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【あゆえもん劇場の中身】〜共有と共感を育てる旅〜

※こちらは以前、配信についてインタビューを受けた時の質問から、文章をまとめたものです。

【ポコチャでのライブ配信を始めたきっかけはなんですか?】

📍🚪劇団四季を退団してからボイストレーナーの仕事をしており、教えている生徒がポコチャで配信を始めるということで見に行くために2020/1月頃にインストールしました。
その後生徒は1ヶ月くらいですぐ辞めてしまったため、しばらくリスナーとしてウロウロと色んな配信を見て過ごしていました。
とある演奏配信ライバーさんと出会い、おー、すごー😆たのしそ👏✨やってみよ。と思ったのが3月。
するとちょうど第1派コロナ自粛が始まりまして…。
14年間ずっと出演しているテーマパークのショーシンガーの仕事も一気に自粛でお休みとなってしまい、2020/3/11「毎日配信」を始めました。
要するに突然暇ができてしまったからというきっかけです😅きっかけはそんなものです。

【リスナー・ライバーとしてポコチャをやってみた感想】


📍🚪一番難しいのは「続けること」だと感じています。ポコチャ特有のシステムである毎日やらないといけない理由「ランクメーター」は続ける理由や目標にもなりますが、人によっては「辞める原因」にもなり得るものです。
特に、仕事をしていて配信を毎日続けるのは至難の業です。本当に気をつけていないと、配信は時間を食い尽くしますから。
ライバーだけでなく、リスナーの立場的にも『続ける価値観」』を持続させることが難しい時期が必ずやって来るものだと認識しています。

【その難しさは他のライバーさんを見てて、それともご自身の配信で感じられたことでしょうか】


📍🚪両方です。今でも「続けるための工夫」というのは苦しみつつ😅楽しみつつやり続けています。

【ちなみにどんな工夫をされていますか】


📍🚪ランクキープ『以外』を目標にするという点です。実際、これまで最高S5~B1までをその月の自分の仕事のスケジュールや目標ごとに計画的にアップダウンさせるという方法を取り入れています。

S帯に1年以上滞在させて貰えましたが、
実際のところランクキープだけを目標にするより、
計画的にランク変動させられるようになってから
やっと仕事との両立が楽になりました。

ランクダウン中にもその最中や下げた後の目標を設定(御新規獲得注力やイベント入賞など)したり、
ランクアップや取れたプラスをおやチケ代わりにして他の仕事や時間に当てることも、
結果的に『配信継続』という1番の目標に繋がると思っています。

【ランクについては他のライバーさんも色々悩みを抱えている方が見受けられますが】


📍🚪ライバーが苦しむタイミングというのは「目標に対しての努力に結果がついてこない時」であると思います。まず、自分自身の現状と目標が見合っているかどうか。「頑張る期間や応援人数や応援内容」に対して客観性があればそれほど苦しまず、前向きな努力を続けられると思っています。

【そのやり方はどのようにして見つけられましたか】


📍🚪色んなライバーさんの配信を見たり、自枠での毎日の配信の中で実感しながらです。
大きなイベント経験や、リスナーさんとの別れ。苦しい所もみんなにさらけ出して、共有することを怖がって避けないように過ごしてきました。
具体的にはトップランクS帯にはじめて上がった頃、始めてから半年頃からです。

【配信の工夫を教えて欲しい、というライバーさんなどが枠に遊びに来られることはありますか】


📍🚪最近は始めたての初心者ライバーさんが来られることが増えたように感じます。
始めたての方は教えて欲しい、というよりはリスナーさんの反応を(どういう時にどんなアイテムが飛んでいるか、リクエストをどんなシステムでとっているかなど)配信中に観察されているなあと感じます。
挨拶くらいはして欲しいところですが…なかなかそのあたりもできない方もしょっちゅう見受けられますね💦
始めたての時って、「〇〇さんこんにちは!」っていきなり名前呼ばれるだけでびっくりしてしまうの、わかるんですけどね。

【こられて嫌だなあと思うリスナーさんはいますか?これまでライバー同士のトラブルなどは?】


📍🚪最低限のマナーを心得ている人は、ライバーリスナー関係なく来られて嫌ということは無いです。
たまに無礼で空気読めない嫌いなタイプは、やはりいますけど😄

よくあるのは、
よその枠のノリを持ち込むというか、遊びに行った枠の決まり事や雰囲気、その枠の応援リスナーさんを尊重しない人が来ることで変な空気になることがあります。

ライバー同士、というよりやはりそこの枠のリスナーさんのマナー伝達がどれくらいできているかにも絡む問題だと思いますね。

その枠のルールというのはライバーに主導権があり、枠に来るのであれば守ることと周りを気遣う心がけは必須だと思って自分は特に気をつけています。『人の家や時間にお邪魔する』というリアル環境で考えられる方なら基本的に問題ないと思います。


【エンタメ配信をされる他のライバーさんとの交流はありますか?】


📍🚪コラボ配信の経験もあります。配信を盛り上げるためのビジネス的お付き合いではなく、純粋に遊びに行くのを楽しめる相性のいい波長の合うライバーさんだからこそできる交流だなと感じています。

【そういうライバーさんとの関係を増やしていきたいと感じますか?】


📍🚪無理に増やしたいとは思いません。なかなか大人になってから気が合う人、というのはリアルでも見つけにくいものですし、出会えたらいいなとは思っています☺️

【配信をされていく中で今後の目標はなんですか?】


📍🚪続けることです。あくまでも続けるため、を軸にして都度の目標は毎月月末や月初に《あゆえもん劇場新聞》という記事をnoteで発行して、ファミリーに伝えています。
noteだとリンクをファミリーに貼るだけで、わざわざアプリインストールする必要が無いのがリスナーさんも気楽です。
私、長文好きでファミリーだと1500文字しか書けない…😇ってことで去年の後半に始めた試みです。
note入れてるファミリーさんほぼいないですが読んでくれてます😄たぶん笑

【目標を決める時に軸にされていることの具体例はありますか?】


📍🚪私の場合は自分の仕事がまずは優先です。ボイストレーナーとテーマパークの出演期間、それを軸に毎月スケジュールを組んでいます。
例えば生徒のオーディション時期はレッスンが増えますし、ショー出演が立て込む月ですと、ランクを下げながら御新規配信をメインに新規リスナーを獲得することで仕事と配信のバランスを取っています。
その月ごとに自枠のリスナーさんの状況を客観的に見たり、自分のスケジュールを見て、許容範囲内でどう振る舞うかを考えています。

【ランクの目標の最低ラインはありますか?その理由はなんですか】


📍🚪お忍び配信ができるB1ランクが今考えうる最低ラインでしょうか?実際そこまで下げたことはイベント出場計画がある時以外ないのですが、
新規リスナーを獲得する時間と、コアファンに育てていく時間を確保するために御新規・お忍び配信の時間は両方必要だと思っています。ポコチャのシステム上、御新規&お忍びができるランクというのは私にとっては最低必要ラインかなあと思っています。

【ランクが下がるのが嫌だというライバーさんが多いですが、あゆえもんさんのやり方として、ランクダウンを取り入れ受け入れながら配信できているのは何故ですか】


📍🚪「続けること」を第1目標にしているからだと思います。私にとっては『配信を続けるための手段』として、ランクダウンもランクアップも存在しています。
ときにイベント入賞を目指すことも同じです。イベントでランクアップすればその分後でランクダウンさせながらおやすみできたりしますし。
あと、年間通して激しくS〜Bランクをウロウロしてると、来るリスナーさんの層も都度変わるのは面白いですね。それよりも
あらゆる事情で配信を続けるモチベーションを下げられる方が、ランク下がるよりずっと嫌です。
専業ライバーではない分、生活のためにやる必要のないことを毎日時間作ってやっている気分にすぐ陥ってしまうので。


【続ける、というのはどういう状態で続けることを望んでいますか】


📍🚪配信時間が週4日以内。お忍び御新規含めて1日2時間~4時間以内。
仕事している身の配信時間としてはこれでも多すぎな感触ですね…正直😅
時間より、週の日数が重要なので、正直おやチケ2枚は無理😇なので仕方なくマイナス調整方法を取り入れる感じです。
気持ちの部分で言うなら『仕事と両立できる状態』をさしています。

続けることが目標、と言いましたが
続けられる環境を、続けたいと思える時間を、続ける理由を見つけられる自分を作っていくというのが「本当の意味」です。

【配信を続けることが目標と仰られましたが続けていった先になにか目標、これに繋げていきたいという目標というのはあるのでしょうか】


📍🚪実はそこまで遠く長い視点での目標はありません。時代の移り変わりはどう足掻いてもやってきますし、ポコチャのシステムや自分の生活スタイル変化にもよりますし、できる所まではやって行こうという気持ちです。
専業ライバーになることはないです。
テーマパークシンガーとボイストレーナーという仕事は義務であり責任でありアイデンティティです。
自分の「仕事やプライベート」という基本的な生活のベースがしっかりしていない人には《続けること》は無理が出やすいんじゃないかなと感じています。


【ポコチャの顔になりたい、やいつまでに〇〇したいなどの逆算した目標ではないということですね】


📍🚪そうですね。私の場合は『続けた上でここでこうなりたい』というものでは無いです。
よくよそで聞く、”ここで〇〇の夢を叶える”ということも全く、ないです。

人の応援じゃなく、
自分の夢は自分で責任もって全部叶えてきた人生なので。そういうものだと思っています。

ライブ配信という新しいエンタメに対して、貢献出来ることがあるとすれば、やはり「続けること」。

ライバー、というものの認知度やエンタメ的地位、そこにどんな魅力的な時間があるのかこれを知ってもらうための毎日の配信を続けることが、やはり今のところは1番の目標です。ただ、それが貢献につながるかは正直小さな力すぎて、まだ見えていません。

ライバーの認知度や地位をあげるためには
「社会との接点」は必要だと思います。
今のところ広告イベント入賞での発信力が1番の近道ではあると考えています。
そのため自枠で参加して、入賞したイベントもほとんどが大きな広告系イベントです。
広告以外でも、今後は社会貢献度の高い具体的な活動ができるきっかけの場を、ポコチャという場所から発信できる機会を求めています。


【あゆえもんさんはライバーとして今後どんな風に認知されたいですか?またライバーというものをどう認知させたいですか?】


📍🚪現在テーマパークのシンガーアクターとボイストレーナーの仕事をしています。
元々劇団四季で出演していた経歴があるため、リスナーさんにミュージカルファンが多く、多ジャンルに渡ってのキーボードでの歌の弾き語りというエンターテインメントを軸に配信をしていますが、
昨今は歌を聴きたいだけならば世界的レベルの歌ですら、正直YouTubeでタダですぐ聞けます😄

私が伝えたいのは、音楽やエンタメを供給することだけでは無いんです。ライブ配信の本質的な良さは『なにか』ということ。

それは、時間や思い出を《共有》することで初めて価値がうまれてくる所だと思っています。

昨今の個人主義な世の中に対して、
人間らしい「共感と共有の価値」を社会に広めていけるライブ配信は、本当に画期的なコンテンツだということを体験してもらえたら嬉しいです。

【そこまでライブ配信の本質やライブ配信業界の将来について考えられるきっかけになったのは何かきっかけがありましたか?】


📍🚪1番最初に配信の継続につまづいたときですね。はじめてから半年後以降です。自粛も明け、ちょうど仕事も忙しくなってきた時にリスナーさんの起こしたしょうもない問題行動に何度も呆れたり翻弄したり「なんのためにやっているのか」を考えた瞬間でした。
どういう価値を求めて自分はライブ配信をやっているのか本質を考え直すきっかけは、つまづいた時にこそいつもやってきます。


【ライブ配信という場所の社会的価値や認知度を高めるためにどういったことが必要だと思いますか?】


📍🚪ライブ配信という世界を世間に認知してもらう社会との接点が必要だと感じます。それが広告の力ではあるとは思うのですが、その前にライバーという受け皿がしっかり育っていないといけないと感じています。
配信が育つ環境をぜひポコチャさんにはこれからも整えていただけたらと願っております。
報酬・お休みの制度・しっかりとした規約そして活躍するチャンスが平等にある環境です。

広告に関しても、現代、特にネット上では「見たい人が見たいものを見る広告アルゴリズム」が出来上がってしまっているため、それ以外の未開拓の人達との接点は、ライバーや運営さんと作っていけないものかなとよぎったりはしています。

後、個人的に思うのはライブ配信業界に関わる人たちの《音楽を含む著作権や経歴詐称や個人情報への法律遵守の意識の低さ》は1番気になってますね……。

『ライバーとして世の中に認められたい』という軽々しく言う方がいますが、ポコチャのシステムや規約整備含め、まずは法律遵守できている環境が整えられることが先決では無いでしょうか。

誰でも簡単に始められるが故に、この点に関してはまだ全然甘いと感じています。

どの業界でも同じですが、
なんでもあり、というのは世間では社会的地位を認められることは絶対にありませんので。


【ライブ配信を知らない人達に良さを体験してもらうために、リスナーさんや他のライバーさんに伝えていきたいことはありますか?】


📍🚪ライブ配信認知度のアップはライバー1人では難しいと思います。ポコチャさんはコラボ配信をあまり推奨されてないようなお話を伺ったのですが、やはり大勢のまとまった力というのは必要だと感じます。
ライバーを集めてのイベントや、投げ銭以外の方法でのイベント出場機会を設けることも、まだライブ配信を認知していない人達を誘いやすくするきっかけ作りとしては良いのではないかと思ったりしています。
一例としてTikTokでは投げ銭以外に投票量で出られるイベントの開催もありますが、そういった方法も認知度をあげるきっかけ作りとしてポコチャにもあればなあと思っています。

【さいごに】


私にとってのライブ配信とは
「共感と共有を育てる旅」だと思っています。

誰が始めてもいい。誰が来てもいい。誰が試してもいい。

ただ、一緒に居られる時間を共有できるのはそこに共感ある人達だけのものであるという価値観を、時間をかけて育て、伝えていこうと思います。




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