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ゲーム紹介:「Cypher」「Room 40」

興奮する真の知的遊戯(個人の感想)である暗号解読を存分に楽しめるSteamゲームを2つ紹介する。

Cypher

制作者: Matthew Brown
価格: 520円(セールあり)
言語: 英語(日本語はサポート外)

虚飾を排した博物館のような世界で、クラシック音楽を聴きつつ、暗号の歴史を学び、ひたすら暗号を解いていくゲーム。空間はシンプルな美を感じさせる。個人的にかなりの好みである。
内容の充実度に対して、値段はかなりお手頃である。さらに執筆時点(2022年9月16日)ではセールを行っており(9月20日まで)、70%オフで156円とお買い得になっている。
一方、難易度はかなり高い。ヒントもかなりあっさりしている。易しい問題は紙と鉛筆だけで解けるが、難しい問題は自分でプログラムを組んでアルゴリズムを再現するなど工夫する必要がある。

Cypher

Room 40

制作者: Silhouette Valley Games
価格: 無料
言語: 英語(日本語はサポート外)

1966年、アメリカ。大学を卒業したばかりで求職中のAmyは、秘密のメッセージが隠された不思議な手紙を受け取る。謎を解いて返信したのがきっかけでAmyは暗号解読者として政府機関に雇われる身となった。
古代ギリシアから第二次世界大戦まで、暗号の歴史を追いながら謎を解いていくゲーム。難易度はやや高めだが、ヒントや分析は充実している。作中のAmyがコンピューターの力を借りている様子は見えないように、それぞれの問題は紙と鉛筆があれば解ける内容にとどまっている(はず)。
暗号や解読技術の解説も豊富。

Room 40(ネタバレ防止のため一部修正)


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