オペラ座
今回の旅のメインイベントの1つ、オペラガルニエにてバレエ鑑賞。
オペラガルニエ、とはいわゆるオペラ座。
怪人が住んでいることでも有名ですね。
地下は貯水池になっているそうで、パリ屈指の歴史的建造物です。
まず、子連れにとっては難関が2つ。
1つは、まだまだ時差ぼけが取れない中、バレエ開始は夜の19:30。
起きてられる?!?!
2つめは、バレエとはいえ、チュチュも、トゥシューズもないコンテンポラリーバレエ。
前衛的な演出が、子供たち、いや、私にも理解出来るか?!?!
難関は子連れには常につきもの。
今回の目的は、バレエを最後までお行儀よく見ることではありません。(と、いうかそれは早々に諦めました)
オペラ座の雰囲気と、なんといっても、天井画を見ることが目的です。
ホテルから、気分はバレリーナで、向かいます。
遠くから眺めてみる。
中から外を眺めてみる。
宝塚ばりの大階段を駆け上がってみる。
プリンセスの世界にうっとりしてみる。
お酒を飲みながら、幕開けを待つ場所。
オレンジジュースを頼もうとする次女を制止しました。本物を体験させると言っておきながら、課金するものに関しては厳しく取り締まります。
複雑な座席システムをくぐり抜け、なんとか着席。天井画をしばし鑑賞。
子供たちにも分かるほど刺激的なシャガールです。
ここに来るまでに、何回か写真を見て予習しています。分かっているのか、分かっていないのか、やっぱり本物は凄いね、と耳元で囁き続けました。
そして、幕が開いて、5分で2人とも撃沈…
…が、なんとか目的は果たした…としよう!
5分で寝てしまいもったいない…と全く思わないといったら嘘になりますが、子供たちにとっては十二分に良い経験になったと思います。
本物をみる力は子供たちにこそ、ある、と信じています。
価値のわからない子供たちにしか、感じられない本物の凄さ。
子供といると、私まで、新しい気持ちで何かを感じ取れた気さえします。
ここまで来たので、帰りはこちらでひと息。
オペラ座で観劇したあとは、ここで感想を語り合うのが定番コースだそうです。
実は子供メニューもあり、子連れで行きやすいところでした。
次の日も興奮冷めやらぬ2人。
少しだけ寝ちゃったけど、楽しかった〜と。
時間の感覚も大人とは違います(笑)
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