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1型糖尿病とリブレをはじめた理由

フリースタイルリブレ。

2年半ほど前から使用しています。

私の通っている病院では1型の患者さんにだけ

許可が下りているようです。

リブレの存在はそれより前から知っていて、

ずっと担当の先生に掛け合っていました。

リブレやってみたいんですけどって。

でも、個人のクリニックじゃないので、

病院の許可がなんたらかんたら。

使用できるようになるまで1年以上かかった気がします。

そのリブレですが、不具合もかなり多いですが、

それ以上に便利です。もう手放せないくらい。

リブレをやりたかった理由は色々あるのですが、

まずは年を重ねてきて、年々代謝が落ち、

運動不足もあり、血糖が下がりにくくなったこと。

A1cも全然下がりませんでした。

というのも、30代前半で不安発作の症状が悪化し、

その発作が低血糖発作とよく似ていました。

なのでこれは低血糖発作なのか、不安発作なのか。

手先が冷たくなって冷や汗がでる。

どうしようと焦る気持ち。

低血糖だったら困るから糖分摂ろうとします。

でもそれは低血糖発作じゃなく不安発作。

そして不安発作は血糖値が測れるような場所だったり、

雰囲気じゃない時に限って起きるのです。

なので低血糖じゃないときも無駄に糖分補給。

そのせいで血糖が高い状態が多かったのだと思います。

リブレは2週間ごとの取替で、24時間びっちり

血糖の推移を記録してくれます。

素晴らしい機械です。

指先から針でいちいち血を出さなくて済みますし、

私の場合、血糖値の推移よりA1cが高めに出ていたので、

血糖測った時は低くても他はずっと高いのではないかと

疑いをかけられていましたが、

リブレではそれほど高くなく、A1cの予測値は6.3~6.5

なのですが、実際は7.5前後です。

これは私の場合なのか、全体的にそうなのか、

リブレは実測値より低めに出ている感じがあります。

リブレで測って、あ、低血糖だ、と思っても

そうでないことも多いです。

リブレだけをアテにして糖分摂ると大変なので、

そうでもないのにな?と思ったときは

必ず血を出して測ります。

だいたい低血糖ではないことが多いです。

リブレは、

上腕上部の後ろ側にバチっとセンサーを取付けるだけ。

たまに痛かったり失敗したりもしますし、

夏場は長めの半そでじゃないと隠れませんが。

このリブレのおかげで不安発作の

症状も改善し、かなり頼っています。

今はスマホのアプリでも使用できますし、

(私の携帯は未対応)

価格が高いことを除けば100点。

と言いたいところですが、最初に言った通り

センサーの不具合や

電話対応などに良くないところが

多々あるので総合的には70点。

もっともっと改善して良い機械になってほしいです。

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