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「ボヘミアン・ラブ・ローリー」観て。『軌跡』が『奇跡』になる瞬間♪
10月27日(金)から29日(日)まで、横浜赤レンガ倉庫で3日間行われていた、”BOHEMIAN LOVE ROLLY”の千秋楽に行って来ました。
まだファン歴が浅い私はこのクラシカルスタイルのコンサートは初めてで、YouTubeで過去の演奏を観てはいたものの、それは断片的なもので、全てを体験したら、その演奏、演出のクオリティに圧倒されました!ご祝儀チケットなるものでいただいた写真集に、これまでの、まさに「軌跡」ともいえる歴史が掲載されていた。ROLLYさんも「究極の文化事業」と仰る通り、「継続することで積み重なり育まれる芸術性」みたいなものがあるような気がした。
継続して残されたものを「軌跡」というとすれば、その長い道のりのどこかに(終着点ではなく、その後も道は続いていく)「奇跡」といえる輝いているポイントが生まれるのだろう。その一瞬のためにまた一歩ずつ進んでいく、それが芸術というものなんだなあと思った。(遠い目😑)それは人の一生を賭ける価値があるというものです。
今回は還暦という節目、まさに「奇跡」のキラキラポイントだったのですね。そんな回を観ることが出来て、本当に五感(プラスα)を刺激されたし、感動しました。「悲しき」ではなく、「楽しき」60歳になっていたのも、これからも続いていくような感じを残していたのも、ポジティブで明るくて、すごく良かったです。明るい音楽っていいなー。改めて。
立場は違うが、自分の仕事に当てはめてみると、「継続することで積み重なり育まれる芸術性」という意味では「文化的行事(学芸発表会や合唱祭)」がある。毎年出る生徒は変わるものの、舞台に上がることを経験し、裏方も含め、ひとつのショーを作り上げる経験をすることは、人生にとってとても大切なことで、豊かなことだなぁと思う。もちろん誰しもにとって素晴らしい経験になるとは限らないが、継続すべき教育活動だと再確認した。つい最近行ったので更にタイムリーに実感。
気になったので、それぞれの語源について広辞苑で調べてみた。
「軌跡」
①車の轍(わだち)の跡。
②前人の行いの跡。「行動の-」
③〔数〕(locus)幾何学において、ある条件に適合する点がある図形の上にあり、この図形の上の点がすべてそのあたえられた条件を満足する時、この図形をその条件をみたす点の軌跡という。
「奇跡」
(miracle) 常識では考えられない神秘的な出来事。既知の自然法則を超越した不思議な現象で、宗教的真理の徴とみなされるもの。
奇跡はミラクルの日本語訳と思われるが、これを軌跡と同音異義語にした人、天才!!日本中の詩人の心を刺激する最高の言葉ですね。
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