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「四間飛車を指しこなす本」を読みこなしたい人の雑文集 2024年4月版

「四間飛車を指しこなす本」という本を読んでいると、なんだか無性にこの本を読みこなしてみたい気が沸き起こってきた。
 でも、指しこなす本の変化には、触れないようにしたい。
 基本的な変化に加えて、様々な小道を散歩するように、紹介していくのがいいと思っている節があるので、のんびり指し続けていけたらな、と思っている。


2024年4月14日(日)基本急戦の変化について

 現代将棋では、急戦、特にシンプルな急戦を指してくる人は稀である。
 
 特に以下、図で示した形での急戦は、全くというほど、人気が無い。

先手:ノーマル四間飛車
後手:シンプル左銀急戦

▲7六歩 △8四歩 ▲7八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀
▲6八飛 △5四歩 ▲4八玉 △8五歩 ▲7七角 △4二玉
▲5八金左 △5二金右 ▲3八玉 △3二玉 ▲1六歩 △1四歩
▲2八玉 △7四歩 ▲3八銀 △4二銀 ▲6七銀 △5三銀左
▲5六歩 △6四銀 ▲4六歩 △7五歩 ▲7八飛 △7六歩
▲同 銀 △7二飛 ▲6五歩 △7七角成 ▲同 飛 △5三銀引
▲6七銀 △7七飛成 ▲同 桂 △7六歩 ▲同 銀 △7九飛
▲6七銀 △7七飛成(基本変化図1)

一例:基本変化図1以下の指し手
▲6六角 △同龍 ▲同銀(基本変化1-1)
⑴、△8八角
⑵、△4四角

あゆみ将棋塾編 四間飛車基礎蒐集より


この局面、四間飛車の準備があると言われています。
でも、実際に指してみると、大分難しい、というよりも、
四間飛車の手が広く、指し手を選ぶのが難しくなります。


以下、後手の指し手は
角打ちもしくは、飛車を打たれるのを受ける
筋に分岐します。


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