おじいちゃんの夢の日に、起業しました

本日12/24、株式会社coxco (読み名:ココ)を設立致しました。
そしてこの度私が代表取締役に、
この1年切磋琢磨しながら一緒に事業練ってきたビジネスパートナーさんがCOOに就任し、2人で起業しました。

この会社では、ファッションを通して社会課題の解決を目指した事業を行います。

8月に書いたnote 『落ちこぼれていた私が、フィリピンでファッションスクールを設立する理由』にもあるように、
私は現在、代表理事を務めるNPO法人DEAR MEで、フィリピンの貧困層の人々がアパレルに関して無償で学び働けるコミュニティ”coxco Lab(ココラボ)”を来年9月にマニラで設立します。

このコミュニティの名前が”coxco Lab”であるように、
本日設立した株式会社の名前も”coxco”。
”coxco”がグループとして、ファッションで社会課題の解決を目指してNPOとしても株式会社の事業としても、挑戦していきます！！

会社の事業は来春リリース予定なので楽しみにしていてください！
グローバルに活躍されているファッションデザイナーで、プライベートでも超大好き＆リスペクトのAnna choiさんにも、
このプロジェクトに参画して頂いています。

創業時から素晴らしいメンバーに恵まれている事が本当に感謝で、
そんな皆んなと一緒に一歩ずつ頑張っていきます！
あたたかく応援して頂けると嬉しいです。

coxcoのインスタも本日開始したので、
是非フォローして頂けると嬉しいです！
よろしくお願い致します。

おじいちゃんの夢の日に、起業しました

そして私は会社を設立するなら、12/24 クリスマスイブがどうしても良かったんです。
そのお話を、今回させてください。🎅

12/24はクリスマスイブ。
私にとってはもう一つ大切な日でもあります。
それは5年前に亡くなったおじいちゃんのお誕生日であり、
おじいちゃんにとって夢の日でした。

おじいちゃんは大阪で会社を経営していて、
とてもオシャレな人でした。
アパレル系の仕事をしているわけではなかったのですが、
私は一度もおじいちゃんが普通の格好(Tシャツにジーンズなど)をしている姿を見たことがなく、
いつもグリーンやブルーなど、カラースーツを着こなすおじいちゃんでした。
(そんなおじいちゃんのファッションを全く写真で残さなかった事が、唯一の後悔。。)

オシャレで、ラテンで、愛いっぱいのおじいちゃん。

そんなおじいちゃんの夢は、サンタさんになることでした。
なんでサンタさんになりたいの？と聞くと、『サンタさんは皆を笑顔にするやん』と言って、
生涯周りを幸せにして生きていきたいという夢を私が小さい頃から、そしておじいちゃんが亡くなるまでずっと伝えてくれました。

夢いっぱいのおじいちゃんですが、年齢を重ねていくうちに色々な病気になってしまい、
亡くなるまでの数年間はずっと入院をしていました。
当時大学生だった私は30分でも時間が出来たらおじいちゃんに会いに大阪の病院へ通いました。
お見舞いへ行くと、体調が悪くてもいつもスペイン語の歌を歌いながら出迎えてくれて、
『あゆみ、ロマンに生きるんやで』と言い聞かせてくれるラテン系なおじいちゃん。純日本人です。笑

そんなおじいちゃんが亡くなったのは、初めてDEAR MEでフィリピンへ行く前日でした。

私がDEAR MEのリーダーとして、かつ初めての渡航だったため、私がフィリピンへ行かないという選択肢はなくお葬式へは行けず、
ただフィリピンへ行く前日、おじいちゃんの顔を見に行きました。
あゆみ、気をつけて行ってきや、と励ましてくれてる気がしてフィリピンへ向かった記憶があります。

そして不思議とおじいちゃんが亡くなって、
悲しいという感情はあまりなく、(語弊があるけど)
悲しいというよりも、おじいちゃんの孫であることに誇りを持って生きよう、と思うようになりました。

生涯経営者で、生涯ドリーマーだったおじいちゃん。
私にとってはずっと大好きな大好きなおじいちゃん。私にファッションを教えてくれたおじいちゃん。

そんなおじいちゃんの分まで私も夢を描いて、
ロマンを持って生きようと思います。

そしてファッションのおかげで人生が変化した私は、
この人生をファッションで人々や社会に貢献出来るような人になって、NPOも会社も頑張ります。

おじいちゃんが、サンタさんになって周りに幸せを届けようとしていたように。
私はファッションで、周りに幸せを届けよう。

それではみなさん、メリークリスマス！イブ🎅🌲

(歯抜けの私とビックリ顔のお姉ちゃんw)

株式会社coxco
代表取締役　西側　愛弓