブ持ってるし。でもなーーーんか違うんだよなー、野球選手は投球のとき絶対こんな動きはしないぞ、でも何がおかしくてどう直したら良いのか全くわからん。
After
そんな状態だったわたしが、同じ題材と条件でどこまで描けるようになったのかというと、
こんな感じ。(2021年4月)
画材はiPadに Apple Pencilで、プロクリエイトというソフトで描いている。
さてこのアフター…うーん、どうなんだろう?
1年でここまで上達したなら上出来じゃんと思うか、いや全然じゃん何がビフォーアフターやねんと思うかは人それぞれだと思うが、まぁ何はともあれ確実に言えるのは、
1年前よりとにかく前に進んでいる。
(誰かに頼まれたり指示されたりでなく)自分で「やりたい」と思ったことに対して、ちゃんと取り組んで成長している。
それだけで100点満点だね。えらい!わたしえらい!
もう少し考察してみる&取り組んできた練習紹介
さて、ビフォーアフターで良くなったところを具体的に挙げてみると、
・斜め前から見た身体だとわかりやすくなった。左肩が手前、右肩が奥、右腕は顔の陰になる、という位置関係になっている。
・「腰を落として右足をぐっと踏み込んでいる」のがわかりやすくなって、「投げている」感じが増した。
・表情の「全力」感が増した(眉毛と口を変えた)
こんなところだろうか。
この辺は1年間人体クロッキーに取り組んできたのがすごく大きいと思う。
主にNew Masters Academy やCroquis Cafeなどの動画を見ながら、人体を短時間で描く練習をしてきた。
☆動画はこちら〜☆
あとは人体の構造と描き方を初歩の初歩から解説してくれる『ヒロマサのお絵描き講座 -体の描き方編-』で、ひたすら正面・横・斜め前・後ろから見た人体を練習した。
この本、本当に初心者の人にもわかりやすく解説していておすすめ。
ちなみにイラスト大教室には「ドリル」という、同じ課題に少人数グループで1ヶ月取り組む仕組みがあり、挫折せず練習が進むようになっている。おかげでこの本をわたしは3周して、人体を描くにあたってこれだけは外せないぞ!というポイントを頭に叩き込むことができた。
さて、野球選手の絵で、逆にまだまだだな〜と思うのはこのあたりか。
・投球という「動き」が十分に表現できていない気がする
・服のシワ、構造、縫い目などが描けていない(理解していない)ので、服がとにかく単調かつリアリティがない。グローブも同じく。
これらはそのまま、今のわたしの課題である。
動きの表現に特化した練習法「ジェスチャードローイング」や、服の描き方練習などにも、今後取り組んでみたいと思っている。
あと今回の絵、ビフォーもアフターも「何も見ずに」描いているわけだが、アフターの今痛感しているのが、
何も見ずに描くの無理〜!
練習を進めて、描けるようになったものが増えれば増えるほど、「ちゃんと描きたい!」と参考資料をしっかり探すようになった(しかも大抵複数)。
ネット上で思うように見つからなければ自分でポーズを取って自撮りしたり。
こういうのも、描き続けなければわからなかったことだ。
2年目も楽しみだぜ〜!
そんなこんなでめでたく1年描き続け、様々な学びを得て、それをまた次の絵に生かし…という感じで、わたしはものすごく良いスパイラルの中にいる。
2年目はどんな絵が描けるかな?来年の今頃のビフォーアフターはどうなってるかな?
自分にたくさん期待しつつ、今日もわくわく楽しくお絵かきしたいと思う。わくわく!