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住めないシェアハウスじゃなくて、住んでいる家同士をシェアハウス同盟化する

「ご近所さん」アラカルトな1日だった。

ご近所さんで、擬似大家族する

3連休、ダレダレに過ごしてしまい、今日はもうだれかに家事を助けてもらわなくちゃ、リセットできない・・・!母?遠いし・・・妹?忙しそうだし・・・と思っていたところに、かなこさんからチリンとメール!

お昼にうどん作って、その後美容院の予約入れてたので、末っこ預かってもらって、子ども同士は大いに(けんかもしながら)遊んで、その間かなこさんは洗い上げだのパソコン仕事だのして、夜もいっしょに作り、ごはん食べて、喋りながら掃除と洗い上げして、解散した。

いま、19時半なのに、めっちゃ居間が片付いている。奇跡だ。

そのまま息子が宿題して、なんだかみんな笑顔のままさっさと寝てしまった。

母が2人いるのは、いい。大人が2人いるのは、いい。

そして、それが近所でささっとできちゃうのが、いい。

ご近所さんで、いないきょうだいを体験する

夕飯を作っていたら、子どもの派手な泣き声がするので、「あれ?うちかな?」と思って窓を開けたら、すぐ近くのおうちのお子さんが小さなバッグを手に泣いていた。お母さんが家の中からなだめている声がする。聞こえ漏れてくる声は、「ピンポンしたけど鳴らなかった、遊びたかった!」と言っていて、あ、うちの息子と遊びたかったのにインターフォンが壊れてたんだ、と判明。思わず、ガラッと窓を大きく開けて「ごめんね、遊びに来ていいよ」というと、お母さんがご飯時だし・・と遠慮されるので、30分だけどうぞ、とお誘いした。男の子はけろっと泣き止んで嬉しそうにうちに入り、息子とレゴか何かで一緒に遊び始めた。(息子は小さな子と遊ぶのが、得意みたい。)

きっかり30分後、お母さんが迎えにいらして、そのまま少し立ち話をした。「どうやったらそんなにオープンなお子さんに育つんですか」と聞かれ、つい最近まで“えらい閉じてた”話をすると「鳥肌たちました」とお母さん。私が散らかった家でも、いいや、遊べ!と殻を破ったことから、なんだかいろいろ進んでいる。息子は弟体験、男の子はお兄ちゃん体験ができてよかった。「今後ともよろしくお願いします。今度飲みましょう!」と言い合って別れる。ステキな方がご近所さんで良かった!

困った時の、ご近所さん

男の子が帰るのと入れ替えに、別のお友達がやって来た。
「お母さんが弟を迎えに行ってるんだけど、家に入れないの」としょぼん。
「じゃあ、すぐ帰って来るだろうから待ってたら?」と招き入れ、
「いっしょにごはん少し食べる?」と聞くも、いらないと首を振るので、「じゃあ・・ごめんね」と食べ始めるうちら。
これくらい気軽に困った時におじゃましまーす、ができるの、いい。

既に世界はシェアハウス?

「シェアハウスを創りたい!」って思っていたけど、本当に一つ屋根の下で壁隔てて住むってなると、オナラしたりげっそりしたり、しにくいかもしれないですね。1人になりたい時もあろう。だとしたら、今の今、住んでいる身の回りの世界を、シェアハウス風味にしていくだけで、ずいぶん暮らしやすくなるのかもしれない。シェアハウス同盟、的な。住み開き同盟と言うか・・・。

いや、ほんとは私が水臭いのかもしれない。

もう、とっくに世界はそうできているのに、1人で「いや、みんな個々に生きているから頼りにくい」と頑なに思い込んでいるだけなのかもしれない。足元を固めながら、差出せるものはどんどん差し出して、差し出されているものを素直にありがたく受け取れるようになっていこうと思う。


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