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洗濯機の使い方

写真は本文と関係ありません。

中学生のころから自分の洗濯物は自分でやるようになって、はや30年。

洗濯機の使い方には、素人なりのこだわりがいくつかあります。機能性と美しさ両面から二層式が優勝だと思ってはいつつ、二層式が置ける物件は少なく必然的に縦型全自動洗濯機。自分にとっての必要性の薄さと予算の関係で、乾燥機付きは買ったことがありません。

個人的に重要度が高いのは、何よりもニオイ発生防止。部屋干しで、はたまた屋外に干しても残るあのニオイ。だからと言って、昨今の、人類の嗅覚をバカにしたようなプンプン香る柔軟剤は吐き気をもよおすので使いたくない。

専門家でもなければ理系の知識も皆無ですが、洗濯機と向き合って試行錯誤をしてきた私なりの、いくつかの結論。

あのニオイの元凶は、洗剤の溶け残りだという仮説にたどり着きました。

洗濯物を入れた上に、注水しながら洗剤を追加していく。量販店のお手軽洗濯機では、どうしても溶けた洗剤の濃度に差が出る気がします。ということは、商品に規定されている洗剤量は、洗濯機内で洗剤の濃度がいちばん薄いところでも洗浄力を発揮するための量なのではないか?と思いました。つまり、濃いところはかなり濃くなってしまう可能性がある。

「洗濯機に入れれるだけ入れろ、回す回数を増やすな」という教育のもと育ったわたしは、なんの疑いもなくギッチギチに詰めて回していました。入れすぎの衣料に、少し多めの洗剤。溶けのこりは増え、すすぎきれなかった洗剤成分はおそらく衣料のあちこちに残ったことでしょう。

衣類の投入量は調整するとして、私の取った方法は、衣類の投入を最後にするというやり方です。

洗濯物の量から注水量は自分で決定し手動で設定。空の洗濯槽に半分以上注水が終わったあたりで、洗剤を投入。念には念をで、最近は洗剤を規定の量より減らしています。こまめに洗濯するなら、洗剤は薄くていい。そして、洗濯槽をしばらくそのまま回し、全体に洗剤がゆきわたったであろう頃合いを見て蓋を開け、洗濯物を静かに沈ませます。勢いよくやると洗濯機が壊れます。

このやり方だと予約洗濯できないじゃん。
と言われるかもしれませんが(誰にだ)、洗濯物を沈ませきったところで1度電源をオフして再起動します。改めて予約洗濯の設定をすればOK。もしかしたら最新式の洗濯機ほど、こういったアナログな使い方は出来ないかもしれませんね…使ったことないから知らんけど。

洗濯の終わったあとは、なるべく早く洗濯物を取り出します。置けば置くほどニオイは発生しやすくなる。

そして空になった洗濯機は、絶対に蓋を閉めません。ホコリが入りにくいようにはしますが、通気性第一。カビを最小限に。使い終わった濡れタオルなど、ほうり込んでそのまま一晩過ごせば一気にカビます。臭います。

それはいまの洗濯機を購入してから絶対に守っていたルールでしたが、誰かが泊まりにきたときに、使い終わったタオルは外に置いておいてねという一言を言い忘れ、朝洗濯機を開けたら中に濡れタオルがあり、言葉を失ったことがありました。その行為はおそらく善意に基づくので、飲み込むしかありません。その後はひたすら洗濯機洗浄。しばらくは残りましたが、最近はやっとスッキリしてきたところ。

衣類の投入量は余裕をもち、洗剤は少なめにして衣類投入前にしっかり溶かす。空の洗濯機を湿気から守る。定期的に洗濯機洗浄。

お店のタオルもあるので汚れやすい洗濯機、これらを心がけるようになって、格段に良くなりました。

以上、素人のどうでもいい話。

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