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私がSUPER JUNIORを好きになった過程を振り返ってみる。

正直に言うと、少女時代やKARA、東方神起が日本で大人気だった頃、私はK-POPが大嫌いだった。元々、「歌ってる内容が分からない」という理由で邦楽以外は聴かなかったし、「ブーム」に乗りたくはない天邪鬼な性格もあって、当時の日本を席巻していたKーPOPは本当に嫌いだった。そんな私だけど、韓国ドラマは見ていた。放送しているのをたまたま見かけて、何となく見ていたら面白くて最後まで見た、とういう感じで「秋の童話」と「フルハウス」、「アクシデント・カップル」、「美女の誕生」を見た。

そして時は流れて2020年。コロナの時代。同僚に韓国ドラマを勧められて、そういえば昔見てたし、どこにも外出しづらいときだからお家時間を充実させるのにいいかも、と勧められたとあるドラマを見ることにした。結果、まんまとハマった私。そこから本当にいっぱい見た。「相続者たち」「青い海の伝説」「太陽の末裔」「愛の不時着」「梨泰院クラス」.…そうしている間にパク・ソジュン見たさに「ユン食堂」を見て、ナ・ヨンソクPDのバラエティの面白さと、 イ・ソジンのキャラクターが好きになって「三食ごはん」を見て2PMのテギョンを知った。私がKーPOPの扉を開いたのは彼がきっかけ。テギョンのことは「あ〜2PMね、名前聞いたことあるわ」「2AMとセットでしょ」って感じで認識していた。そこから2PMについて色々調べているともうすぐ「MUST」というアルバムが出て、完全体でカムバすると(当時は「完全体」や「カムバ」が何かもよく分かってなかったけど)。しかもその特番をMーnetで本国同時放送すると知り、「じゃ見てみるか」程度の気持ちで録画して、それを見て「Hands  Up」や「A.D.T.O.Y」のパフォーマンスで2PMのファンになった。テギョンをきっかけに見た番組だったけど、「Hands  Up」でのダンスを見て私はウヨン推しに。

そこから2PMの日本のファンクラブに入り、次に日本でライブがあれば行ってみたい!と音源を聴き動画を沢山見て、日本での「WITH ME AGAIN」での活動も楽しんでいたけど、俳優チームの活動が忙しいのか本国でさえ完全体でのライブは開催されず…(きっと計画はあったはず。コロナのせいで実現しなかったんだと思ってる)。6人仲が良く解散せずいてくれることは救いだけど、グループとしての活動が全くない状況で、「あーあコロナってホント…」って思っているところに、2022年ついにK-POPのあるグループが来日するというニュースを目にした。

「SUPER JUNIOR」がコロナ後の来日第1号のKーPOPアーティストになる。そんなニュースを見て「あ〜知ってるお兄さんに出てたヒチョルのいるグループか」と思った。2PMが「知ってるお兄さん」に出演したのを見ていて、カッコいい人がいるなと思って覚えていたのと、韓国ドラマ見たさに入ったU-NEXTで彼らのバラエティが沢山配信されていて、「何これ、アイドルの番組が何でこんなに配信されてんの」と鬱陶しく思っていた(本当に)。でもなぜか来日するというニュースを見てからずっと気になって(何故気になったのかは今でも本当に分からない)、まだ、入国しても3日間の隔離期間が必要、ライブでも声出しは禁止、そんな時期に日本に来てくれるグループがいるんだと、実際に日本で公演していた3日間はTwitterで感想を検索しては読み漁り、「スパショみたいな構成だった」「ヒチョルが手紙を書いてくれた」「ヒチョルが泣いた」「笑いを堪えるのが大変」とかそういう感想を沢山見た。私は実は関ジャニ∞が好きで「歌って踊れる面白いアイドル」には免疫があった。なので、もしかして彼らもそのタイプなのか…と思ったのかどうかは覚えてないけど興味を持ったのは確かで、当時の最新曲だった「Callin‘」を聴いてみたけどあまりピンと来ず(今でこそ好きな曲だけど)。「そういえばU-NEXTで配信してた!」とSJリターンズを見てみたら面白くて。何と言ってもメンバーの仲の良さに魅力を感じた。そして「Black Suit」で完全に沼落ちした。

ところで私のイチオシはヒョクちゃん。ヒチョルから入ったSJ、なぜヒョクちゃんに傾いたのかというとこれ。

サムネのヒチョルの美しさでこの動画を見て、開始4秒あたりのヒョクちゃんのダンスに撃ち抜かれた。ホントのイントロのイントロ。体幹が安定していてまるで背中に定規差し込まれてるのかな?ってくらいブレない芯、指先、爪先まで美しいダンス、「綺麗に踊る人だなぁ」と思った。それまではリターンズを見て、トムジェリの関係を理解してなくて「何でこの子はこんなにイェソンをからかうんだろう」と不思議に思っていた。好きになった今ではヒョクちゃんの魅力は数えきれないほど挙げられるけど。

そして。失礼ながら韓国ドラマを見ていても、俳優さんたちの区別がなかなかつかない私。でもSJに関してはすぐに区別がついて、歌声も9人もいるのに全員分かる。みんな強烈な個性があるのに、全員揃っても個性が喧嘩せずむしろまとまりがあるのは何故なんだろう。そんなところが堪らなく好きなんだと思う。

ここで突然ですが私のメンバー9人の第一印象を。
・イトゥク:どこにいてもカメラ目線で怖い。
・ヒチョル:かっこいい人。アニメオタク?
・イェソン:(こんなにイジられても耐えている)我慢強い寡黙な人。
・シンドン:ぽっちゃりしていて可愛い。見つけやすい。
・ウニョク:年上のことイジり過ぎ。イトゥクに似てる。
・ドンヘ:カッコいい。天然?
・シウォン:育ちが良さそう。アイドル…?
・リョウク:最年少じゃないのに最年少みたい。可愛い。
・キュヒョン:年下組なのに生意気。でも嫌味ではない。

そんなこんなで4月のファンミーティング(のレポ)でSJのトリコになった私は、タイミング良く彼らがEテレの韓国語講座のマンスリーゲストとして出演すると知り、そこで話す姿を見て、自然体でやっぱり仲の良いところがいいなぁと思った。その後はWikiやら何やらで彼らの歴史を知り、ただ長く続くグループではなく沢山の苦労を乗り越えたグループで、だからこその絆があるんだと感じた。そしてSS7のBlu-rayを買ってライブパフォーンスもめちゃくちゃカッコいいんだ!と沼から抜け出せなくなり、あれよあれよと日本のファンクラブにも入って、bubbleもKWANGYA  CLUBにも登録。

そこから今までずっと好きでい続けられたのは、何か一つ終わっても次のスケジュールがあって、彼らが絶えず「未来」を見せてくれたおかげだと思う。後はSNSや配信コンテンツが充実していて、国外のアーティストだけどそんな風には感じないほど常に彼らの存在を感じられたこと。そして何よりもデビュー15年を超えるベテランであっても奢ることなく努力し続けてくれる姿があったから。

こういうエンタメの世界なんて知らなくても日常生活には何の影響もないし、生きていく上ではなくてもいいものなんだと思うけど、私は初めてエンタメの世界に触れたときから今まで、時期によってグループは違えどずっとこのエンタメに支えられてきた。推しがいるだけで毎日がより楽しい。今の最推しは間違いなくSUPER JUNIORで、これからもずっとそうあり続ける気がしている。

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