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大阪杯 数字で見る、、現4歳世代は買いま...

今年の大阪杯を悩ませる一番の原因はおそらく『明け4歳世代のレベルが低い』から。
今年出走する明け4歳馬は、皐月賞馬ソールオリエンス、ダービー馬タスティエーラ、ダービー4着ベラジオオペラ。牝馬はオークス2着ハーパー、前走愛知杯勝ちのミッキーゴージャス。この5頭の大将格であるソールオリエンス、タスティエーラが有馬記念で斤量の恩恵もありながらも古馬相手に⑧⑥という結果。さらに明けて2024年中距離重賞でもことごとく勝てず。という点から『明け4歳世代はレベルが低い』と言われている。
それは本当なのか?という事で、世代間のレベルを調べてみました。
まず条件として、
期間:2024年金杯週から宮記念週まで
芝、1600m以上、1勝クラス以上で調べました。

4歳【78-71-61-483/693】
5歳【41-39-45-391/516】
6歳【13-20-20-233/286】
7歳【2-4-6-74/86】
8歳【1-1-3-52/57】

好走率全てで最も高いのは4歳世代。これをみて明け4歳世代のレベル低くないんじゃないかと個人的には思いました。これを重賞に限定すると、

4歳【3-4-3-33/43】
5歳【6-3-7-44/60】
6歳【4-4-1-40/49】
7歳【1-2-2-14/19】
8歳【0-1-1-20/22】

4歳世代の好走率がダウン。先輩世代と比較しても勝率は6歳世代に上回られる数字。ただ連対率は世代トップで複勝率も20%台とまずまず。
では、ここからさらに牡馬牝馬で成績を分けてみましょう。

○牡馬

4歳【1-4-2-19/26】
5歳【6-2-6-26/40】
6歳【4-1-1-28/34】
7歳【1-2-2-11/16】
8歳【0-1-1-20/22】

まずは牡馬。4歳世代の勝率3.8%と低調。ただ連対率、複勝率は低いという程ではない。
では、次に今年の明け4歳世代の成績が本当に低いのか?という事で各世代の牡馬が同期間の重賞でどんな成績だったかをまとめたので比較してみましょう。

4歳【1-4-2-19/26】
5歳【4-4-4-20/32】
6歳【6-1-1-19/27】
7歳【2-3-1-15/21】
8歳【3-3-4-20/30】

今年の明け4歳馬は、えげつない程に勝てていない。現6歳世代(牡馬エフフォーリア、シャフリヤール、タイトルホルダー、牝馬ソダシ、ユーバーレーベン、アカイトリノムスメ世代)の明け4歳時は圧巻。現5歳世代は明け4歳時に斤量改革初年度とは言え複勝率約38%と優秀。斤量改革2年目の現4歳世代の好走率は絶不調級。

結論は、

"現4歳世代は大きく割引く"

ただ個人的に評価据え置きしたい現4歳世代の馬は、
ベラジオオペラと牝馬のミッキーゴージャス、ハーパーは評価据え置きしたい。
ベラジオオペラはチャレンジカップ勝利後、早々に有馬記念出走を否定し目標を大阪杯に。年明けには京都記念から大阪杯のローテ発表。本来ならサウジのネオムターフに行ってもおかしくない(渡航費等全て主催者負担)はずなのに、早々に国内G1を目標にしており本気度は一番。それに加えてこれまでの順調度を考えれば評価下げる必要ない。
ミッキーゴージャスは転厩初戦が大阪杯。前走騎乗川田騎手はドバイ遠征の為今回はM.デムーロ騎手へ乗り替わり。乗り替わりの牝馬は成績イマイチも前走の早目先頭のマクりは18年同騎手騎乗のスワーヴリチャードと同じような勝ち方。スワーヴの再現に期待したい。
ハーパーは前走有馬記念は前々での競馬も9着。-10キロと大きく減らした馬体で6着馬とはタスティエーラとタイム差なしでよく頑張った方。ハーツクライの成長力と先行できるハーツ産駒は要注意必要。ミッキーゴージャスらにも言える事だが、58キロG1は牝馬に注目。

という事で、巷で言われている現4歳世代のレベルですが、過去の数字と比較すると5歳以上の世代とは劣るという結論に至りました。今後印、買い目まだまだ悩みますが最終予想の方もチェックしていただけると嬉しいです。参考になりましたらスキ、サポートお願いします!

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