『なんか良いことあるから来てー』

息子の部屋から息子の私を呼ぶ声がする。
息子：お母さんこっち来てーー。

呼び声を聞いた私が、答える。
私：はーい。いくよー。
でも、今。お仕事してるから、終わったら、いくよー。

納得できない息子はすぐさま、
息子：こっち来て！今！来て！いーまー！
声を少し荒めに私を呼ぶ。

それでも、私は、
私：いくよー。これ終わったら、必ず行くよー。って。

すると、
息子：今来て！良いことあるから来て！

こんな交渉めいたこと言えるようになったのかー。っと笑ってしまった^^
私：え？良いことあるの？

息子：うん。良いことあるから来てー！

この初めての突飛容姿もない提案に根気負けした私。笑
私：分かったよー。今してることもう直ぐおわるー。
はい。終わった！なに？って、息子のところへ向かった。

私が、部屋に入った途端、残念そうに。
息子：いちご食べてたんだよー。もうなくなった！って。

一瞬、ん？ってなったけど、息子のイメージの中の話かーーー。っと納得しながら、こう答える。
私：え！いちご食べてたの！！お母さんのは？
それこそ、残念そうに息子にノリに乗ってみる。

息子：もうないよー。って。

私：そっかー。まぁ、いいよ。
やりたいこと終わったし。もう少しあるから戻るねー。
部屋から出ようとすると。。。

息子：もう少しここにいて。。。
それよな。そこよな。一緒にいてほしいかったんだな。うんうん。

私：いいよー。
あなたと一緒にいたくなくて、来ないんじゃないからねー。
お母さんが、直ぐにあなたのそばに来れなかったとしても、あなたことを大好きなのは変わらない。
大好きだよー。

息子：うん。僕も大好き。って、いつものようにぎゅーってした。

息子は、私と話をして、来てほしいーコールは落ち着いた。
少し、話して、抱きしめて欲しかっただけ。
見て欲しかっただけなんだよな。
しかと、受け止めた！！！！！