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自炊で疲弊しているあなたへ

これは Splathon Advend Calendar 2023 14日目の記事です。

昨日の記事はおひるごはんさんの「リーグ戦配信環境の話」です。
おひるさんにはいつも配神として降臨いただき、RookieLeagueもおとめろ杯も将軍戦でもとても助かりました。私も配信環境つくりたい!

じすい
【自炊】

  1. 《名・ス自》

    1. (毎日の)食事を自分で作ること。

こんにちはこんばんは。ayartです。呼び方はあやこでもいいよ。
主婦歴19年(高1と高3の息子有り)で自炊歴は18歳から四半世紀を超えた、ZP(=自炊パワー)2800くらい計測できるかなというかんじの酒飲み女です。
今回は、日々を生きるための自炊コストを下げるtipsをご紹介できればと思います。


thon内でも自炊の話題って度々目にしますよね。私もたまに相談されます。
社会人コミュニティなだけあって、それぞれ新しいライフステージに進み、自炊に今までとは違う理由ができて悩んでるな〜という印象。

ただ、話を聞くほどに人によってペインポイントが全然違う。なので、そもそも自分はなにがしんどいのか。ここを自覚するのはとても大事です。

自炊のハードルを下げるために

手軽さを優先して、家の中にあるものを使ってさっと作りたいですよね。
自炊のために買い出しするのってなんていうか前準備としてリッチすぎる。
そして買い物に行ったとて今度は「残った食材を使い切らなきゃ」という義務感に追われる。おかしくないか。作って食べるのは一瞬なのに。前後の負担が重すぎる。
ということで、まずは

  • 料理前の買い出しを必須にしない

  • 食材の無駄を減らす

これをクリアしましょう。

都度の買い出しをしないとなるとつまり「食材のまとめ買い」になる。
まとめ買いとなるとなんとなく浮かぶ単語は「週末の作り置き」……

私も以前は常備菜の作り置きやってましたが、継続がむずかしい。
まとめて作ったやつをちまちま食べるのもあんまり好きじゃなくて、家族も飽きて手をつけたがらないし、駄目にしちゃうこともしばしば。
料理はすきだけど毎週末義務化するのはきびしかった。
私は怠惰な人間だし、やりたいことは無限にあるし、時間は有限。

基本は「必要な時に家の中にあるものだけを使って最短で作りたい」んです。土日の自分を犠牲にした上、平日にその時の気分でもない料理を食べたくはない。

そこで提案したいのは「冷凍保存」です。
もっというと「冷凍食品を自分で作る」です。
知ってます?食品って想像してる200倍は、冷凍できます。(たぶん)

冷凍ストックにも段階がある

  1. 食材(カット済み)

  2. 下準備・下味付き(加熱するのみ)

  3. 完成調理品(自作冷食)

冷凍の状態をだいたいこの3種類に分類します。なにが冷凍できるのか迷うと思うけど、スーパーやコンビニの冷凍コーナーを参考にするとよいです。意外となんでも冷凍されてる。
どの段階の冷凍ストックを作るのが一番良いかは、シンプルに自分の好みでOK。
私の具体例をあげていきます。

1.食材(カット済み)

最近はコンビニでも売ってる冷凍カット野菜。野菜だけでなく肉も魚介もなんでもOK。果物も冷凍。慣れると使い勝手がいい。かたまりのままだと解凍して切る手間が発生するので、先に切っておくといいよ。千切り、乱切り、みじん切り。同じ食材も用途に合わせていろんな切り方で分けておく。

例えば、冷凍庫からカット肉、みじん切り玉ねぎ、トマト(余った生トマトや半端なトマト缶を冷凍)、根菜、を鍋に入れ煮込んでカレールー入れたらカレーになる。冷凍庫の食材だけ。カレールーは申し訳ないけどストックしておいてくれ。1年は常温保存できるから。とけるチーズも冷凍してるから最後にぱらりとかけてもいいね。

2.下準備・下味付き(加熱するのみ)

簡単なのは味付け肉。下味がついてるお肉がスーパーにも増えたのでそれを買ってきて小分け冷凍。なんなら焼肉のタレと肉を混ぜとけばいいんじゃないか?玉ねぎとかほうれん草も一緒にいれよ。

サラダチキンばっかり食べる人は鶏胸肉1kg買ってきて、下味付けて小分け冷凍すればgあたりの価格を抑えられる。火を通すときは冷凍ブロッコリーもつけたら完璧では。

食パン食べきれないときは、ピザトーストの具材乗せて、ホイルに包んで冷凍すれば、時間ないときにそのままトースターにぶち込める。作っておいてよかった〜ってなるよ。

あとは「鶏肉玉ねぎミックスベジタブルを塩コショウで炒めたやつ」。
牛乳と小麦粉でシチューになるしそこにマカロニ足したらグラタンになる。冷や飯とレンチンしてケチャップで調味したらチキンライスになるし、それを玉子で包んだらオムライス(トップ画参照)だよ。進化先無限ポケモン。

冷凍前の姿。よく見たらミックスベジタブルではなく冷凍インゲン

これらは下準備をやっておく必要があるので、作り置き作業が前提になります。ただ、冷凍は保存期間が長いので、毎週とは言わず気が向いた時にがっとまとめてやればOK。
お腹すいた〜ってなったらお米炊けるまでの間に冷凍味付肉をフライパンで炒めれば定食が完成。

気が向いた時に餃子を100個くらい包むとするじゃないですか、
そしたら冷凍。我が家では朝ごはんに餃子率高し。餃子は完全食。

3.完成品(自作冷食)

我ながら発明だと思ったのが、焼き鮭、玉子焼き、肉巻き、などの自分で作った料理も冷凍余裕だったことです。これはもうパラダイムシフトですね。

作りたてなのにおかずがキンッキンに冷えてやがるお弁当

これを発見してから、遅い時間のスーパーで半額になったお惣菜も、迷わず冷凍するように。お弁当に入れる時、冷凍おかずは基本的にチンすらせずそのままイン。息子からのFBでは、過去に自然解凍によるインシデントの発生はなし。朝の10分でお弁当完成するのとても助かる。

半額天ぷら盛り合わせは冷凍保存され数日後、天つゆで煮詰めて天丼弁当へ。
環境にやさしい。

買ってきたお惣菜は自炊じゃない?そんなことないよ。ご飯炊いて汁物あわせて温めたお惣菜をお皿にもったら自炊です。

そもそも自分はなにがしんどかったのか

私は元々料理が大好きなのですが、趣味料理と義務料理はやはり別物。
自炊は義務料理。義務ってしんどいよな。
ここ数年はコロナ禍の巣ごもり需要で今までにない商品も増えて色々試しました。ホットクックとかミールキットとか。

そこで気がついたのですが、私は自炊において「食材を切るのが嫌」な人だったんですよね。調味は苦じゃないし、加熱調理も楽しい。だけど食材切るのが苦痛。なので冷凍保存してある食材はザラザラ〜と入れるだけなので、バイバイペイン アイムハッピー!
たぶん私とは逆に「味付けの正解がわからないから合わせ調味料一つがいい」って人もいる。「毎日毎日献立を考えるのが苦痛だから、いろんなバリエーションを提案してほしい」ていう人もいる。
毎日毎食作るからこそ、様々なつまづきポイントがある。

SNSなんかでよく回ってくる方法は、その人が上手くいってても自分の性格や生活リズムにハマるとは限らないので、自分が自炊するにあたって何が嫌で何が苦じゃないのか自覚することは大切。苦しみを軽減できる解決策を考えましょう。

自分に合ったお手本を見つけよう

料理研究家、最近多いですよね。なんかいっぱいいる。
プロはインプット・アウトプットを繰り返してきているのでデータの蓄積量が多い。さらに適切な目標設定ができてる人が生き残っている。
なので、自分のグレードに合った「料理研究家(配信者)」を見つけましょう。模倣は上達への一番の近道です。

私の好きな料理系Xアカウントはこちら ※ビギナー向け

など、など、、、まあ、大人気 料理のおにいさんとかいますね。

別にどうしても料理するのが嫌いなら、自炊しないでUber Eatsだっていいし、なんならご飯食べなくたっていいと思う。
でも「もうちょっと自炊がんばりたいな。どうしたらいいかな」って思ってる人がいたら、なにかのヒントになれば幸いです。


いその〜自炊しようぜ〜

明日のエントリーは かがみん さんの「来年のパパデビューについて書く」です!今から子育てが始まるなんて羨ましすぎる!!!!!!我が家はもう長男が成人し母も子育てから卒業間近。成長は喜びですが育児は不可逆です。楽しいこといっぱいですよ。がんばってくださいね。


おまけ

こんだけ買い込むので冷凍庫のキャパを超えてしまい…
冷蔵庫を買い替えることで解決しました
趣味料理は一度に17品作ったりするので、食べ手をいつも募集しています

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