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キンドルの進化が止まらない!ペーパーバック編

こんばんは!
キンドル出版サポーターのあゆです。


キンドルの進化が止まらない!
ということで
今日はペーパーバックについてのお話です。


10月19日に日本初デビューとなった
キンドルペーパーバック。

※ペーパーバックとは
ソフトカバーの紙の印刷本のことです。
電子書籍の原稿を使って
作成・販売することができます。


チャレンジャーの方なら
もうすでに電子書籍をペーパーバック化して
販売されているかもしれませんね。


キンドルストアに商品として並べ
売れるかどうかは別として、

●初出版の記念に
●お世話になった方へプレゼント
●自分のお店に本を積んで販売(配布)
●自分の教室で教科書代わりに

などなど
ペーパーバックの作成に意欲的な人は
たくさんいらっしゃいます。


まあ、「ペーパーバックでバカスカ稼ぐぜ!」
というような儲け目的で作成する人は
少ないようですよ。


実際、自分の電子書籍を印刷本に変えると
コストがかなり高くなるので
「ペーパーバック」の一般的な値段※じゃ
利益が出るほど売れないかもしれません。


※「ペーパーバック」の1冊あたりの値段は
時給1時間相当の賃金を超えることはない
と言われています。
(世界大百科事典 第2版より)


実は、このところ
わたしの表紙デザインの仕事に
「ペーパーバックのカバーデザイン」
の注文が立て続けに入っています。

https://coconala.com/mypage/services/1999941



ペーパーバックのカバーデザインは
電子書籍のように
表紙1枚デザインするだけではなくて

表紙、背表紙、裏表紙の
3つが必要です。

しかも、印刷のインクや紙質、
本のページ数によって厚みが変わってくるので
それも計算しないといけないし
むずい〜〜〜っと思っていたんです。

実際には、印刷用の表紙計算ツールと
テンプレートがありますので
計算しなくてもいいんですけど笑

ですが。

お客様の中には、
ペーパーバックの作り方をあまりよく知らずに
キンドル本とセットでお願い〜!
という方がたくさんいらっしゃいます。

ペーパーバック作成には
いろいろと制約があります。

まず、
キンドル本に使った電子書籍用の原稿を
そのままペーパーバックには使えないんです。

キンドル本は読者の好みで
文字サイズやフォントを変えられるため
原稿作成に制約はほとんどありません。

ワードなら、新規作成ページから何も設定せずに
そのまま文字を打ち込んでいけばOK。

でも、ペーパーバックは
そういうわけにはいきません。

余白やページ数を入れるための
フッター&ヘッダーの設定が必要です。

印刷本ですから
印刷範囲を超えた場所に文字があると
印刷できません。

それに、キンドル本(電子書籍)の場合、
読みやすさを重視するため
文と文の間をたっぷりとって改行します。

空白をたっぷりとって
余裕を持たせたキンドル本の原稿を
そのままペーパーバックにすると
どうなると思いますか?

空白だらけの
スッカスカの本になってしまいます。

電子書籍の場合、
余白をたくさん入れるとページ数が稼げて
KENPに良い影響があったのですが
ペーパーバックにすると
紙代が余計にかかることになるんです。

電子書籍のメリットが
ペーパーバックのデメリットになる・・・
ってことも。

なので、
ペーパーバックを手に取った読者様から
「なにこれ?(怒)」みたいに思われないように
ペーパーバック専用に原稿を修正してくださいね。

フォーマットは「PDF形式で保存」です。

ペーパーバック専用のPDF形式の原稿が完成したら
ページ数が出るので、そこからやっと
ペーパーバックのカバーデザインができます。

もし、あなたが外注デザイナーさんに
電子書籍の表紙をお願いしていたなら
ペーパーバックのカバーも
そのデザイナーさんに依頼してくださいね。

デザインも文章と同じように
「著作権」がありますので
著作権に抵触する行為はNGです。

くれぐれもご注意を。


ペーパーバックって何?
ペーパーバック作ってみたいな!
と思った方はこちらにいい本があります。

こちらの本は、
ペーパーバックの作り方から使い方まで
ていねいに解説されています。

この1冊があったら、
他のペーパーバックの作り方の本は
読まなくてもOK!


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