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【ぜんそく日記】検査イヤイヤ!

喘息の影響で小学4年生の時に2週間ほど入院したことがあるのですが、その間いくつかの検査をしていました。

血液検査や呼吸の検査は特別大変な検査でも無かったので困らなかったのですが、1つだけ曲者がいました…

のどの様子をカメラで見るという検査だったのですが、これが嫌で嫌でしょうがなかったのを覚えています。喘息の原因を突き止めるだったか何だったか、当時は検査の理由よりも「検査イヤ!」の気持ちが勝っていたので目的は覚えていません笑

先生に前日になって唐突にこの検査をやりたいんだけど、、、と言われ、イヤイヤながらも結局やることになってしまいました。その夜はあまりよく寝られなかったです。

当日、検査室は意外にも外来の病棟だったので検査室というよりも診察を受けるような感覚でした。

さて、いよいよカメラが始まるわけですが、口から入れるのではなく鼻に麻酔をしたうえで鼻からカメラを入れるという方法でした。親にも鼻からのカメラは楽だよと言われていましたが、緊張は全然なくなりません。

そして半泣きの状態で実際にやってみると、、、まず鼻に麻酔をかけるのが辛い!!インフルの検査に使う綿棒より硬い棒に麻酔を塗って鼻に突っ込まれるのがまあ不快でした笑 鼻だけでもこんなに嫌なのにのどまでカメラを入れるなんてとんでもない!!と思い、思いっきり泣きだしてしまいます。

病院の先生も何とかして検査をしようと泣き止むまで待ちますが、こういう時だけ勘が鋭い僕は、「泣き止んだらカメラされるぞ…」と謎の恐怖というか予測をして、それも拍車をかけて全然泣き止みませんでした。

ついに先生が根負けして、検査は中止になってしまいました。

病室に帰った僕は疲れてすぐに寝てしまいました。

起きた時には何とも言えない申し訳なさがありましたが、当時は「検査せずに済んだぜ…」という、"してやったり感"を心の奥に秘めていたのをよく覚えています(笑)

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