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剣道の試合をきちんと理解しよう!<基本編>

こんな選手いませんか?
・練習試合、全く同じところで打たれて二本負けするのを延々と繰り返す。
・「はじめ」で何も考えずにとんでいって、そんなに力のない選手に簡単に胴を抜かれる。それも何度も。
・一本持っているのに面面小手小手打ちまくり、引き分けや二本負けで帰ってくる。
・引き分ければ勝ちの試合のラスト10秒で気を抜いて打たれ、代表戦に。

剣道の試合は上達させることができます。
試合は、ただひたすら面や小手を打っていたら偶然当たって勝ったり負けたりするものでも、一生懸命頑張った・沢山技を出したほうに旗が上がるものでもありません。

剣道の試合は三本勝負。個人戦なら、はっきり言って一本取って守り切きれば勝つことができます。団体戦は、個人の勝敗がチームの勝敗に影響しますから、強い相手と対戦するポジションの選手はなんとか引き分けでおさえ、取れるポジションの選手が1本取ってくる。そんな試合展開がチーム全員の頭に入っていれば、個々の力は弱くてもチームとして勝つことが可能です。

選手経験のある剣道人にとっては当たり前といってもいいこの試合テクニック。…いや、試合の基本ですね。

それらを簡潔にまとめたものを、これから試合技術を身につけていってほしい小学生剣士たちに向けて作ることにしました。

今のところ、<基本>の初級編と中級編が完成しています。<基本>ではまず、2分3本勝負や1本になる有効打突の条件などの「剣道の試合の特性」を理解することからです。

選手の理解の手助けや指導者の指導補助になると嬉しいです。

ご自由に保存・ご活用下さい。加工や再配布等はご遠慮下さい。
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P.S. 私も怒るときは怒るんです。
でも、自分の特性やキャラクター、あとは得意ってあるじゃないですか?それを活かしたそれぞれの「役割」が各道場の指導者にはある…というか、それを活かした方が絶対いいよねって私は考えているので、「怒る」「叱る」は上の先生方にお任せしています。

私は筋力体力を鍛えつつ、試合技術を上げられるような稽古メニューを組んで稽古を回させていただき、こういった資料や自宅de観る稽古動画を作って、今の稽古や先生方から受けている指導の理解を深められるように努めています。前者は表、後者は裏方とか援護射撃みたいなイメージ。

指導者としての在り方、指導の仕方は剣道の攻め合いと同じ。裏表を上手く使い分け、柔軟に対応。ただし機会は逃さず的確な援護射撃を行う。

この"的確"とはタイミングと質と量のこと。生徒に求めるのと同じように、自分自身も指導を追求していきたい。

それだけやってもできなかった時は遠慮なく怒ります( ´ ▽ ` )
生徒にも、自分にも。

★実際に印刷してみたらこんな感じになりました↓
初級はカラー印刷推奨。中級・上級は白黒で大丈夫です(o^^o)

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