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【研究報告】地方在住のクリエイターが『教えるスキル』を身につけると、地域にどう貢献できるか?

皆さんこんにちは。
宮崎県在住の、グラフィックデザイナーのすぎこと申します。

#新しい働き方LAB での研究報告をします。



本当は6月にこれからの意気込みを書いてから、7月に合宿をして、みんなと仲良くなって切磋琢磨してからの最終報告となるはずなのですが、初っぱなコロナにかかってしまい、「始業式に風邪で休んでしまった」風の居心地の悪いスタートになってしまいました。

◆実験テーマ

「地方在住のクリエイターが『教えるスキル』を身につけると、地域にどう貢献できるか?」をテーマに半年間活動する予定でした。

◆目的と背景

「地方在住のクリエイター」なので、何か出来れば良いなあと参加を申し込みました。
仕事のバリエーションが少ない田舎では、将来像のサンプルが少なく、ちょっと学校に行けなかったりすると「もうダメだ。もう人生終わった」と簡単に絶望してしまいます。
そんな子達に「こういう道もあるよ」「こういう自由さで生きていけるんだよ」と可能性を広げてあげられたらと考えていたので、これをきっかけに教える方法を学んでみたいと思いました。

◆実験期間中について

7月に会津磐梯で講座合宿が行われ、この講座をスタートに研究が始まるはずでしたが…コロナにかかってしまい、寝込んだ後で、休んだ分のたまった仕事の消化&コロナ後のフラフラで、家族に合宿に行くと言えませんでした。
みなさんの合宿の成果をオンラインで見学させてもらい、自分なりに調べる日々。
何カ所かに「デザインの講座をしてみたいのですが」とお話してみるものの、「いいですね〜!」から年度途中ということもあり、なかなか先に進まず。
自分のふがいなさに落ち込む日々でした。

◆実験結果と今後

もう一つ申し込んでいた、掛川のまちづくりのプロジェクトのほうで、Zine(自主出版的なマガジン)を作る企画があり、私も4ページの手書きペーパーを作ってみました。

思ったより好評だったので自信がついて、手書きペーパー講座をしてみませんかと中学校に話を持って行ってみました。
地元の「まちづくり新聞」年に1回書いているのですが、これを今年は中学校の美術部と作ろうという計画です。
12月中旬にまちづくりの広報会議で提案したところトントン拍子に話が進んで、1月中には発行することになりました。

◆最後に

このプロジェクトではオンラインでプレ講座を見るくらいの幽霊部員でしたが、講座の組み立て方や話し方などとても勉強になりました。
半年前は「他人様に物事を教えるなんてとてもとても!」と思っていたのが「自分にも出来るかも?」くらいに成長することが出来ました。

なかなかうまく行かない半年間でしたが、最後の最後で少し進んだのでヨシとしようと思います。
私ばかりが勉強するだけでプロジェクトの皆さまに貢献がすることが出来なかったのが心残りです。

ありがとうございました。


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