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ギタマン、夏の甲子園


『全日本高等学校ギター・マンドリン音楽コンクール2023』

夏のギタマン甲子園と呼ばれる、学生コンクールがありました☀️

学生たちが懸命に音楽を奏でている姿は、この世の何よりも美しく朗らかに思えます。

みなさんは、マンドリンをご存知ですか?

生徒たちの部室に貼ってありました☝️
この絵がマンドリンです😆


今回のコンクール、私が指導に行っている学校は、優良賞をいただきました。
(優秀賞、優良賞、努力賞の3つに振り分けられ、優秀賞から特別賞が与えられます)



昨年の全国大会は学校の判断で、出場辞退をしています。
今年はまず、選抜メンバー全員が元気に演奏できたことが嬉しいです。



我が校の部活動は、今年からようやく以前のような活動を取り戻しつつあります。

この3年間は全く練習ができない期間や、定期演奏会の中止、大会の欠場、少し規制がゆるくなってからも、部活動の時間は短くなり、土日の練習もほとんどない状態でした。


限られた舞台経験もさらに少なくなり、今回の本番前は「緊張する〜」とそわそわしている生徒たちがたくさんいました。

その姿は微笑ましくもあり、私もまた、彼女たちが舞台に上がった時は祈るような気持ちで、「どうか...!」と、言葉にならない念を送っていました。



今年の最高学年は積極的で、しっかりした演奏を披露してくれました。
音楽の流れや、ハーモニーは良かったと思います。

ただ、楽器が鳴っていない、迫力があとひとつ。


普段あまり広くない部屋で練習していて、
どうしたら勢いがでてくるのかと頭を悩ましていましたが、

広い舞台での彼女たちの演奏を聴くと、
なお、客席まで伝わってこないなあと、寂しい気持ちになりました。



「今年の大会は良い結果を残す!」と意気込んでいた生徒たちを知っています。

頑張っている姿を見てきているので、やはり気持ちよく演奏させてあげたい。




はて、どうしたものか。

🔸体を使って楽器を弾く練習をしなければなりません

🔸気の持ちようを教えることが、一番難しいのです

🔸自分の音をよく聴く。

などは、本人が自ら気づかないことには、なかなかできるようにならないことです。



この3年間は、よく、突然予期せぬことが起こりました。

なので短い時間で、曲をとりあえず聴けるくらいには仕上げるといった、
荒療治的なレッスンになってしまっていました。

よくやく、音楽的なことを指導できる段階になってきたと希望を持ち、
練習方法を工夫して提示していくべきですね。




今回の結果を受け、生徒たちは落ち込んだと思いますが、

すでに「冬の大会はかならず!」と前を向いています。




生徒たちと共に、私も毎年成長していることを実感します。
そういう活動ができることが幸せです。

学生たちが勉強以外のことを学べる場が、どうかこれからも守られますように。


ひ弱な先生は、4年ぶり?に再開されるギタマン夏合宿にむけて、
モリモリ食べて、体力をつけておきますよ🍉






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