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霊を見えなくする薬

自分の目で見えないものは信じない人というのが存在する。私はIT&経営コンサルタントとして、相談員なる仕事も行っている。公的支援機関で、無料経営相談の相談員の仕事もしている。そこにやってきた一人の高齢の女性がいた。起業のご相談で、何度か相談対応していた。
とてもやさしいおばあちゃんで、世の中の困ってる人たちのために起業したいという。ときどき野菜をもってきてくれたりして、仲良くしてもらっていた。

私の孫に会ってもらえませんか?

ある日、そのおばあちゃんが私に言った。私の孫娘に会ってほしいという。何かあるのか?と聞いたところ、お孫さんは、病気なんだとのこと。 子供のころに、霊が見える」といっていたのだそうな。でも、ご両親は一切子供の話を信じず、自分の子供は病気なんだと思い、精神科を受診子供のころから何年も服薬させたのだそうな。 おばあちゃんは、最初は両親と同様に、精神病だと思っていたが、私に会って考えが変わったのだそうで、「もしかしたら本当に霊は存在するし、見える人がいるのかも」という考えに至ったとのこと。私が時々霊の話をするからだ。公的機関にいる人がそんな話をするなら・・・となったらしい。

精神病院の薬の結果


精神病院の薬がどんなものか、その子に会ったとき、一目でわかった。かわいらしい子なのだが、目線が合わず、ぼーっとしている。私の質問に受け答えはできない。ぼーっとしたままお人形のようだ。19歳というその子は、10年以上服薬している状態とのこと。 意思や自分で考える力を全部奪い取ってしまうような、そんな薬だろう。考えないので、危ない行為はしないという薬。なぜこんな子供にそのような薬を長期にわたって服用させたのか・・・💦 と憤りを感じたが、普通の感覚だと、やはり「霊が見える」は、精神病なのかなぁと。

私のばあちゃんは、霊力に関しては寛容で、私が何か不思議なことをいっても信じてくれた。 親戚の死期をあてるので、親戚はたいてい私のいうことを信じてくれる。 万が一、霊を一切信じない家に生まれていたら、自分もこうなったかもしれない。 自分が全く見えないから信じないという人は一定数いる。それでも、霊が見えなくなる薬は与えないでほしいと思う。

霊が見えなくなる薬は、気力も生きる力も奪ってしまう


では、どのように対応したらよかったのか。
見えてokと言ってあげる・・・が正解だったのではと思う。のちのち自分でコントロールできるようになるため、子供の話は否定しないで聞いてあげたい。



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