Jupiter
美少女戦士セーラームーン。
夢のクレヨン王国。
おジャ魔女どれみ。
ふたりはプリキュア。
これらを見ていることを同級生には言えなかった。
子供の頃はほんとに病弱で、小学生にあがるまではほとんど病院で過ごした。
なので幼少期の友達は居ない。
喘息持ちで少しの運動でも発作が出たのでずっとアニメを見ていた。
自由にテレビが見れるのは親がいない時間だけ、アニメがない時間はダビングしたウルトラマンと仮面ライダーをひたすら見ていた。
セーラームーンはその時に出会った。
ちなみに母親が漫画も持っていた。
うさぎに関しては全く興味を持てなかった。
ルナが凄く可愛いと思っていた。
人型になってもめっちゃ可愛い。
あみちゃん、れいちゃんが出てきてからグッと引き込まれて、まこちゃんが出てきた時にシュープリーム·サンダーをハートに喰らい痺れた。
この時から僕はポニーテールに首ったけである。
この娘はずっと恋をしているのだ。
節操が無く。
そしてそれは大体叶わない。
いつも敵に操られているか、むしろ敵だったりする。
僕は大人になったら絶対にまこちゃんを幸せにするとこの時に強く誓った。
この曲に『Jupiter』というワードは入ってない。
なぜJupiterなのか?とよく聞かれる。
これは、何度打ちのめされても、何度くじけても、それでも諦められない感情を歌っている。
僕が2次元に行きたい願望である。
いや、まこちゃんを3次元に連れて来たい願望である。
誰にだってある自分の本当にしたいことを辞めるのは、諦めるのは、本当はとても難しい。
潔く生きれれば楽だろうが、僕はぐちゃぐちゃになりながらももがく姿が美しいと思う。
ちなみにおジャ魔女どれみはあいちゃん派。
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