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有藤記念2021 徹底分析 〜脚質編〜

皆さんこんばんは!
2021年の競馬も残すところ今週合わせて4週(最終日は12/28火曜日)となりました。JRA最後のG1レースはホープフルSですが、有馬よければ全てよし!という事で有馬記念を当てるべく徹底分析記事を先週は枠順編、そして今週の第二弾は脚質編という事でどんな脚質が好走しやすいのか?というのを過去のデータから見つけていく記事になっています。有馬記念当主週には注目馬記事も投稿しますので乞うご期待!

それでは本題の有馬記念徹底分析第二弾は脚質編!

テーマとして、
○有馬記念は本当に先行馬が有利なのか?

ということで、有馬記念枠順別成績を徹底解剖!
過去のデータからどんな脚質の馬を買えばいいのか?を見つけていきたいと思います!

ではまず過去10年3着以内馬の3角、4角位置と3角割合、4角割合(3角、4角位置÷出走頭数=3角、4角割合。3角、4角通過時に出走頭数100%に対してどれくらい位置にポジショニングしていたかを示す割合。内外を回した等のポジショニングは参考外なので悪しからず)を見てみましょう。

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好走馬全30頭中3角位置が二桁番手だった馬は11頭(36.7%)、3角一桁番手だった馬は19頭(63.3%)。

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4角位置が二桁番手だった馬は6頭(20%)、4角一桁番手だった馬は24頭(80%)。

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3角割合50.0%以内だった馬は17頭(56.7%)、50.0%以上だった馬は13頭(43.3%)
*20年〜12年は16頭で50%=8番手、11年は13頭で50%=6.5番手

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4角割合50.0%以内だった馬は22頭(73.3%)、50.0%以上だった馬は8頭(26.7%)
20年〜12年は16頭で50%=8番手、11年は13頭で50%=6.5番手
【円グラフ画像】

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ちなみに3角、4角共に一桁番手だった馬19頭(63.3%)で7勝(シェア率70%)、2着6回(シェア率60%)、3着6回(シェア率60%)。逆に3角、4角二桁番手だった馬は6頭(20%)で1着1回(シェア率10%)、2着2回(シェア率20.0%)、3着3回(シェア率30%)と信頼度でいえば3角、4角一桁番手で通過した馬、すなわち前々でレースを進めた馬の方が好走しやすいというのがわかると思います。ただし逃げ馬は過去17年1着、15年3着のキタサンブラックしか馬券に絡んでいないので、G1級の馬でないと流石に厳しい。

また過去4番人気以下で好走した馬は13頭いましたが、

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内7頭が3角、4角共に一桁番手。3角割合46.2%以内、4角割合43.8%以内と中団より前目でレースを運んでの好走。しかも15年3着キタサンブラックを除いて12頭全て馬番も一桁馬番という事で穴を狙うのであれば『先行馬+一桁馬番』というのがセオリー。
また3角二桁番手から馬券に絡んだ馬は6頭で6頭全ての3角割合は62.5%以上と差し追い込みタイプ。13年2着ウインバリアシオンを除いた5頭は4角割合も61.5%以上と中団より後方で脚をためて直線でごぼう抜きで2着、3着に好走。先程の『先行馬+一桁馬番』だけにとらわれずに短い直線だけでも追い込めそうな馬がいれば人気薄でも三連系の馬券を買う場合には手広く買っておく必要があるかもしれない。

○総括

有馬記念は先行馬が有利!軸馬、穴馬に関係なく先行馬が有利!三連系の馬券を買う場合は後方待機で短い直線だけで脚を伸ばせる馬もヒモで手広く買っておいた方が良い!ただし逃げ馬はG1級の馬でないと逃げ切り、逃げ残りは難しい。という事で迷わず先行馬を軸に馬券を組み立てていただきたいと思います!

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最後まで読んでいただきありがとうございました!



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