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2021年を大晦日に振り返る

今年もあと少しで終了です。

今年は色々と充実した年だったと思う。

本業の話

引き続き、KODANSHAtechにて働いています。

担当媒体はPVがいい感じで出ている状況ではあり日本ABC協会の発表でも上位に来る状況です。が、ほぼ編集者の頑張りによるもので、私自身はその中で先への仕込みや、アクセシビリティの対応などをメンバーと一緒にしている状況です。

その他、媒体付きの仕事以外にも、デザインシステムの立ち上げに関わる、UXリサーチの文化形成についても関わる仕事をしていました。

デザインシステムの話

結論から先に書いておくと、デザインシステム自体の構想は一旦ペンディングとなった。

デザインシステムを有しているところは、1つのプロダクト(もしくは1ブランドそこの系列のプロダクト)という関係性で存在しているところが多いと思う。
弊社の場合は、そういう構造ではなく、出版業界をよく知ってる人はわかると思うが、編集部が1つの独立した会社に近い。
なので、1つのデザインシステムが全ての(もしくは2つといっても良いかもしれない)編集部の問題や課題を解決するわけではないと感じている。
ただ、そうはいっても、グローバルなパブリッシャーであるコンデナストはそれを実現している。

ただ、映像の中でも色々と苦労がうかがえる。
そうした前提と、世間の環境的に良いやり方の情報が出るたびに、そこに引力として引っ張られることを感じた。1つのターゲットを定めて進めるやり方をすればよかったと反省はある。

ただ、話し合いは続けておりとりあえず、自分が一番課題だと感じていた部分にメスを入れられることにもなったので、そこは安心している。

UXリサーチの話

この前ちらっと書いたが、過去からでいうと雑誌はプロダクトアウト思考が強い。よく、大手取次がこれからはマーケットインだ!というのを数年前から言っており、いつの話をしてるんだと感じる部分はある。

が、基本的に雑誌はプロダクトアウト思考のほうが良いと思う。
マーケットイン(もしくはプラットフォーム寄り)すぎると、基本的には読者にとってはつまらないものになると考えている。

ただし、その作り上げたメディアの使い勝手については、ユーザ中心であるべきだと感じる。
過去2社の中で、ユーザテストなどはやったりしていたが、どうしても外部のユーザと調整をして意見を聞くという行為に多大なコストを感じる人は多いと思うので、そういう作り手側が面倒だと感じることのほうが自分は好きなので、やりませんか、という話をGMに相談したらすぐに動いてくれて、結果ポップインサイトさんの協力を得て、ワークショプの開催をしたり、既存のメディアのユーザテストやインタビューの実施をしたりしている。

システムやサービスを作ることも大事だが、そのシステムやサービスが「どう使われたい」「そのニーズが本当にあるのか」は、個人的な意見としてである「雑誌がプロダクトアウトであったほうが良い」とのすり合わせは常に行うべきである、と感じている。

ただ、まだ足らないと感じてるのは、UXリサーチが定性的な部分が強いので、定量との組み合わせで回していくことだと思う。その点は来年以降頑張りたいと思う。

最後に、この文化形成のために、とても後押ししてくれた本3冊を紹介しておきた。


それ以外の活動の話

縁があって、秋ごろから他の出版社のWebメディアのグロースのお手伝いをやっている。
アクセス分析、競合の調査、SEOの施策立案など。

アクセス分析、SEOの施策立案は今まではコードをいじる人と直接対話できたが、この案件は1ステップ遠いので、一旦丁寧に具体的に指示をしてやってもらうようにしている。
競合の調査は、競合の扱ってるテーマ分析を去年ぐらいから勉強していたPythonの力を使って色々やったりしている。自動化最高。


また、その他にもニュースレターの配信を開始している。

ただ、先述しているお仕事とか本業もバタバタしてきたこともあり、書くペース落ちてるという悩みが年末出てきている。

有料配信ではないので、編集してくれる人に作業をお願いするなどもできないので、基本的には時間を作ってやっていくしかない。
ただ、ありがたいことに3ケタ代の人には読んでもらえるようにはなってるので、そこは続けていくモチベーションになっている。

来年やりたいこと

突如に箇条書き

  • オンライン学習サービスのコーセラでUXデザインのコースを修了する(今年データアナリストは修了した)

  • 本業で大きめの案件があるので無事終わらせたい

  • UXリサーチについてちゃんとまわせるようにしたい

  • ニュースレター安定的に出したい、また調査した深めの内容をちゃんと継続的に出したい

  • noteで有料記事として出せる内容の調査などやりたい

  • データのビジュアライゼーションの活動をやりたい(最低1個ぐらいなんか作っておきたい)

  • 天下一品を食べたい

  • 一蘭を食べたい

  • 健康で生きていたい

いろいろなリサーチの費用に使わせていただきます。