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小さな頃から

意識よりも先にふと口ずさんだ音楽の歌詞が、そのときの気持ちや状況をそのまま映し出しすその命中率が異常すぎて、私は私を誇らしくなる。 悲しいときも、嬉しいときも、表すのが難しい気持ちのときも、ふと口ずさんだ音楽が、ときになによりも私のすべてに寄り添ってくれる。 

目覚めて突然、心の中で流れた「小さな頃から」は、まさにいま欲していた歌詞だった。救い。


小さな頃から 叱られた夜は
いつも 聞こえてきてた あの小さなじゅもん
静かに流れる 時にいつの日か
あたしは 眠れる森に 連れ去られてた
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小さな頃から 見えない力で
あたしを強くさせる あの小さなじゅもん
たくさんの傷と 争う夜にも
抱きしめるたびに いつも震えて響く
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すりきれた 言葉達の かけらさえも もう
どこかへ 消えたわ
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壊れそうなのは 夢だけじゃないの
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ…
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かわいた風に ゆきずまっても
こわくはないわ 1人じゃない
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すりきれた言葉達を きっといつかまた
愛せる時がくるかしら
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少し眠ったら 朝はまたくるは
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ…
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ただ 歩く ひとごみにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる



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