皐月賞 2022 予想

皐月賞2022 21:05現在単勝オッズ

近年稀にみる大混戦。1984年グレード制導入後1番人気の最高オッズは1990年1番人気アイネスフウジン4.1倍。今年はその年を上回りそうな位に割れている。
ちなみに1990年は1着3番人気ハクタイセイ、2着1番人気アイネスフウジン、3着2番人気メジロライアンの上位人気3頭で決まっているが今年はいかに。

昨年の2歳戦線を見てきて、一番クラシックで活躍が期待できそうだと思ったのは東スポ杯を上がり32.9秒の高速上がりで差し切った⑱イクイノックス。しかし、年が明け一度もレースを使う事なく皐月賞に駒を進めてきた。ぶっつけになった理由もダービーから逆算して疲労を残さない為と陣営はコメントしているようにメイチはダービーだろう。そのための叩き台が皐月賞。個人的なイメージだが、2017年レイデオロとキャラが被る。

共同通信杯で重賞馬⑭ジオクリフを破った①ダノンベルーガは当初クラシックには駒を進めると言っていたものの皐月賞への出否は未定。直前鞍上の右回りを使わない理由はないの一言で出走を表明。ただ課題の右回りを調教で試すもののトモを滑らせ、うまく走れなかったと堀先生のコメントがあるようにうまく走れない右回りに加えてG1の舞台になるので前走の勝ちっぷりで人気上昇するようなら買いづらい。

そこで本命は⑫ドウデュース。前走弥生賞組みの馬は2010年ヴィクトワールピサ以来勝利から遠ざかっている点、そして関西馬で弥生賞から皐月賞と中5週で2度の長距離輸送というのは不安材料はあるが、それよりも安定度、そして皐月賞特有のラップにビタハマりしそうな馬という事で本命に。
まず安定度で言えば、前走はトライアル仕上げに加えて道中スムーズさを欠いたレースだったにも関わらず2着と面目は保った。
皐月賞は基本的に前傾ラップになりやすく、1000m通貨も60秒を切る速い流れになる傾向がある。なので、これまでスローの後傾ラップで好成績を残して来た馬にとっては逆の流れになる事で力を発揮できずに終わってしまうケースも少なくはないが、この馬は朝日杯で前傾ラップを経験し、かつ前半58.3秒という速い流れを経験し、前傾ラップで勝利した実績があるという点を評価したい。
皐月賞で相性が良くないハーツクライ産駒と言われるものの、一昨年のサリオスが2着しているしサリオス同様に1600m重賞勝ち経験があるドウデュースなら好勝負が期待できそう。

対抗は④キラーアビリティ。気難しい面がネックもこちらもドウデュース同様に前傾ラップを皐月賞と同舞台のホープフルSで経験した点を評価。当時のメンツは威張れる程ではないが内枠に入って折り合いがつけば爆発力満点。
ここ3週、キャロットファーム+人気馬+横山武史のトリプルコンボの馬が人気を大きく裏切った過去も加味しての4番人気なら面白い。

単穴は、⑩ジャスティンパレス。こちらも前傾ラップのホープフルSで2着好走の実績あり。もう少し内目の枠を引いて欲しかった感はあるものの持ち味である先行力評価。

以下、⑦ボーンディスウェイ、⑬ビーアストニッシド、⑭ジオクリフ、⑮ラーグルフ。

穴は⑥ジャスティンパレス。ドウデュース同様に関西馬で2度の輸送は不安も、前走は0.2秒差の4着と悲観する程負けてない。2走前に負かした相手がスプリングS勝ちビーアストニッシド、ホープフルS4着フィデル、すみれS勝ちポッドボレット、フェアリーS勝ちライラックとまずまずのレベルだった。父リオンディーズ、母父アッミラーレと一見地味な血統も近親にホクトベガがいる血統でロマン派にはたまらない一頭。

人気上位の⑱イクイノックス、①ダノンベルーガを思い切って馬券外にして高配当を狙う。

馬券は馬連フォーメーション。
⑫④⑩→④⑥⑦⑩⑫⑬⑭⑮ (18)

資金配分をしてガミらないように買う。

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