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欠点は直せないと知った日。

タイトルにある欠点とは、自分が自分に対してダメだと思ってること。便宜上欠点としたけど、そもそも欠けてる訳ではない私たち。だけども何か起きた時、特に自分にとって嫌だなと感じることやよくないと感じることが起きた時、"自分がダメなせい"にしたがる。それが自己責任だと勘違いしてきたのだと思う。だけど、そんなことしたって何にもならない。それなのに今日の私は半日くらいコレをしていた。

"あれ?おかしい"とあるはずのものがなくて焦りだしたのが始まり。そこから自分のずさんな管理や、確認をすぐにしなかったことを後悔し、"なんでちゃんとできないんだ!"と自分を責める。
責めながら、"なくしたなんて言えない。ちゃんとしてないってバレたら見放される。"という恐怖に駆られる。きちんと管理できないこと、確認不足なこと。それらは人としてダメだから信用してもらえなくなる。がっかりされる。呆れて離れていっちゃう!
そんな妄想に囚われる。

でも、結局1人でぐるぐるしていてもなんの解決にもならない。今できることをするしかない。
とにかく探しながら断捨離と整理を始める。何度も同じところを探して、ありそうなところを整理していらないものを捨てる。在庫確認して、考えられる可能性をひとつずつ消していく。
その中で、"もしかしたら相手が持っているかもしれない"と浮かんだ。でも怖くて確認出来なかった。もしなかったら?管理が出来ない人間としてガッカリされてしまう。それが怖かった。ダメな私がバレることが怖い。
それでも確認しないことにはどうにもならないことも分かってた。
怖くて仕方ないけど、隠しておくことはできない。なかったら弁償しよう。そう決めて意を決して相手に確認した。
結果は相手が持っていてくれていた。
安堵した瞬間浮かんだのは"欠点は直せないんだから諦めよう""隠そうとするから苦しい。隠すのも諦めよう"だった。
だって今まで何回直そうとした?何十年と変えられなかった性質。それは本質だ。本質は変えられない。
ならばもう受け入れてしまえ。
ちゃんとできない、それが私。
ポンコツ、それが私なんだ。
これは卑下ではない。
言葉にするとネガティブなワードになるけど、悲しいとか悔しいとかはない。
だってできなくてもいいから。
ポンコツでもいいから。
もっと言うと、そういう私でも大丈夫ってことだ。
万能感なんてさっさと捨ててしまおう!
万能じゃないから楽しい。万能じゃないから美しい。
千差万別。だからこの世は最高なんだから。

私もあなたもあの人も誰も彼もが最高だ!

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