僕はインスタの自動コメントツールに腹を立てている

評価経済社会を勘違いしている人が多いんじゃないかと思うわけです。


現在は評価の主軸としてSNSのフォロワー数がありますが、受信側のリテラシーが向上していけば、評価のための要因はどんどん増えていきます。
今後はフォロワー数以外に、
・いいね数などのエンゲージメント
・フォロワーとのコミュニケーション濃度
・実際の活動(TLの内容)
なんかが評価基準になるかもです。


また、レターポットなんかのSNSサービスの発展によっては、SNSによってもっと正確な評価ができるようになります。


「正確な評価」とはその人の人間性がSNSによって筒抜けになるということです。


かつて、Web制作業界でブラックSEOという技術がはびこっていました。
これは検索時の表示順位を決定するGoogleに対して、「僕のコンテンツは優秀ですよ」とアピールする技術で、有名所でいうとヒカキン氏が大量のタグを自分の動画コンテンツに付けまくったものがあります。


しかし、これらの技術はGoogleのコンテンツ評価のアルゴリズムが改善されたことで淘汰され、現在では「ユーザーに有意義なコンテンツ=Googleが上位表示させるコンテンツ」となっています。
つまり、当時から"ズル"をせずにしっかりユーザーのためにコンテンツを作って来た人たちが、今評価されています。



そこで、評価経済社会とSNSフォロワーの話に戻るのですが、当時のGoogleのアルゴリズム同様、受信側の評価アルゴリズムも時間経過と共に進化、改善していった場合、インスタの自動ツールなどでフォロワーを増やしているアカウントなんかは回復不能な程の悪評を被る可能性があるわけです。


自動ツールを使って、もしくはフォロワーを購入して増やしたアカウントでは、投稿に対するエンゲージメントがとても低くなります。
SNSは現在、主に広告媒体として収益化しているので、もちろんエンゲージメント率の低いアカウントは嫌われますから、自動ツールに規制が入るのは容易に想像出来ます。


評価経済社会は必ず「正確な評価」が可能になる方向に動いていくので、それを見越した発信活動ができるといいのではないでしょうか?

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