とにもかくにも、心臓バクバクから、脱したい。

5日目レポート。

さあ、月曜の朝のゴングが鳴った!カーン!

(中略)

結論から言いますと、本日の朝戦争は、一番難関の、“THE月曜の朝”だというのに・・・かなりスムーズでございました💓万歳!

月曜は週末モードから切り替えるのがたいへんというメンタルな問題に加え、子どもの持ち物がイレギュラーなことこの上ない。上履きだの、ランチョンマットだの体操服だの、いろいろあって、うっかり乾いてなかったりアイロンかけなくちゃいけなかったり、本当に、難関。(末っ子の体操着を忘れて、幼稚園の先生に「大丈夫ですよ、ずほんですから、そのままで」と許してもらったことも何回かある。。。)

前夜、そう、日曜の夜。その敵の大きさにようやっと気づいた私は、「ま、負けたくない・・・」と朦朧としながらも朝セットを揃え、2時近くなったので絶対早起きはできないと自らの実力を正しく推量し、お米は研いでおいた。(いつもは朝起きてからやるので、全然間に合わずおねえちゃんだけ冷凍ごはんになってブーイングを浴びること多々あり)なので、起きた時間こそ遅めだが(目標6時、実際6時45分)とりあえず心臓がバクバクしないで朝の一連のタスクを終えることができた。

と、書いてみて、気づいた。

「心臓がバクバクすること」

これが嫌なんだ!心臓がバクバクしなくなると、きっと、全てうまくいく。もしかしたら、家事がうまくならなくても多少家が散らかっていても、心穏やかに、すいすいーーーっと1日を過ごせたらそれで100点なのかもしれない。
「あれがない」「これがない」「遅れちゃう」「間に合わない」「忘れた」「ごめん!」みたいなのから一切解放されたい。脱心臓バクバク。脱心バク。DSB。

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  そして、心臓バクバクを引き起こさない、最上の手は(今のところ)「ごはんをクリアすること」であるようだ。ごはんという関所がすいっと抜けられると、あとはかなり楽になると発見。

・メニューが決まっている
・買い足すものを把握している・・・ここまでだけでも随分楽になる。
・下ごしらえまでできている
・作り始める時間が見えている
・子どもと一緒にやる

などなど。

発見その3:ごはんがクリアできていると、すごく楽。

お昼に、たまご荘でユキさん、スタッフのユウコさんとおしゃべりする。たった4日間だけど、「仮説と検証」を続けていると、日中いつもと同じように過ごしているつもりでも、行動がスムーズになっている。(おそらく、あとでブログに書けるし・・みたいな、脚本家がネタを探しているみたいな感覚になっているのかもしれません)

私は、片付けとか家事とか、ホント上手になりたくて何冊も何冊も本を読んで、そこに書いてあることにトライしては、挫折して「ああ、もうだめだ」ホールに落ち込んでいたのですけども、2人と話していて、当たり前のことに気づきました。

発見その4
家事本著者の快感ポイントと、自分の快感ポイントを分けて考えるべし

真似できるところは取り入れて、できないところは真似しなくてOK! という、書いてみると至極当然なのですが、今までが盲目的に従順だった模様!

「アユミさんは、かなり真面目なのね・・・」と呆れられる。「私もああまだまだだなー、もっとやりたいなーって思うことあるけど、できなくても、まあ、うん」ユウコさんはおっとりと相槌を打ってくれるので、息急き切ってこの数日間の報告をしている私がなんだか滑稽に思えたりもします。そうです。「ま、いいやね」と流せる技術が欲しいです。今回のチャレンジを通して、少し芽生えてきている気もしますけど・・・。

例えば、よく家事本に書いてある「毎日ちょこちょこリセットすると、いちいち手間がかからなくて良い」というやつ、確かに仰る通りなんだけれども、ユキさんはこう言う。

「私も今断捨離にはまっているんですけど、ずーっと溜めておいて、ある日“さあやったるぞ!”と猛然と片付けるのが好きなんです。溜めながら“まあ見とれ、いつかガーッとやったるから”とふっふっふっと見ている感じです。それである日、動き出すんです。例えると、大きな厚みのあるスポンジケーキにがむしゃらに立ち向かっていくような。」

ユキさんの例えは、可愛らしい・・・!

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今回「ほんとに家事鬱から抜け出したい」と思っている理由は、そうできたら、家族と私が幸せになる基盤が整うんじゃないか、っていう気がしたから・・・なのだけれども、もしかしたら、私が、だれかの正解を生きるのではなく、本当に本当に本当に心の底からこれが自分の正解だと思える道を見つけて、心穏やかに生きることを、ついに欲し出したのかなという気がしてきました。

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