後書きのようなもの

このお話のタイトルを募集していたところ、とある方からタイトルの案をいただきまして。その案が個人的にすごく好きで、もうこれにしようと決めました。

さてさて。今回のお話は、マガジンの説明にも書いてあるとおりの、絵が上手くいかなくて仕方なく文学部に入学した女の子と、本が好きという理由だけで、なんとなく文学部に入学した男の子のお話でした。2人の共通点は、お互いに、入学したところに対して、納得がいっていないような、満足していないような、そんなところかなぁと個人的に思っています。
私は大学生では無いし、社会人でもないので、全て空想の世界でのお話となってしまいました。モデルにしたところも特になく、何となくでお話を進めてきました。だから、こんなことありえないよ、とか、そーゆーの違うから、とか、色々思われてしまうかもしれません。そこは申し訳ないです。でも、個人的に、頭の中で描いたお話をそのまま文におこせたので、いいかなと思っています。

最後の2つのアフターストーリー(?)は、私がどうしても描きたいとおもって、付け足させていただきました。時間の経過が素晴らしく飛んでしまって申し訳ないですが、美術館でやっと繋がった2人が今後どう変化していくのか、短くてもいいから書きたいと思って、書きました。2人が絵本を将来作る設定は前から決めていた事でしたが、お腹に子供がいること、桜の下で胎動を感じたことは、その場の思いつきでした。妊娠出産の経験がもちろんないので、そこも全て想像ですが、もし自分のお腹の中に子供がいたらどう思うだろうって想像して書きました。不思議と母性本能とやらが出ました。まだガキなのに。

ここで本当に書きたかったのは、タイトルとの関連性というか、そういう話で。とある方からタイトルの案を頂き、気に入り、どうせならお話をもっとタイトルに近付けてしまえと、アフターストーリーはタイトルを意識しました。きっと②の方では、タイトルとの関連性をたくさん感じてくれるのではないかと思っています。本人の許可無くお名前を出すことは出来ないので、名前を伏せておきますが、素敵なタイトルをつけてくださって、本当にありがとうございました。

初めて完結させたお話で、初めて頂いたタイトルで、すごく自分では満足です。

ちなみにマガジンの写真の花は、ネットから引っ張ってきたものなんですけど、ネモフィラと言って、4月7日の誕生花にもなっている花です。4月7日は深咲と桜叶の結婚記念日です。そこの関連性は全然考えてなかったんですけど、繋がってしまいました。
ちなみに、タイトルをつけてくださった方の誕生日も4月7日で、4月7日の使用許可を得て、彼らの結婚記念日にさせて頂きました。
タイトルも誕生日も提供してくださって、本当にありがとうございます🙇🏻‍♀️

コロナ禍で大変な世の中ですが、少しでも休憩のお供になれば幸いです。

スキをくださった皆様、読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。


綾夏

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