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♡ただ喋りたいだけ♡ #방탄소년단 2022 Oct. ソウル・釜山旅②

晴天の釜山港ターミナルで旅日記を書き始めて、日曜には帰国した。
働かねば。仕事に頭を切り替えていたけど、
月曜16時のニュースに職場の机に座りながら、心で泣いた。
健康でお怪我無く、お帰りを心から待っています、ジンニム。
2025年、きっとあっという間だよね。待ってるよ방탄소년단💜

さて、①の続きです。

今回のRoad to Busanを経験した殆どのアミ様と同じく、
私は、9月の最初のファンクラブの抽選に外れた。その時は

「この抽選に外れたら、このあと、ほぼチャンスがない」

という厳しい現実を受け止める気力がなかった。
【不当選】の3文字があまりにも切なくて、日々パソコンを触っていた時、

「TMA (The Fact Music Awards) にBTS出演」の文字を観た。

え?? 確か、韓国の旅行企画会社がチケットを夏から発売してたよね?
うろ覚えな記憶を辿って、夢中でチケットを申請した。
翌日、銀行振り込みを済ませると、「受付いたしました」の完了メール。

え?は?ってことは、私、10月8日に방탄소년단を観られるの?
ほんとに?KSPOドームで??映像出演とかじゃないですよね???

心臓がどうにかなりそうなくらいドキドキしてきた。その一方で、

「おい自分!ジミンセンイルに釜山に行くのはどうした!!」
(はっ!そうだった。。)

そうだ、私は釜山に行くんだった。がんばれ私。
でも釜山コンのチケットの神様は、私に全然振り向いてくれない。

9月19日の鬼のようなチケッティング、ぜんぜん繋がらず(涙)

weverse投稿したらプレゼントしますキャンペーン3種
hyundaiの横浜のショウルームでQRコードから投稿したらプレゼント
ロッテ免税店でネットショッピングしたらプレゼント
クッキーランのゲームDLしたらプレゼント
Naverでコンサートお祝いtweetしたらプレゼント
JTBのツアー募集

全部応募した。全部「不当選」だった。
最初は、結果を見るたびに心臓が潰れそうだった。
最後のほうは「不当選」に慣れてしまっていた。

私が確保できたのは10月15日の釜山港のLIVEPLAYチケットだけ。
どうすればいいんだ、、、
TMAに行けば本物の방탄소년단が初めて観られる。
ジミンセンイルに釜山に行くという一年越しの夢も叶えたい。

TMA(10/8)が翌週に迫った時、私はもう打ち明けなくてはならなかった。

「韓国に行きたいです。2回行きたいです。」

夫とマンネ息子(20歳)と私の、夕食後の3人のリビングで、伝えた。
夫がちょっと返事を言いよどむと、息子が静かに話し始めた。
その言葉は忘れられないし、忘れちゃいけない。書いておく。

お母さんが自分で働いて貯めたお金で行くんでしょ、
仕事も調整したんでしょ、誰もダメって言えないよ。
俺だってもう20歳なんだよ。
今まで俺たちが小さくて我慢してた事もあったと思うけど
もうこの家に誰も子どもはいないんだよ。
次とか言ってたら、今度はジィジやバァバが具合悪くなったりして
お母さんまた、行きづらくなるかもしれないよ。
今、みんな元気なんだよ、行かせたほうがいいよ。
今回、行かなくて、次に会えなかったら俺は責任取れないからね!
お母さんも行くって決めたんだったら、もっと堂々としてて!!

息子が一気に言い放った。
黙って聞いていた夫は、一言だけ

俺は仕事が遅いから、気軽に迎えとか呼べないぞ、と息子に言った。

「そういう時は、俺だってバスに乗るよ!」という息子。

我が家はとても田舎で、駅までのバスの便がとても悪い。
「迎え来れる?」って大学の行き帰りに私や夫を呼ぶ彼が、夫に約束した。

「じゃあ俺は反対しないよ。そのかわり、元気に行って帰って来いよ。」

夫はもう、私にそれしか言わなかった。
実は、このカミングアウトをするために、息子とだいぶ練習した。

以前のnoteに息子が心の不調を抱え、乗り越え、いまは心理学部に通っていることを書いた。彼は人に話を伝えるのが、上手になっていた。

今、とても忙しい部署にいる夫は、しばらく旅行なんて無理な状況。
私だけこんな風に旅行するの申し訳ないかな。
でも、積極的に賛成できなくても、お願いだから反対しないでほしい。

お父さんにどう言ったらわかってもらえると思う?と聞く私に、息子は

許可を貰わなくたって報告だけして出かける方法もあるけど
やっぱり理解されて出かけたほうが、後々、雰囲気が悪くならなくて
いいだろうから、ちゃんと2回行きたいって言ったほうがいいよ。
お父さんはもう全部わかってるよ。
だけどお母さんが、ちゃんと言うのを待ってる。
夕食後とかの落ち着いている時間帯に言いなよ。俺も一緒にいるから。

そう言ってくれていた。いやはや、参った。
3人兄弟の末っ子で、甘えん坊のおチビに、すっかり助けられた。
夫がすんなりと了承できるように、彼は応援演説をしてくれた。

夫が了解したら、それ以上はくどくど言うなってアドバイスされていた。

「ありがとう、気を付けて2往復してくる。」

そうお礼を言ったら、すっきりして嬉しい気持ちでいっぱいになった。

どちらかを選ばなくちゃいけない。

ずっとそう思っていて、痩せる思いで、ほんとうに少し痩せた。
ジムより効果があった。

こんな社会状況だ。ビザなし、PCRなしになったとはいえ、
夫に与えられた「元気に行って帰ってくる」このミッションを完遂せねば。

私の2往復の準備が、本格的に始まった。
あまり時間がない。K-ETAの申請やQCODEの入力、済ませなくてはいけない
ことはたくさん。最初の渡航は、もうすぐ。

3年9ヶ月ぶりのソウルに出かけよう。
방탄소년단のご尊顔をこの目に焼きつけて来なければ!

続く

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