マグロナイズド☆スイミング

マグロナイズド☆スイミング

小さい頃にアレルギーでアトピーと小児喘息を患わっていた。

お陰様で２～５歳はほとんど入院していた。


喘息は外で遊んだりするとよく発症し、厄介なことに別になんにもしてなくても発症していた。

こいつが発作を起こすと即搬送で、体をギチギチに拘束されて点滴やらなんやらを打たれ放題打たれた。

だいぶトラウマ。


アレルギーは鶏と牛全般がダメだった。

つまり、卵もダメだし牛乳もダメ。

バターもダメなので今のコンビニでは何も食えないレベル。

まぁ当時からほぼ食えていないのだが。


親は非常に苦労したと思う。


アレルギーの子供でも食べられるパンやらケーキやらを作っている遠くのお店に行ってくれたり、家で作ったりしていてくれていた。だから外食はしたことがなかった。

いつも家で、魚や野菜ばかりの生活になる。


特に刺身と魚卵は大好物であり、なんと贅沢な幼少期を過ごしたのだろうと罪悪感さえ芽生えるレベル。


それも小学校に上がる頃には治り、今では普通に暮らしている。


そもそもなんでアレルギーになったかというと、卵が大好き過ぎて毎食卵３つほどぶっ込んだ卵かけご飯をたべていたからだ。

オーバードーズである。

自業自得である。



タイトルは シンクロナイズド▶真黒ナイズド▶マグロナイズド の言葉遊びである。


マグロは隠語で性交中に完全に受け身であり、無反応である様をあらわす。


僕は性交中以外でも、例えば友達と遊びたいけど自分からは連絡しないとか、ご飯食べに行くのにも｢どこでもいいよ。｣とかしか言わない主体性のない人全てマグロと思っている。

だから僕はマグロが大好きだ。


好き勝手出来るから。