天皇賞春 天皇盾は"格"と"血"がモノを言う
天皇賞春。このレースは"天皇"とワードが付くくらいなので最も重要なのは『格』
一言に『格』と言っても様々あるがこのレースはG1勝ち啓、G1好走経験、そして重賞勝ち経験がモノを言うレース。
まず過去10年天皇賞春が初G1制覇だった馬は、
23年 ジャスティンパレス
18年 レインボーライン
の2頭しかおらず、過去10年の1着シェア率は20%。
今年はドゥレッツァ、タスティエーラの2頭が該当する。
では次は逆に過去10年重賞未勝利馬はと言うと、
画像の通り、21年カレンブーケドール、14年ホッコーブレーヴの2頭しか好走しておらず、残りの28頭は何かしらの重賞勝利経験のあった馬が好走している。
また今回の天皇賞春が初重賞制覇だった馬は、
こちらは90年以降、34年間のデータを参考にして僅か3頭のみと好走期待値は激低。
このビートブラック、ジャガーメイル、マイネルキッツの3頭中2頭に共通したのが"G1好走経験"で狙えるとすれば、重賞未勝利もG1好走経験があった馬は好走できる。
ただ今年はコレに該当する重賞未勝利はおらず、重賞未勝利馬を狙うのはセオリーに反する。
そして天皇賞春は"血"がモノいうレース。それ即ち血統。
この血統面では積極的に買いたい血統と狙いづらい毛を紹介したい。
まずは"狙いづらい血統という事で、父系統ネイティブダンサー系。コレに該当馬してしまうのが、ドゥレッツァ、テーオーロイヤルの2強...
父系統ネイティブダンサー系へ【0-2-1-43/46】と勝利経験がない。昨年のタイトルホルダーもレース中のアクシデントとは言えこの馬も父系統ネイティブダンサー系だった。
ただ好走例は僅かも好走した3頭に共通する点がある。
この3つの条件に該当すれば、好走する可能性がある。当日上がり3位以内という条件だけレースをやってみないとわからないが、ドゥレッツァは昨年の菊花賞で上がり1位、テーオーロイヤルは近3走3000m級のマラソンレースで上がり1位と速い上がりが使えている点からココもクリアしそう。コレさえクリアすれば好走する可能性が見えるだけに、父系統ネイティブダンサー系=軽視するというのは危険。
最後に買いたい血統ということで、
"トニービン内包馬"は直近10年では勝ちはなく、2着、3着が連発しているが、12年ビートブラック、10年ジャガーメイルが勝利している。
今年コレに該当馬する馬は、
シルヴァーソニック、マテンロウレオ、スカーフェイス、チャックネイトが該当。
この4頭は人気薄で馬券の相手には入れて高配当に期待したい。
最終的な予想は土曜日夜までに記事にしますのでそちらも読んでいただけると嬉しいです。
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