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「いきてて よかった。」と感じられる瞬間が、あとどのぐらいあるだろう。

2022年1月29日夜、山形県酒田市の国道344号にて。
車がスリップしたが、防風柵の1cm手前で止まる。

先日、新雪で車がスリップしましたが運良く命拾いをして、体も車も奇跡的に無傷で無事に生還。自宅に帰ったら届いていたのが、ほぼ日ストアで以前に購入していた、ゲーム「MOTHER」関連の本や糸井重里さんの書籍などでした。

ほぼ日ストア購入特典の「MOTHERのシールブック」に入ってた、どせいさんの言葉。
いきてて よかった。
よーーかったーー。
「MOTHER  2」より

特典の「MOTHERのシールブック」さ入ってた、どせいさんのことばが、身に沁みます。

さっそくシールを、Macさ貼りました。

生きていることって、あたりまえじゃないような気がします。だから、おかげさまで日々生きることができているということに対して、ご先祖さまや、神さま、仏さま、家族、周りの皆さまにも感謝しながら生きていきたいと、改めて思います。

MOTHERのことば。 - 著・糸井重里

そして、スーパーファミコンの「MOTHER 2」の開発が破綻しかかっていた時に救世主となった、任天堂の元社長で、惜しくも2015年に若くして亡くなった岩田聡さんのことばをまとめた書籍も、いま読んでます。

『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』(ほぼ日刊イトイ新聞・編)

ゲームの開発者としても、経営者としても、世界中から愛され尊敬される、日本が誇るべき偉人。その岩田聡さんの考え方や言葉がとても共感できるものばかりだったので、その中のふたつを以下ご紹介させていただきます。

自分たちは、なにが得意なのか。
自分たちは、なにが苦手なのか。
それをちゃんとわかって、
自分たちの得意なことが活きるように、
苦手なことが表面化しないような方向へ
組織を導くのが経営だと思います。
『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』(ほぼ日刊イトイ新聞・編)より
わたしが経験してきたことで、
無駄だったと思うことなんてないですよ。
『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』(ほぼ日刊イトイ新聞・編)より

この本の第1章から第3章が、「ほぼ日刊イトイ新聞」のサイトで無料公開されてます。もしご興味ありましたらぜひ読んでみてください。

▼『岩田さん』の前半3章を無料で公開 - ほぼ日刊イトイ新聞
https://www.1101.com/books/iwatasan/free/

さて、このような、以上の内容の投稿をFacebookにしたところ、私が大学時代に東京で住んでいた「荘内館」という学生寮の寮生であった後輩から、フラワーカンパニーズの「深夜高速」という曲の歌詞の一節がコメントで送られてきました。その後輩は、以前にバイク事故で1週間ぐらい生死の境を彷徨って生還した、酒田出身の男です。

そして、フラワーカンパニーズの「深夜高速」を、改めて聴いてみました。


「生きててよかった」。

この曲を改めて聴いてみて、その歌詞がもう一度、どせいさんのことばともリンクしながら、心の内部に押し寄せてくるのでした。

そして、この「深夜高速」のシングルのジャケット写真の車、私の車とめちゃくちゃシンクロしてるんです笑。

2022年2月現在、私は41歳。

長く見積もってもこの人生は折り返し地点を過ぎていそうで、いつ死んでもおかしくはない毎日を過ごしています。というか、そういう自覚を持ちながら生きていく必要を感じています。

生きててよかった。

そう感じられる瞬間は、あとどれぐらいあるだろうか。そんなことを感じられる毎日を、どれだけ日々味わいながら生きられるだろうか。

これが私にとって、これからの人生のテーマになるのかも知れません。

そのことに気づかされたいまは、
少なくとも毎日のように。

毎日、毎日の除雪も、よいでね(容易でない)時もあるけど。

おいしいご飯を食べたときとか、
おいしいお酒が呑めたときとか。
家族と一緒に笑ってるときとか。

そんなふとした瞬間に、当たり前にある日常に、
「生きててよかった」って、
とってもとっても、感じることができながら、
日々を生きています。

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