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横浜マラソン2022 振り返り&今後の攻略法

10/30(日) 開催の横浜マラソン(フルマラソン) を走ってきました。お天気に恵まれて、待機時間は寒すぎず苦にならなかったですが、昼になるにつれて温度が上がり、熱中症になりかけました。が、なんとかネットタイム(※公認タイム) でサブ4でまとめることができました。
忘れないうちに、コースや攻略方法などをメモしておきます。

コース概略

コースは、横浜ランドマークタワー前がスタートです。

スタート地点(を遠目に) ※スタートエリアは撮影禁止

横浜中央卸売市場を回って、パシフィコ横浜に戻ってきて、ワールドポーターズや赤レンガ倉庫、山下公園を通り過ぎます。ここまでは横浜っぽい風景です。その後は基本的に首都高湾岸線の下を走ってゆき、横浜南部市場で折り返し、杉田第一ICに登っていき、首都高湾岸線の上を走ります。

自分の足で首都高のゲートを潜ります

一旦下り方面に走って行き、鳥浜料金所を通過してからUターン、本牧JCTあたりで折り返してから、本牧埠頭ICで降ります(自分の足で笑)。その後は、横浜っぽい風景のなかゴールを目指します。一般道で山下公園、赤レンガ倉庫まで戻ります。赤レンガ倉庫からはパークを横切って海際を走り、横浜ハンマーヘッドを廻って女神橋を超えて臨港パークがゴールになります。(Top画像)

ひとことで言うなら、横浜っぽい風景 or ひたすら首都高湾岸線(の下と上)を走る(なかなか出来る体験ではありませんが) という両極端なコースというのが私の所感です。

難易度は、私が走ったことのあるレースでは、勝田マラソンと同じくらいでしょうか。ただ、勝田マラソンは陸連公認(のはず)なのと、寒い時期(1月)の開催なので、一概には言えないかと思います。

攻略方法

記録はネットタイムが公式、ペーサー配置あり

市民マラソン(=陸連非公認) であり、新型コロナ配慮により出発グループによってスタートが大幅に遅くなるため、マラソン記録はネットタイム (=スタートラインを超えてからゴールラインを越えるまで) でした。申込時にサブ4のタイム(名古屋ウィメンズ2022実績)で申請をしたところ、Cグループでしたが、スタートまで8分以上かかりました。陸連(と思われる)のAグループなどで出走する場合などでなければ、割り当てグループで自分のペースで走るのがいいかなと思いました。
なお、Cグループには 5分30秒/km のペーサーの方がついてくださっていたので (ついていったおかげで前半頑張れました)、申請タイムに合わせた配慮がされているように感じました。

Cグループの前の方から撮っていますが、ランドマークタワー(スタート地点)まで結構距離あります

まだまだ暑い!熱中症、体力キープに注意して

日中は25℃を超える良い天気で湿度も低かったかなと思います。なので、とにかく日差し(と乾燥?)で体力を奪われました。首都高の下は日陰だったので助かりましたが...。
水分と塩分、ミネラル補給は超・超基本で、ほぼ全部の給水所でスポーツドリンクを貰い、持参していた塩分タブレットを多めに摂取していました。(それでも最後の方で (めったにないのですが) 足を攣りました。)
また、今回は給食がどの程度用意されているのか情報がほとんどなく、給食無しでも乗り切れる量のジェルを持参していました。(結果的に、給食のお菓子を配るタイミングに合って摂れたのは1回だけでした。) 体力を切らさないように、普段より多め(10km以降5km毎)にジェルなどでエネルギー(とミネラルなど)を摂取していました。
(私よりタイムが遅い方の情報によると、給食はもうなかったとのことでした)
と、いろいろ対策を講じたにも関わらず、首都高エリアで大幅に体力を削がれてしまい(厳しさは後述)、5分30秒/分ペース→残り10kmは少々ペースを落として(5分50秒〜6分/km) でサブ4に滑り込みました。

首都高を自分の足で走ってみると...走った者にしか分からないストイックな区間

普段、高速道路を自分の足で走るなどという経験はしたことがないはずで気づかないのですが、ランニングコースとしては結構特殊な部類に入ります。道路が熱で伸縮するので繋ぎ目がある (ランナーが足を引っ掛けないようにテープが貼ってありましたが、注意は必要)、水捌けを良くするためにアスファルトが粗い、カーブしているところは車が曲がりやすいように道が傾いている、といった特徴があります。また、首都高湾岸線は、車で走ってみた感じでは、あまりカーブもなく平坦、と思いがちですが、鳥浜〜本牧あたりはそんなことなかったです!(実際自分の足で走った人間談)
まず、首都高に入る入り口は結構な登りで、そのあとも何度もアップダウンはあるし、あちこちカーブして道が斜めになってるし(地味にキツい)、日を遮るものは何もないし、首都高から一般道への下りもかなり斜度があるので足攣らないように要注意、と(天候条件もありますが) 予想以上に厳しい区間でした。
もちろん、応援する一般の方は入れませんので、ストイックな区間とも言えそうです。(笑)

個人的総感

普段のレースだと、グロスタイム(先頭が号砲でスタートした時間から自分がゴールするまで)が公式タイムというのが普通ですし、出走グループも前の方なのでグロスでサブ4行けるのでは?(ペーサーもいらっしゃるし) と思ったりしていました。
が、スタート時点で号砲から8分以上経っており、グロスで行きたいなら5分30秒/km以上で通さないと無理だなと(笑)→事前プランより速い&自己ベストタイムを超えないと行けない、ということでそれなりに当日のベストを尽くせたのではないかと思います。

その他: 荷物預けは男女で明確な区間分けあり

友人たち(男性)と参加したのですが、女性の手荷物預けはパシフィコ横浜アネックスて、男性ランナーとは棟ごと分かれていて、レース前後で移動ルートが異なるので、合流に手間取りました。荷物預け場で着替えなどもできるので安心した運営でしたが、男女ランナーで合流する場合は少々ご注意を。

この辺りは男性ランナーの入り口がある1Fエリア。女性ランナーは2Fからずーっと歩いてアネックスへ

結局、横浜マラソンはオススメか?

実は第1回目のレースに参加して以来の参加だったのですが、抽選があるくらい人気のあるレースであるのは変わらないです。以前は中華街を通ったりしていたと思うのですが、代わりに赤レンガからハンマーヘッドを周って臨港パークがゴールというのは良い変更だと思いました。
横浜の魅力が詰まってます!とは言い切れないのですが、ちょっと変わった経験ができるレースですので、もし宜しければ抽選申し込みから!

今年(2022年)の完走メダルです🏅

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