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有澤一華という人間 (3)




こんなに長い文章を書いたのはいつぶりだろうか。集中力が赤ちゃんなので、ハリーポッターシリーズも落ち着いて全巻読めず、読書とは無縁の生活を送ってきた私だったが、文を書くのは好きだった。
小学校の時、「理想の通学路」という題材で作文を書く機会があり、その作文で校内の賞をとった。自然に溢れた四季折々の葉っぱの絨毯がひかれ、ガラス細工のような美しい筒状の道は悪天候でも安全かつ自動運転。子供や妊婦、ご老人は別のシルバーロードがあり、優雅なクラシックが流れ、目的地まで早めに着く。戦慄の脳内お花畑な内容だったが、読み手の心を掴んだらしい。
箕面のおばあちゃんに賞を自慢した時「あんた喋りと文章のギャップがすごいわ、こんな心掴む文章がかけるの天才やな?(孫バカ)」と言われたのを今でも鮮明に覚えている。

今や口を開けば「え、好き」「え、無理」「え、それな」の三種の神器しか言えないオタクなのだが、
誰かに推しの魅力を伝える、という使命を、限りある命の中果たしていきたいと思っている。

🌈

2021年、6月。
去年まで鬱々と過ごしていた日々が嘘のようだ。去年の今頃といえば、こぶしファクトリーの解散に加え、職場のパワハラ・セクハラ・過重労働という3連コンボをぶちかまされ、ストレスで肌もボロボロになり、まじのまじで人生オワタと思っていた(しかしご飯はめっちゃ食べられた☆)
とはいえ、生粋のシャララ鋼メンタルでなんとか生き延びたのだが、有澤一華ちゃんに出会ってからはメンタルが完全にダイヤモンドになった💎炭素ももう流石にこれ以上は強くなれんて、と降参しているに違いない。

多分、今が最強である 。
どんなことがあっても有澤一華ちゃんに会えるからいっか!最高!となる。推しって本当に尊い存在である。

コロナの影響で、Rainbow大阪公演は中止となってしまい悔しくてたまらなかったが、その分のエネルギーを東京公演にぶつけようとポジティブにとらえた。

2021年6月3日 神企画あらわる

そんな中、突如YouTubeに彗星の如くあらわれた神企画、「ハロプロ研修生ってどんな人やろかぁ」

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衝撃を受けた。

有澤一華ちゃんという人間性をみて、事務所もなかなか面白い企画を用意してくれたものだ、と思わず社長面した。初期の頃こそ 、「面白さの出し惜しみ」をして猫を被っているように見えた彼女だったが、とうとう大阪人としての頭角をあらわしたかという気持ちだった。153.8cmという貴重な情報もここで得た 。

①独特の間のとり方と関西弁
②オタクに寄り添った質問とリアクション
③有澤一華語録

①独特の間のとり方と関西弁

間のとり方がピカイチだった。相手の話を引き出しながらも自分の主張も絶妙なバランスで取り入れる。時折でる関西弁は全く圧がなく、イントネーションにうっかりでちゃった☆程度であり、私とは大違いだと感じたが、いちさく🍨(有澤一華ちゃん、石山咲良ちゃん)回をみて状況は一変した。











気を許した相手にはコテコテだった。










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流石に尊すぎて死んじゃった。


②オタクに寄り添った質問とリアクション

その質問は衝撃的だった。
どうしてそんなに可愛いんですか、というまるで個別の一コマような、オタク特有の途方もない質問を投げかけるのだ。
3つ質問を用意しました✌️と言いながら全く質問になっていない。
リアクション一つ一つも非常に大きく、私自身が推しの尊さにひっくり返ってとっているリアクションそのものであった。
また、メンバーに対しての観察力・洞察力は繊細かつ的確であり、堂々のトップオタに君臨できる逸材である。そうかと思えば、服は試着せず本能で買い、丈が合わず咲良氏にあげるなど、ワイルドな感性も光る。その繊細さと豪快さのギャップは、更に彼女の爆発的な魅力エネルギーを産んでいた。
いずれにせよ、彼女は全オタクの代弁者である。

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笑い方がデュフフ、なのである

③有澤語録
以下 、抜粋したものを掲載する。

・丸顔は遺伝
・国宝級のまつ毛を1本ください。
・陶器のような美しい肌
・ファイルのマトリョーシカ
・流石白が好きなだけありますね(適当)
・ナチュラルボーン面白い
・そのキャラですすめちゃうん?しんどいであと
・153.8cm でーーーーーす(衣装さんに大声でアピール)
・うち足短いから咲良氏にこの服やるわ(道路の真ん中での発言)

2021年6月6日 研修生発表会
〜Rainbow〜

YouTubeの衝撃で放心状態になる間もなく、研修生発表会の日がやってきた。
研修生を全力で推し始めてから7ヶ月。
こんなに短いスパンで彼女達のパフォーマンスを見ることができ、対面で話せずとも距離を近く感じることができる現場の幸せには中毒性があった。

同時に研修生を推す覚悟、というものも少しずつ分かってきた。
米村姫良々さんの
「研修生を応援するのは大変な事だと思うんです。
いつ辞めちゃうかわからないし、どうなるかわからないので…」
という発言は、今でも胸に刺さっている。

確約のない未来を応援するのには確かに覚悟がいる。
これは綺麗事と言われればそれまでだが、私は未来のために応援しているのではなく、未来に向かう今を応援している。
たとえ未来がどんな形であれ、有澤一華ちゃんのパフォーマンスは、彼女自身が生き生きと輝いているばかりではなく、私自身も最高に楽しく生きている実感がわいた。

未来へ向かう今を応援させてくれてありがとう、まじで生きててよかった。魅力をもっと知りたいし伝えたい、明日も頑張り一華ちゃん💪🏻
と思わせてくれる有澤一華ちゃんの存在は、形が変わっても一生自分の中で大事にして行きたい。

流石に真面目に話しすぎたので、今回のグッズと有澤一華画伯の紹介をさせていただこう。

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イチカのチャワン。\Hello!/

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抽象的概念を提示し、結論にこだわる愚かさに
気づかせてくれる🍋

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超ミラクルハイパード級タイプすぎて
流石に無理だった。常に持ち歩いている。
全人類買って。


また、今回は5月の実力診断テストの受賞者のパフォーマンスも組み込まれていた。画面越しであれだけの衝撃と感動を受けた彼女のパフォーマンスを、同じ空間でこの目で見たら一体どうなってしまうんだろうか。

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魂を抜かれた。

この前魂を抜かれたばかりにも関わらず、また抜かれてしまった。今度ばかりは帰りのスタバで何を飲んだのか記憶喪失にならないようにしたいが、輪廻転生を繰り返せば無敵になれるかもしれない。
終始鳥肌が止まらず、口は開いたままだったがマスクのおかげでギリギリ隠せた。
2階席にいた仲良しの研修生オタクから、
「えむさんずっと固まってて、突然我に返ってサイリウム振ってた」と言われた。
見られていた。

事態を飲み込むのにタイムラグがあったが、結論、彼女のパフォーマンスは更にパワーアップしていた。生で聴いた影響もあるのかもしれないが、抑揚のつけ方や声の芯の強さは、さらに磨きがかかっていた。表情の豊かさはもちろんのこと、「Yes....」は憂いと湿度を帯びすぎて、見ては行けないものを見てしまった感さえ感じ、高級シルクのおくるみで包み、保護させていただきたくなった。

こんなに素晴らしいことってある?


繰り返すが、2020年12月に声を震わせて限りあるmomentを歌っていた彼女の姿は微塵も感じられなかった。
この7ヶ月、彼女は必死に努力と練習を重ねてきたのだろう。
走馬灯のように思い出が蘇り、気づいたらまた泣いていた。有澤一華ちゃんに出会ってから、感動で泣いてばかりだ。こぶしファクトリー解散の喪失感に流した涙が、時を経て、こんなに幸せな涙に変わっている。ハロープロジェクトって本当にすごい。

その他のセトリも非常に素晴らしかった。

冒頭のキミの登場は、太陽のような弾ける魅力と元気いっぱいの明るいオーラを研修生全員が放っており、素晴らしい公演の幕開けとなった。
超HAPPYSONGでは、次々とバトンタッチされていくソロ割りに、研修生一人一人の魅力を色濃く感じることができた。
1尺玉 でぶっ放せ!では会場の熱気を最大限に高め、個人的に久しぶりに聴く大好きな楽曲にアドレナリン大放出であった。
そして何よりも 、今夜だけ浮かれたかった(中山、小野田、西﨑、植村、有澤)は最高すぎてテンションが大気圏を突破した。

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本当に中高生なのか?
5人とも、艶やかさと儚さが尋常ではない。はすミルクの成長にも驚きを隠せない。
「どうしたら輝けるの」「泣きたいわ」
の有澤→西﨑の流れが最高だった。




尊すぎてこっちが泣きたいわ!!!!(号泣)


もうこのメンバーでデビューしてくれていい。

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女オタ達と配信鑑賞会
今夜だけ浮かれたかったは暗闇の中ループ再生
し全力でジャンプした。
流石に楽しすぎる。


また、新曲、Upside down girlの披露もあった。EDMの攻めた構成に、人数を生かしたフォーメーションダンスを落とし込み  、舞台映えする素晴らしい楽曲だった。(真顔で後ろに下がっていく有澤一華ちゃんも見どころである)

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前回のコラムではすっかり触れ忘れていたが、キミの登場・アニマルランドとは全く違う魅力に溢れた楽曲で、特に平山遊季さんには、その凛とした佇まいとかっこよさ、パフォーマンスの力強さに目を奪われた。

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ここで、アニマルランドについて触れておこう。

アニマルランドは、初披露が3月YELL公演で行われた。曲の冒頭では、研修生メンバーが各々動物のポーズをとり、僕らはアニマルランドにいる、と歌い上げるのだが、おそらく当時はその世界観が衝撃的すぎたためか、終演後のタイムラインではアニマルランドの話題にほとんど誰も触れていなかった。
個人的には〝後ジワ〟作品とよんでいるのだが、場数を重ねると様々な解釈と適応ができるようになり、非常に中毒性の高い楽曲である。数回きくうちに自分はアニマルランドにいると思えるようになった。後の自分調べで、初恋サイダー、青春の花、スタートラインなどを手がけた宮永治郎さんが編曲を担当していると知り、この中毒性が理解出来たように感じた。
ひなフェスでアニマルランドが披露された際の 周囲の他オタク達の直立不動かつポカーンとした表情が忘れられないのだが、この曲は、一般受けに関しては後ジワを期待したい。
あなたにもきっと、「わい、アニマルランドにおるやん」と思う日が来るはずだ。

セトリ最後の、Hello! まっさらの自分、青空がいつまでも続くような未来であれ!、Rainbow
の明るいポップな楽曲の流れにより、梅雨空は吹き飛ばされ、幸せの虹がかかる晴れやかな気持ちになった。

あ、今自分、めっちゃ幸せだ🌈

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まじな話、ハロプロはセロトニンを増やす。
流石にエビデンスが高すぎて学会発表レベルである。


有澤一華ちゃんが好き 、だけではなく
心からハロプロ研修生が大好きだ。

いつか子供が産まれたら、ハロプロは人生だよと語り継いでいこう。
多幸感に包まれながら、今日も深い眠りについた。


2021年7月7日 Juice=Juice デビュー

かくして、有澤一華ちゃんのデビューが決まった。

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当日1人では見れなかったため、
いつもの女オタ達と合流して見た。


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この時点で一華ちゃんとわかって震えがとまらなかった。
クセが強い。


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ただただ、嬉しくて泣いた。

ここまで有澤一華ちゃんの軌跡と思い出をまとめ、彼女はデビューするにふさわしい存在なのだと純粋に喜びと感動に浸りながら、まだどこかで実感のわかない自分がいた。

なんだか遠くに行ってしまった気がする。

この罪深さには自分でも驚いたが、そんな寂しさすら、一瞬頭をよぎってしまった。しかし、その思いは、juiceメンバーに囲まれた彼女の姿を見て、すぐに消えた。

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彼女が伸び伸びと活躍できることを祈る


きっとこれから、天真爛漫な明るさとストイックな姿勢で、彼女はどんどん成長と進化を遂げていくのだろう。その明るさでみんなを照らし、大舞台で更に高みを目指す姿を、この先もずっと見届けていきたい。

たくさんの希望と生きる活力を与えてくれた彼女に、直接感謝を伝えられる日が来るなんて、夢のようだ 。

画面越しの猛烈な一目惚れから8ヶ月
目まぐるしいスピードで、泣いたり笑ったり、その中で生きる喜びを感じたり、人生で1番濃い時間だったように思う。研修生現場でたくさんの出会いがあり、とても幸せな時間だった 。

有澤一華ちゃんに出会えて本当に良かった。
一華ちゃんならきっと大丈夫。
これからもずっと、よろしくね。











Ichika 

How many times was I saved by your performonce?
I am really happy person to have met you.

From here on. let's make even more memories together!

I'm sure you'll do great. 









一華ちゃんの未来に幸あれ🍹


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to be continued...?
There’s no end to dreams!


6月の名古屋イベントでのエピソードや、彼女の趣味や特技については番外編で触れます(多分)

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