薬剤師ではないんです
プロフィールに薬学部卒業と書いた。
薬剤師と書かなかったのは、薬剤師として働いていないからだ。
国家試験にも合格して免許は持っているが使っていない。合格証書はキッチンのおやつ入れに乱雑に放り込まれている。
私は薬の研究者なのだ。
「薬の研究者」というと、白衣を着て怪しげな液体を混ぜるとボンッ!というイメージかもしれないが、残念ながら白衣も着ないし爆発もしない。
薬は形ある物質であり、化合物の薬効や動態、薬の剤形や品質が重要であることは間違いないが、薬を扱う上でとても重要なものが一つある。
情報だ。
私はこの情報に関する研究に携わっている。
仕事の内容をnoteに書くことはできないが、医療に関することも書けたらいいなと思っている。