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【自分用】科学ADVのシリーズ共通用語一覧

数字、アルファベット、50音順

2000年問題

α世界線やδ世界線、SG世界線では2000年問題は確認されていないため、起きていないと思われる
β世界線では2000年問題を阿万音鈴羽が阻止したことが明かされている。
γ世界線では2000年クラッシュが発生し、多くの市民が被害に遭い、多くの人々が死亡した大事故になっている。
SERNの科学者がワクチンプログラムを作成したらしいが、2000年クラッシュの元凶がSERNの可能性もある。

15年クラッシュ

「Robotic's;Notes」及び「Chaos;Child」のキャラクターの会話に出てくる用語で、2015年に太陽嵐の影響で電子機器が故障したことで電力網が一時的に停止したことで交通事故などが起こり、多くの被害者を出した。
渋谷は地震による影響でインフラ設備が充実していなかったため、15年クラッシュの被害を最小限に食い止めることが出来たらしい。

AH東京総合病院

多くのシリーズで登場した代々木にある病院。
宗教団体の「天成神光会」、政権与党の「明和党」、大型複合企業「希テクノロジー」、渋谷復興事業の「興進」など300人委員会と繋がりのある企業や団体との繋がりも深い。
病院の地下施設には300人委員会がギガロマニアックスへの拷問や研究を行っていた施設が存在していたが、とある出来事を機に施設は別の場所に移動。その後は院内の職員の入れ替えが起き、ようやくクリーンな施設となる。
β世界線のその後を描いた「Steins;Gate 0」では中瀬克美(フブキ)を含んだ新型脳炎患者(リーディングシュタイナー発現者)が強制的に検査入院させられていた。

Dメール

電話レンジ(仮)をとある条件を満たした上で動作させ、接続した携帯電話を経由して過去にメールを送ることが出来る技術。
送ったメールの内容によっては世界線変動が起きることがあるが、それを確認できるのは強いリーディングシュタイナーを持つ岡部のみ。
また、Dメールを送信した瞬間にまゆりの死とSERNのディストピアが確定しているα世界線に移動してしまう(α世界線からメールを送ることで別のアトラクタフィールドへの移動は可能)
名前の由来だが、デロリアンメールの略称というのが正解となっているのだが、原作者の志倉千代丸氏は"Eメールが現在にメールを送るものなら、過去に送るメールはDメール"という解説をしている。

Dライン

「Steins;Gate 0」にて登場した過去にラインを送ることができる技術。Dメールの応用で生まれたものだが、ライン機能を使っている性質上、SERNによって観測されずにα世界線への移動を回避しながら過去にメールを送ることが出来る(Dメールは送信した瞬間に即座にSERNにとって都合の良いα世界線に移動するため)
欠点としては、橋田が開発したRINEのアプリが開発されて以降の日付にしか送信できないこと、そして2011年時点ではRINEを利用しているのは開発者の橋田くらいというものがあり、かなり用途が狭い。

うーぱ

「Steins;Gate」のメインヒロインである椎名まゆりがこよなく愛しているマスコットキャラクター。うーぱのミニフィギュアは本編で重要な役割を果たすことになる。
2006年からロコロココミックで連載していた「来ネット翔」に登場しているキャラクターで、アニメ化されて人気に火がついてグッズが多数作られた模様。
「Robotic's;Notes DaSH」において、ツイぽから確認できるがまゆりは2020年になっても相変わらずうーぱ推しらしく、うーぱをアイコンにしている。

ヴィクトル・コンドリア大学

「Steins;Gate」でおなじみの大学。
この大学にあるレスキネン教授の脳科学研究所には牧瀬紅莉栖や比屋定真帆が所属している。
初登場は名前だけだが「Chaos;Head」で、ジュディ・レイエス教授の神経物理学研究所が特許をとったVR技術がギガロマニアックスの研究で悪用されていた。
「Steins;Gate 0」では真帆を通して大学が直接登場することになったが、β世界線においては教授陣にストラトフォーやダーパの刺客が紛れ込んでいるため、安全な場所ではなかったことが描かれた、
「Robotic's;Notes」ではSG世界線のヴィクトル・コンドリア大学に岡部倫太郎が留学していることが描かれた。牧瀬紅莉栖と同じ道へ進み出したのだろう。

カオスチャイルド症候群

2009年の渋谷地震でPTSDを発症した若者たちに起きた症状を指す病名…とカオスチャイルド症候群者は思い込んでいるが、実際のカオスチャイルド症候群は渋谷地震(サードメルト)によって渋谷全体を包んだ白い光を浴びた若者たちが不完全なギガロマニアックスとして覚醒し、急激に老化してしまっている症状を指す。
カオスチャイルド症候群者の特徴として、自身が急激に老化したという事実を"なかったこと"にしており、自身の見た目は若いままだと"妄想"していることが挙げられる。
ギガロマニアックスの能力を捨て、カオスチャイルド症候群の治療に成功した宮代拓留の協力によって、全てのカオスチャイルド症候群者の肉体は治療に成功し、年齢に合った若い見た目に戻ることになった。

ギガロマニアックス

「Chaos;Head」及び「Chaos;Child」に登場する妄想を現実にすることが出来る特殊能力を持った人々の総称。
最も強いギガロマニアックスを持っているのは西條拓巳と言われており、実際に覚醒した拓巳の能力はほかのキャラクターとは次元が違う強さを見せつけていた。
ギガロマニアックス保有者は数が多いため、省略。

機動バトラーガンヴァレル

「Chaos;Head」及び「Robotic's;Notes」に登場する大人気ロボットアニメで、世界的なロボットブームを巻き起こしたきっかけとなった作品。
ロボノのメインヒロインである瀬乃宮あき穂は家族の影響でガンヴァレルの大ファンである。
主人公の八汐海翔が世界ランク5位に君臨するほどハマっている「キルバラッド」はガンヴァレルの制作スタッフの関係者である神代フラウが作成したもの。
実は、タイムマシン研究を諦めた300人委員会が次に手を出したロボット研究のために行われたプロバガンダの一環であり、ガンヴァレルの制作スタッフの多くは行方不明、あるいは死亡している。
ちなみに第1シーズンの主題歌を担当したのはあの"ファンタズム"。

栗ご飯とカメハメ波

「Steins;Gate」のメインヒロインである牧瀬紅莉栖が@ちゃんねるで書き込む際の固定ハンドルネーム。
続編の「Steins;Gate 0」ではβ世界線の紅莉栖の記憶データを元に作られた人工知能のAmadeus"紅莉栖"もこの名義で@ちゃんねるに書き込みをしていた。

疾風迅雷のナイトハルト

「Chaos;Head」の主人公である西條拓巳がMMORPG「エンパイア・スゥィーパー・オンライン」(通称エンスー)シリーズをプレイする際に使用しているアカウント名。
「Steins;Gate」では@ちゃんねるにもこの名義をコテハンにして書き込みをしていることが判明。
「Robotic's;Notes」ではツイぽでもこの名義でツイートをしていることが判明した他、"DaSH"や"栗ご飯とカメハメ波"と付き合いがあることも明かされた。
(紅莉栖が西條と読んでいた辺り、身バレしている模様)

渋谷地震

2009年の渋谷を襲った大災害。
渋谷の機能は停止し、4000人近い死亡者を出した多くの人にとって痛ましい事件だが、ここまでの大災害にも関わらず、渋谷以外への影響は全くなかったため、陰謀論が飛び交っている。
実際、その陰謀論は間違ってはおらず、300人委員会の兵器によって渋谷だけに地震が起きていた。
渋谷地震から1年後の東京を舞台にした「Steins;Gate」でも渋谷地震は起きているが、秋葉原に地震の痕跡は一切ない。
また、世界線大変動の年ではない2009年に起きたというのもあってか、どの世界線でも共通した出来事である模様。

世界線

ジョン・タイターが語った理論で、世界は無数の線が繋がっており、その線の数だけ世界の数があるという考え方。
岡部倫太郎が開発したダイバージェンス・メーターで世界線かどれだけ変動したか、その変動率を確認することが出来るが、岡部倫太郎以外には数値が変化したことすら確認できない。
世界線にはSERNのディストピアが構築されるα世界線、タイムマシンを巡った第三次世界大戦が起きるβ世界線、岡部倫太郎がラウンダーのトップに君臨するγ世界線、岡部とラボメンの誰かが恋仲に発展しがちならδ世界線、まゆりがラボで火災を起こしたり岡部が多額の借金を抱えているよくわからないε世界線、未来が決まってないSG世界線やX世界線などがある。

タイムマシン

時間を移動することのできる装置で、α世界線ではタイムマシンをSERNが手に入れたことでディストピアが構築されたほか、β世界線ではこのタイムマシンを巡って第三次世界大戦が起きた。
オリジナルのタイムマシンの開発者は岡部倫太郎、橋田至の二人で、タイムマシンの基礎となる電話レンジ(仮)を開発していたが、そこに牧瀬紅莉栖(α世界線)や比屋定真帆(β世界線)が加わったことでタイムリープマシンが完成し、最終的には橋田至が世界初のタイムマシンを完成させる。
α世界線の未来からやってきた阿万音鈴羽が乗っていたタイムマシンは未来ガジェット204号機。
β世界線の未来からやってきた橋田鈴羽が乗っていたタイムマシンは未来ガジェット203号機。

タイムリープマシン

タイムマシンの前身のようなもので、電話レンジ(仮)の技術を応用して牧瀬紅莉栖が開発した。
ヴィクトル・コンドリア大学で紅莉栖が行っていた記憶をデータ化する研究の応用で、意識だけを過去に送ることが出来る装置だが、強いリーディングシュタイナーを保持している岡部倫太郎以外が使うとタイムリープしたことすらまともに覚えていられない。
スピンオフ作品などで牧瀬紅莉栖や椎名まゆり、漆原るかがタイムリープしていたが、タイムリープしたという事実を思い出すことにまず時間がかかっていた。

チュウタネロボ部

中央種子島高等学校のロボット研究部の略称。
「Robotic's;Notes」のメインキャラクターはほぼ全てがロボ部員、あるいは部員関係者といえる。
部員は2019年時点では八汐海翔、瀬乃宮あき穂、日高昂、大徳淳和、神代フラウの5人。
2020年時点では八汐、瀬乃宮、大徳は卒業しているため、日高昂と神代フラウの2人だけ。
卒業後も八汐海翔たちはロボ部として定期的に集まって夏祭りを楽しんだり、世界の危機には再び集結し、世界を救った。
彼らと共に世界を救った橋田至は彼らのことを深く気に入り、ラボメンに紹介することを決意した。

電磁波照射装置

300人委員会のギガロマニアックス研究の成果とも呼べる代物。
簡単にまとめると、その場にいる人々に共通の妄想を"現実化(リアルブート)"することが出来る装置。

電話レンジ(仮)

岡部倫太郎と橋田至が偶然開発したタイムマシンの技術の基礎となるもの。
理屈は不明だが、バナナを温めればぶにゅぶにゅのゲル状のもの(ゲルバナ)になる。
SERNにハッキングをかけて見つけたデータでは、過去の新聞記事に載っている死亡者がゲル状になっていたことから岡部倫太郎はSERNがタイムマシン実験を行っていることを理解した。
SGに到達した、あるいは全てを諦めてβ世界線に留まった岡部はタイムマシンを巡る最悪の未来を回避するために電話レンジを破棄した。

ニュージェネレーションの狂気

2009年の9月から11月にかけて渋谷で起きた連続猟奇殺人事件の俗称。
7つの事件(5人の若者がビルの屋上から集団した「集団ダイブ」、男性の遺体から生後間も無い胎児が見つかった「妊娠男」、男性の遺体を十字架のような杭による「張り付け」、全身の血を抜かれて全身が緑色に変色して死亡した男性の遺体の写真がオークションサイトに出品されていた「ヴァンパイ屋」、女性が自分の右手を食べて窒息死した「美味い手」、脳を切り取られてもなお生きていた男性が栄養失調で衰弱死した「ノータリン」、3人の若者が上半身と下半身を別々の身体にくっつけられた「DQNパズル」)がニュージェネに含まれる。
渋谷の若者たちはこの一連の事件を楽しむかのような異常な盛り上がりを見せていたことも含めニュージェネと呼ばれるようになる。
なお、一連の事件の真犯人は300人委員会の息のかかった宗教団体の信者が西條拓巳を精神的に追い詰めるための犯行であった。
「Chaos;Child」では2015年に渋谷でそれぞれの事件が起きた日と同じ日に猟奇殺人事件が発生していくため、一連の事件は"ニュージェネの再来"と呼ばれるようになる。

ニュージェネレーションの狂気の再来

2015年の9月から11月にかけて渋谷で起きた連続猟奇殺人事件の俗称。名前の由来は6年前に起きたニュージェネ事件と事件の日が一致していることから。
ニュージェネの再来事件には動画配信サイトで生配信をしていた男性が突如右腕を切断して自分で食べ初め、出血多量のショック死を迎えた「こっちみんな」、動画投稿サイトで人気だった女性歌い手が腹部を切り裂いてスピーカーを埋め込んだ状態で路上ライブを行って死亡した「音漏れたん」、ラブホテルの回転ベッドの上で首を吊られ絞殺された「回転DEAD」、インターネットニュース記者が口から大量の力士シールを吐き出して死亡した「ごっつぁんデス」、頭から串刺しになった女性が焼死した「上手に焼けました」、路地裏で惨殺された少女が殺害後に体のパーツを部位ごとに箱詰めされた「非実在青少女」の6つが含まれており、6年前と違って7つ目の猟奇事件は起きていない。
実は事件には共通点があり、被害者は全員"カオスチャイルド症候群者"ということが挙げられ、被害者は全員何かしらの"能力"があった。
カオスチャイルド症候群者は300人委員会にとっても不都合な存在であるため、"掃除"が必要であった中、とある人物によって一連の事件が行われたため、症候群者を排除したかった委員会にとって都合が良く、委員会はこの事件のことを黙認していた。

ファンタズム

2009年の渋谷を賑わせていた人気インディーズロックバンド。
ボーカルのFES(岸本あやせ)が作詞した楽曲の歌詞はニュージェネ事件を思わせるものになっており、西條や警察も彼女を事件と関係があると思っていたが、あやせはギガロマニアックス保有者で、無意識に未来予知をしていたのだとおよわれる。
2010年である「Steins;Gate」ではメジャーデビューを果たしており、人気アニメの「雷ネット翔」の主題歌を担当しているほか、椎名まゆりや橋田至もFESの歌声のファンであることが描かれた。

鳳凰院凶真

「Steins;Gate」の主人公である岡部倫太郎の真名。@ちゃんねるで書き込みを行う際のコテハンとして使用している。
なお、言うまでもないが岡部の厨二病設定。
「Robotic's;Notes DaSH」ではツイぽのアカウント名も鳳凰院凶真であることが判明。
@Phenix_in_Crimson_TruthというIDのようだが、日本語に直すと鳳凰院凶真となる。Phenixとなっているのは岡部のスペルミスか、それともゲーム開発側のミスかは不明。

ポケコン

「Robotic's;Notes」で初登場した多機能ポケットコンピュータ。
カメラアプリ、ゲーム、メール機能を備えており、ビデオ通話機能も備わっている。
カオへから6年後、ロボノから4〜5年前の作品である「Chaos;Child」の時点でも世界中で普及し始めており、スマホに取って代わるとされているが、この時点ではまだ通話機能は実装されていない。

未来ガジェット研究所

「Steins;Gate」の主人公である岡部倫太郎が設立した学生のお遊びサークルのようなもので、通称は"ラボ"。
SERNのディストピアが構築されるα世界線や第三次世界大戦が起きるβ世界線の未来に存在するレジスタンス組織"ワルキューレ"の前身であるとされる。
「Steins;Gate 0」で描かれた未来のβ世界線匂い存在するワルキューレの設立メンバーはラボメンであり、生存している全ラボメンがワルキューレに所属している。
「Robotic's;Notes」や「DaSH」の2020年においてもラボは変わらずに存在しており、非常時には岡部がオペレーションを発令することもあれば、皆で忘年会を行うこともあるらしい。

ラボメン

未来ガジェット研究所(ラボラトリー)のメンバー、略してラボメン。
メンバーは岡部倫太郎、椎名まゆり、橋田至、牧瀬紅莉栖、桐生萌郁、漆原るか、フェイリス・ニャンニャン、阿万音鈴羽で構成されている。
「Steins;Gate 0」で復活した鳳凰院凶真は新たに比屋定真帆、椎名かがり、阿万音由季をラボに迎え入れ、11人体制となった。
「Robotic's;Notes DaSH」でも変わらずにラボメンは親交が深い模様。
なお、比屋定真帆を始めとする009以降のラボメンが存在しているかは不明だが、少なくとも比屋定真帆は岡部や橋田とも付き合いがある様子。

力士シール

渋谷のあちこちに貼られている二人の男性の顔がひとつになったような気味の悪いシールで、シールの詳細を巡ったさまざまな憶測が飛び交っている。ニュージェネ再来事件の現場に必ず貼られているため、宮代拓留は事件と関連があることに気がついた。
その正体は11番目のロールシャッハとされるもので、このシールを見て"気持ち悪さ"を感じる
なお、現実の東京都内の各所に貼られていた力士シールと呼ばれる奇妙なシールが元ネタとなっているため、力士シールは実在する(もちろん、作中のような真実はないだろうが…)

リーディングシュタイナー

世界線変動や改変を認識できる力で、誰にでも備わっているが、ぼんやりと夢で見る程度であり、ハッキリと世界線が変わったことを認識できるのは岡部倫太郎ただ一人である。
ギガロマニアックスは妄想の現実化による変化を認識できるため、岡部ほどではないだろうがリーディングシュタイナーが強いことが示唆されている。

@ちゃんねる

日本最大の電子掲示板サイトで、多種多様な話題が書き込まれているが、SNSの普及によって若者たちが掲示板を見る機会が少なくなり、利用者の平均年齢が上がっている傾向にある。
作中で利用している者は判明している中で西條拓巳、岡部倫太郎、橋田至、牧瀬紅莉栖、Amadeus"紅莉栖"が挙げられる。
@ちゃん用語を多用する神代フラウはSNS世代であるため、@ちゃんを利用していたかは不明。
元ネタは2chをはじめとする掲示板サイト。

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