キズナ産駒について思った事を書いてみました。

皆さんお疲れ様様です!あゆさんです!

今日はキズナ産駒でついて自分なりに思いついた事を考えてみたので長々となってしまいますが書いてみました。あくまで私の主観ですので、ここはこう思うなど感想がありましたらコメントなどをいただけると嬉しいです。

キズナ
父ディープインパクト
母キャットクイル
母父ストームキャット
クロス:ノーザンダンサー系 5×4
牝系:ゼドバリーロイヤルメア
主な兄弟
半姉ファレノプシス(ブライアンズタイム)
半兄サンデーブレイク(フォーティナイナー)

○母キャットクイルはビワハヤヒデ、ナリタブライアンの母パシフィカスの半妹。パシフィカスの子スペリオルパールはラストインパクトの母。
母キャットクイルはストームキャット×ダマスカスで米国×米国。ストームキャットは芝ダート不問で仕上がりが早いのが特徴で早い時期から活躍が見込める血統。ダマスカスは主にダート馬で距離は短距離〜中距離までこなせる産駒が目立つ。
キズナ産駒は、キズナ自身の母系に持つストームキャットやダマスカスの良さを伝えつつ、繁殖牝馬の特徴を引き出す種馬と言っても良さそう。
2020年現在重賞馬は、マルターズディオサ(母父グランドスラム)、ビアンフェ(サクラバクシンオー)、クリスタルブラック(タイキシャトル)
マルターズディオサは母父グランドスラムと言うより母父父ゴーンウエストの影響が強く出ている印象。
理由としてマルターズディオサの母系はどちらかと言うとダートよりに適性があるが、マルターズディオサは芝で重賞勝ちをしてるあたりから、キズナ自身の芝適性に加えて、母父父ゴーンウエストの芝ダート不問の良さを引き出しているといっても過言ではない。
なのでもし後にダートへ挑戦した際は血統背景から割り引く必要はない。
ビアンフェは母父サクラバクシンオーのスピードを最大限に引き出している産駒と言ってもいい。キズナ産駒初重賞勝ちとなった函館2歳S、2着には敗れたものの京王杯2歳Sで魅せたスピードは母父サクラバクシンオー譲り。またサクラバクシンオーが現役時代克服できなかったマイルだが、ビアンフェは朝日杯で敗れ母父サクラバクシンオー同様距離への不安も付き纏う産駒になるであろう。
クリスタルブラックは母父タイキシャトル。タイキシャトル=最強マイラーと中距離はダメというイメージを持ってしまうがそれはあくまで現役時代に使ったことが無い為。一部では2000mまでならという声もあるくらいで中距離までならこなせると言う考え方もある。ただタイキシャトルは母父に入ると中距離でも距離が持つ馬も多く、その出世頭はダービー馬ワンアンドオンリー(父ハーツクライ)がいる。中距離への適性はキズナ自身のものと考えるのが一番最初に来るとは思うが、母父タイキシャトルやクリスタルブラックの母系の下地もある。母母父クリスエスはロベルト系で中距離への適性は高く持久力も兼ね揃えており、中山2000mロングスパート戦で渋とく伸びたクリスタルブラックはキズナの距離適性に加えて、母系からのスピード、持久力をプラスされた産駒と言っても良さそう。
今年若駒Sを勝ったケヴィンは若駒S後重度の怪我で長期戦線離脱を余儀なくされたが、この母父アナバーブルーというよりアナバーに注目したい。母系にアナバーといえばエリザベス女王杯を距離不安節を一蹴して勝ったクイーンズリングの母父にあたる馬。アナバーブルーもそうだが父を取ればノーザンダンサー系のスピード血統ダンジグに辿り着くが、そのダンジグのスピードを存分に引き出されたのがケヴィン。戦績はこれまで4戦中3勝は京都で平坦コースで阪神の坂ありコースだと最後まで終
いを活かしきれない。これは父キズナが母系のスピードをフルに活かした結晶と言える。ただその絶対的スピードの代償が大怪我というのはなんとも気の毒である。
ここまではキズナ産駒の芝馬について考察をしてみたが、ここからはダート馬について血統考察をしてみたい。まず2020年3月9日現在キズナ産駒のダート馬最高傑作は、ヴォルスト。母父フレンチデピュティ。勝ち上がっている兄弟の父は殆どがダート系の父と言うことでダート勝利経験馬ばかり。ただ近親にセイウンコウセイ(父アドマイヤムーン)やタイキフォーチュン(父シアトルダンサー)など芝の重賞馬がいるので母系はダート専用とは言い切れない。母父フレンチデピュティに母母父はシアトルスルー系カポーティで母系は米系ダートのボールドルーラーを重ねているだけにダート色は強い。このように母系にダート色の強い血を多くもつ牝系からはダートもこなせる産駒が出るのがキズナ産駒の特徴。要するに母系の良さを引き出せるのが父キズナの特徴と言っていい。

最後にこの先楽しみなキズナ産駒を挙げてみるので出走する際は狙ってみたいと思います!

☆ルリアン(3歳未勝利)
兄弟に父ゼンノロブロイ、ネオユニヴァース、マンハッタンカフェの産駒でダート勝ち上がり馬が多く、この母系のダート色を引き出せればダートでも十分走る。

こんな感じでキズナ産駒について長々と書いてみました。共感していただけたらスキをしていただけると嬉しいです!


*追記

上がりが掛かる競馬が得意。レース傾向をみて上がりが掛かるようなら軽視は禁物。


サポート?いやコーヒー代をサポートいただけたら、励みになります!眠気を覚まして気合入れて記事を書かせていただきます!