クイズプレイヤーがスパルタンレースに出ました。

どうも。綾takeです。

この度7/10に横須賀の「ソレイユの丘」で開催された「スパルタンレース」に出場してきたので、その時の感想を日記代わりにつらつらと書きます。


【そもそもの出場のきっかけ】
SASUKE好きが高じてこういうイベントは前から知っていて興味は持っていて、そんな折に2年前のクイズLIVEチャンネルの「SASUKE」クイズ企画でご一緒した方がスパルタンレースのガチレーサーで、いろいろとお話を聞くうちに「自分も出てみたい!」と思うようになりエントリー。本来は2020年のドイツ村開催で出るはずだったがコロナで延期になり、今年ようやく出場。2年越しの念願がかなったことになる。

【トレーニング】
1年前から週末は走ったりジムに行ったりちょくちょくトレーニングはしていたが、1カ月前くらいから私が主催しているクイズ大会「Re:Q」の準備でてんてこ舞いになってしまい、懸垂以外ろくにトレーニングをしなくなる。

【当日朝】
朝は品川駅の「ひおき」というお店で豚汁定食を堪能。大盛りの量が思ったより多くてビビる。美味しかった。なんだか3rdSTAGEくらいまで行けそうな気がしてきたのを感じつつここから出発進行。
(※日置将士:SASUKE常連選手の一人。スタートの際に家族と「出発進行!」という掛け声をすることで有名。当然だが品川駅の定食屋とは全く関係ない。)

【道中】
気分を上げるため「ユメヲカケル!」を聞きながら電車で2時間。アニメ版ウマ娘2期(名作)を思い出してちょっと泣きそうになった。とりあえず骨折と繋靭帯炎にならないように気を付けようと気を引き締める。
(※繋靭帯炎:馬の脚部に発生する病気。人間がなるものではない。)

【会場入り】
最近雨続きだったからどんよりとした天気になるだろうと思っていたが予想に反した素晴らしい天気。暑い。
会場をぶらぶらと見物したが、実際の障害物のセットを見て「わー綱登りだ!」とか同行した友人を置き去りにして一人テンション上がる。

【スタート】
てっきりコロナ対策で掛け声とか無しでやるのかと思ったが、DJによるちゃんとしたスタートの掛け声とかがあった。これは嬉しい。
ちゃんとディスタンスをとったスタート配置とか、各コースの消毒対策とか、随所に心遣い感じる運営に感謝。こういう時期にイベントがあること、運営が安心安全を心がけてがんばっていることが本当にありがたい。

【序盤1-2km】
普通にラン。暑いもののこの辺はスローペースでゆっくり走る。特に何もなし。周囲の自然が気持ちよかった。

【O・U・T】
壁を越えたりくぐったり。走った後で最初の障害物だったのでちょっと不安だったが、ここはまだ難なく。

【6ft wall】
壁超え。最近太ったので体が上がるかちょっと不安だったがまぁ問題なく。お腹を打ち付けたのでちょっと痛い。

【Slip Wall】
スロープをロープを使いながら登っていく。SASUKE1期の「そそり立つ壁」のロープあり版みたいなやつ。まぁ難なく。こういうの大好き。

【Hurdles】
高いハードルをよじ登る。まぁこれもwallと同じく難なくだが、ハードルが角ばっていているので痛い。

【Atlas carry】
鉄球を抱えながら反対側のフラッグまで往復する。全く自信がなかったのだがなぜかクリアできた。重量系大の苦手なのでなんでクリアできたのか自分でもわからない。

【A frame cargo】
三角形上のネットをよじ登っていく。アスレチックによくありそうなやつ。幼少期からアスレチック慣れしているのでこういうのは難なく。

【Vertical cargo】
先のcargoを垂直にしたようなもの。体を反転させるのがちょっと怖かった。

【道中またラン】
ここで暑さのせいかほとんど走れなくなり、ふらふらしながらゆっくり歩く方針に変更。
在宅ワーカー故の外の暑さに慣れていないことが大きな障害になっていたことを実感する。

【Sand bag carry】
サンドバッグを抱えて300mほど移動。ここで重量系苦手が出て潰されそうになるレベルで進めなくなり、ふらふらしながら人の3倍くらい時間をかけてどうにか超える。みんな肩に乗せて進んでいたが、僕はそのやり方だと体がすごく痛く、腕で抱えた方がまだ楽だった。
ここを超えた時点でほとんどしゃべれなくなり、日陰でしばらく休んでいた。今思えば熱中症の一歩手前かほとんど熱中症だったのかもしれない。頭がガンガンする感じだった。

【Multi ring】
吊り輪のようなものを懸垂の要領でブラキエーションして進んでいくエリア。直前であんな状態になっていたので、まぁやれるだけやろうと思っていたが、やはり普段から懸垂とかにもなれていたし、ランの後で懸垂の練習とかもしていた成果か、特に難なくクリア。

【Plate drag】
重りを引っ張るエリア。ジムで練習はしていたが、外でやるがゆえに土や地面の根っこが絡みついてしまいもう大変。サポートを受けながらどうにかクリア。

【Monkey bar】
雲梯。バーが太い上距離も結構離れているので不安だったが、全く問題なく中盤からは猛ダッシュで周囲を追い抜かしてクリア。これは嬉しかった。
一緒に走った友人曰く「雲梯をクリアしたところから急に顔色が良くなった」とのこと。慣れ親しんでいるバーをつかむと元気になるのかもしれない。

【Barbed wire crawl】
有刺鉄線を匍匐前進でくぐり抜けていく。思ったより距離があった。まだ終わらないの!って思ってた。現代日本で地面を這って進む機会なんてそうなかったので楽しかった。

【Hercules hoist】
重量あるサンドバッグ?みたいなのをロープで引っ張っていく。前のSand bag carryで重量系で完全にやられてしまったので、あきらめて初回出場のハンデで女性用でチャレンジ。ただここは確かにきつかったもののそんなに苦労はしなかったので、別に男性用でもよかったかなぁ。

【Rope climb】
綱登り。足の使い方わからんして滑りそうだしムリムリ!な気分だったが、なんかクリアできてしまった。むしろ途中足が上手く使えなかったので腕だけで無理やり登ったりしていたがそんな無茶苦茶やってもクリアできてしまった。やはり脳筋戦法こそ正義。力こそパワー。次は腕だけで登りたい。

【Spear throw】
槍投げ。ノーコンをいかんなく発揮し明後日の方向に槍が飛んで行った。ここで初ミス。ここは一生当たる気がしない。

【Bucket carry】
バケツ運び。やはりここも女性用を選択するもそれでも他人の3倍は時間がかかってしまった。ただようやく暑さにも慣れてきたのか、どうにか倒れることなくクリア。
ちなみにその後の給水所で水を一気に飲みすぎてしゃっくりが止まらなくなる。水はゆっくり飲もう!

【Z wall】
ボルダリングみたいな垂直の壁を横移動。さすがにボルダリングやっているので楽勝だったが、普段と違いトレランシューズなので足が滑らないかそこだけ不安だったが、まあ滑っても腕だけで体持ちこたえるでしょうという脳筋戦法で問題なく行けた。なんなら腕だけで行った方が難なく行けたかも。

【Inverted wall】
手前に傾いた壁をよじ登っていく。これもボルダリングの要領で難なく。楽しかった。

【4ft wall】
序盤にもあった壁超え。もうこの頃にはラストスパートで走る元気も戻ってきていて、余裕で飛び越えた。

【Fire jump】
最後にジャンプ。写真撮影スポット。
ちなみにかかった時間は2時間ほど。トップ選手は30分台とからしいので記録のレベルについてはまぁお察し。やはり途中熱中症?で動けなくなったのが響いた。各エリアの攻略はほとんど時間かからなかったので、そこだなぁ。

【総括】
完走した感想ですが(RTAにおけるお決まりの挨拶)、まぁとにかく暑さ対策と重量系対策ができていなかった。正直この辺りは「何でこんなのに出場してしまったんだ・・・?」と思うくらいしんどかった。重量系をSuperクラスのキツめの腕力系エリアに変えてくれないかなぁとか思っていた。この辺はバーベルやったり重量ベストとかつけて走ったりするのがいいのかなぁ。アドバイス求む。
反対に腕力系は全く問題ないといってもいい感じで、ここは素直に日ごろの懸垂の成果といっていいと思う。むしろあれだけ疲労困憊でも腕力系は難なくこなせてしまったので、体重増やしてパワー系に適用させた方がいいのかもしれない。家帰ってから疲れた体のまま試しに懸垂マシン触ってみたけど、懸垂10回全く問題なくできてしまったし。ちょっと自分が怖くなった。
やっぱり楽しかったし、途中はもう参加したくない・・・とか思っていたけど終わってみるとまたやってみたい!と思うくらいには魅力あるイベントだった。また新たな沼に入ってしまったようだ・・・

でも次はもう少し涼しい時に出たいなぁ・・・夏はもう勘弁。


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