見出し画像

【医療従事者向け】疼痛について

はじめて。
ayumuと申します。

僕は理学療法士の国家資格を持っている医療従事者です。

今回は【疼痛】について、

1.疼痛とは?
2.疼痛の種類①
3.疼痛の種類②
4.最後に

を少し専門的な内容を記事にしました。

今後も更新していきます。

今回は痛みの治療を行っている医療従事者や専門家の方々に向けての記事です。

少しでも皆様の勉強になれば幸せです。

ではさっそく。

1.疼痛とは?

国際疼痛学会における痛みの定義

「組織の実質的あるいは潜在的な障害に結びつくか、このような損傷を表す言葉を使って述べられる不快な感覚、不快な感覚情動体験」を指します。

2.痛みの種類①(場所による分類)

1.体性痛

皮膚、骨、関節、筋肉、結合組織等の
体制組織へ機械的刺激が原因で発生する痛み。

(例) 打撲、筋肉痛など痛みの部位が局所的。

2.内臓痛

食道、胃、小腸、大腸、肝臓等の炎症や閉塞、腫瘍などの圧迫により発生する痛み。

(例)虫垂炎の腹痛等、痛みの部位が不明瞭。

3.神経障害性疼痛

末梢・中枢神経の直接的損傷等により発生する痛み。

灼熱痛、痛覚過敏などの異常感覚など。

3.痛みの種類② (時間による分類)

1.一次痛(最初に生じる疼痛) 

刺す、切るなどの鋭い痛み。

Aδ線維(伝導速度30m以下/s)により伝達

2.二次痛(遅れて生じる疼痛) 
 
鈍くうずく痛み

C線維(伝導速度2m以下/s)により伝導

4.最後に

今回は疼痛とは何か?と疼痛の種類について簡単に記事にしまし。

次回は疼痛を感じるメカニズムと、疼痛を感じる例を中心に記事にします。

次回もよろしくお願い致します。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?