【Xを追うのが面倒な人向け】AIジャーナル Vol.3
私は普段、X(Twitter)を使ってAI関連の最新情報をチェックしています。
特に最近はリリースも多く追うのが大変ですが、好きなので楽しんでやっています。
でも、世の中の人のほとんどはXのタイムラインを隙あらば見るほど時間もなく、面倒に思う人も多いと思います。(そもそもそこまで追う必要ない人も、、)
そんな人向けに生成AI情報がザーッと追えるAIジャーナルを発信しています。
先週はOpenAIの新機能リリースもあったので、盛りだくさんです!
最新トピックス(独断と偏見で選定)
OpenAIが開発者向けイベントで新機能を発表
主要なアップデート内容
128K コンテキストを備えた GPT-4 Turboをリリース
アシスタント APIリリース:AIエージェントのような特定の指示を持ち、追加の知識を活用し、モデルやツールを呼び出してタスクを実行できるAIを開発できるように。
APIのモダリティアップデート:画像読み込み、DALL·E 3での画像生成、Text-to-speechがAPIでも利用可能に。
APIの価格とレート制限の引き下げ
ChatGPTの知識が2023年4月まで拡大
著作権シールド:著作権侵害に関して法的請求に直面した場合、OPENAIが発生した費用を支払う。(※ChatGPT Enterprise および開発者プラットフォームの一般利用可能な機能に適用)
GPTsリリース:特定の役割・ロールに特化させてカスタマイズしたChatGPTを誰でも利用できるように。GPTsは深掘りトピックで詳細取り上げます。
発表の全文を見たいという方は私のnoteで日本語翻訳版をアップしているので、ぜひ!
細かいアップデートも含めた内容は公式リリースにまとまっています。
YoutubeがAI機能を実装テスト
YouTube は2 つの新しい AI ツールをテストを開始しました。1 つはビデオを要約して質問に回答できるチャットボット、もう 1 つはトピックごとにビデオのコメントを分類する新しい AI 機能です。
チャットボットの目的は、ビデオに関する詳細情報を提供したり、関連コンテンツを推奨したり、さらには教育ビデオについてユーザーにクイズを出したりすることです。
コメントの要約では、AI を使用してコメントをトピックにグループ化し、クリエイターがコンテンツに関するディスカッションをよりよく理解できるようにします。
現在は英語、Android、米国、プレミアムの加入者のみに限定されています。
深掘りトピックス
GPTsでカスタマイズしたチャットボットが作成可能に
ユーザーがカスタマイズしたチャットボットを作成できる
GPTストアが公開される(今月後半)
使用人数に合わせて収益を得ることができる(数か月以内)
生成AIを使った独自のチャットボットが作れるサービスは今までもありましたが、ChatGPTでも使えるようになったことと収益化も可能になったのが大きな変化です。
GPTsはプラグインの拡張版
私はGPTsはChatGPTのプラグインの拡張版だと捉えています。プラグインで出来ることはGPTsでも設計できるようになっています。
それを民主化して開発者以外でも簡単に作れるようになったのがGPTsです。
プラグイン開発を自然言語で誰でもできるように
開発したGPTを収益化できるように
GPTsのユースケース
先週、リリースされてから多くの人が様々なGPTsを作成しているので何ができるかわからない人はこれを見てイメージしてもらうといいと思います。
作成はChatGPTに聞きながら簡単にできるので、作ってみるとおもしろいです。
私が作ったものもよかったら試してみてください!
https://chat.openai.com/g/g-p329GFo5v-etuseifeng-diary-creator
AIでこんなこともできる
失業中の男性が AI を使用して 5,000 件の仕事に応募し、20 回の面接を受ける
ソフトウェアエンジニアのジュリアン・ジョセフさんが、LazyApply と呼ばれるツールを使用して、「ワンクリック」で 5,000 件の求人応募を一斉送信し、書類選考を突破し、約 20 件面接を受けることに成功。
5000件中の20件は0.5%と成功率が低いようですが、従来の方法で数百件の求人に応募した場合も面接に進んだのは20件ほどだったそう。
LazyApplyのようにAIを使用して大量のタスクを処理するツールは今後も登場してきそうです。
その結果、求職者もAIを使って求人に応募して、企業の採用担当者もAIによってスクリーニングするという現象になる可能性も十分考えられます。
AIを使った効率化は本来目指すべき方向性ではない形になってしまう可能性もあるということを私たちも留意する必要があると感じました。
記事はこちら↓↓
AIで変わるちょっと先の未来
Aiネイティブの新しいデバイス「Ai pin」
HumaneがAIデバイス「Ai pin」を発表。
音声、ジェスチャー、内蔵プロジェクターを通じてハンズフリーでAI にアクセスできるウェアラブル デバイスです。
この軽量ガジェットは磁力で衣服に取り付けられ、スクリーンはなく、代わりにタッチパッド、カメラ、レーザー、内蔵スピーカーによって制御されます。
Humane の AI マイク ソフトウェアは、ChatGPT や Microsoft モデルなどの LLM へのアクセスを提供し、アプリ、設定、常時接続のリスニングをダウンロードせずに AI の使用を簡素化することを目指しています。
699 ドルで11/16に発売される予定で、最初は米国での展開のようです。
Xの投稿を見るとわかりますが、Siriが進化したようなデバイスです。
AIと会話することでメッセージを送ったり、買い物したり、音楽をかけたりするなどAIが私たちの代わりにアプリを操作します。
生成AIの登場で人間の会話をAIが理解できるようになったため、ちょっと先の未来ではスマートフォンのようなデバイスやその中のアプリを操作するのは人間ではなくAIになる世界がくるかもしれません。
ChatGPTの使い方事例
ChatGPTに何を聞いたらいいかわからないという人もまだまだ多い印象です。
このコーナーではテーマに沿って、どういうことをChatGPTに聞くのが有効かの簡単な例を出してみます。
Eメールマーケティング
メールマーケティングキャンペーンのコンバージョン率を向上させたいと考えています。説得力のあるメールコピー、魅力的なCTA、効果的なランディングページを作成するために使用できるさまざまな戦略やテクニックについて話し合いましょう。これらは、コンバージョンを促進し、マーケティング目標を達成するために役立ちます。
貴社は新しいメールニュースレターを立ち上げ、リードを獲得し育てる予定です。ニュースレターに価値のある魅力的なコンテンツを作成し、定期的な配信スケジュールを確立し、さまざまな戦略を通じて購読者の基盤を拡大するための包括的な計画を立てましょう。
顧客体験を向上させ、コンバージョンを促進するために、メールマーケティングにおけるパーソナライゼーションの実装を目指しています。顧客データ、行動トリガー、セグメンテーション技術を活用して、ターゲットを絞り込んだカスタマイズされたメールキャンペーンを作成するパーソナライズされたメールマーケティング戦略を設計しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
あれ?なんか、Xで最新情報追ってみたくなったという人はよかったらフォローお待ちしております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?